DB-API とは?

Python Database API(DB-API)は、Python アプリケーションが一貫した接続方法でリレーショナルデータベースと やり取りするための標準化されたインターフェースです。 PEP 249 で定義されている DB-API 仕様により、 異なるデータベース管理システム(DBMS)間でも、データベース接続、クエリ、結果の処理を統一された方法で行えます。

Python DB-API の主な特徴

  • 一貫性: 異なるデータベースに対して共通のインターフェースを提供し、バックエンドの切り替えを容易にします。
  • 柔軟性: さまざまなデータベースドライバーをサポートし、PostgreSQL、MySQL、SQL Server、SQLite、Oracle などのデータベースと統合できます。
  • 効率性: データベース接続、カーソル、トランザクションを効率的に管理します。
  • セキュリティ: パラメータ化されたクエリにより、SQL インジェクション攻撃を防ぐ仕組みを備えています。

Python DB-API の主要コンポーネント

1. データベース接続

各データベースの認証情報を使用して接続を確立します。

例: psycopg2 を使用した PostgreSQL データベースへの接続:

import psycopg2 conn = psycopg2.connect(database="testdb", user="user", password="password", host="localhost", port="5432")

2. カーソルとクエリ実行

カーソルオブジェクトを使用して、クエリの実行とデータの取得を行います。

例: テーブルからデータを取得:

cursor = conn.cursor() cursor.execute("SELECT * FROM employees") rows = cursor.fetchall() for row in rows: print(row)

3. セキュリティのためのパラメータ化

文字列の直接連結ではなくプレースホルダーを使用することで、SQL インジェクションを防止します。

例:

cursor.execute("SELECT * FROM users WHERE id = %s", (user_id,))

4. 接続のクローズ

リソースを解放するため、カーソルと接続は必ずクローズしてください:

cursor.close() conn.close()

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