クライアント側からの接続認証(Power BI など)



CData ODBC ドライバーPower BI コネクタを使用してデータソースに接続する場合、通常は ODBC DSN 設定画面で認証を行います。しかし、Power BI やその他のレポーティングツールなど、クライアント側から直接認証したいユーザーもいるでしょう。

この記事では、ODBC DSN 設定に頼らず、クライアントツールからサービスやアプリケーションに直接認証する方法を紹介します。ここでは Power BI で Salesforce 接続設定を構成する手順を具体的に説明しますが、この原則はどのデータソースやツールにも応用できます。

ODBC DSN 設定なしで Power BI から Salesforce へ動的に認証する

以下のセクションでは、Power BI をクライアントツールとして使用し、Salesforce をデータソースとしてアクセスする場合の接続設定の手順を説明します。

資格情報を空にした ODBC DSN のセットアップ

CData ODBC Driver for Salesforce をダウンロードしてインストールします。

DSN 設定画面が開くと、通常はこの画面から Salesforce への認証を行います。しかし、今回はクライアントツール(Power BI)から認証を行いたいので、ここでは最小限の認証設定のみを行い、資格情報は空のままにしておきます。

DSN 設定:

  1. Auth Scheme: Basic
  2. User: (空欄のまま)
  3. Password: (空欄のまま)
  4. Security Token: (空欄のまま)

この段階では Test Connection ボタンをクリックしないでください。代わりに OK をクリックして設定を保存します。

Power BI から Salesforce へ動的に認証して ODBC 経由で接続する

  • Power BI を開き、Get Data セクションに移動します。
  • ODBC を選択し、前のステップで作成した ODBC DSN 名(例:「CData Salesforce Source」)をドロップダウンメニューから選択します。
  • ODBC ドライバーの認証画面が表示されます。左側の「Database」タブを選択します。
  • Salesforce の資格情報を以下のように入力します:
    • Username: Salesforce のユーザー名
    • Password: Salesforce のログインパスワード
    • Credential connection string properties (optional): SecurityToken=[アカウントのセキュリティトークン]
  • Connect をクリックして、Power BI で設定した資格情報を使用して Salesforce に動的に認証し、ODBC 接続を確立します。

接続が完了すると、Power BI 側で認証された Salesforce データをシームレスに取得できるようになります。

Power BI からの資格情報の上書きが可能

ODBC DSN を使用して特定の Salesforce アカウントに接続したことがある場合でも、Power BI クライアント側で別の Salesforce アカウントの資格情報を入力できます。この場合、Power BI で入力した資格情報に基づいて接続が確立されます。

注意:Power BI では OAuth 認証は使用できません

Power BI は OAuth 認証をサポートしていないことに注意してください。ODBC DSN で認証スキームを「Basic」ではなく「OAuth」に設定すると、Power BI で以下のエラーが発生します:

"ODBC: ERROR [08001] The driver requires a user prompt for OAuth authentication, which is not allowed by this application. Please use the DSN manager to authenticate before using the drivers in this application."

クライアント側から ODBC 経由で接続する場合、資格情報を直接入力できます。これは Power BI や SAP Crystal Reports などのツールに当てはまります。Basic 認証では UsernamePassword だけで接続でき、Security Token などの追加プロパティが必要な場合も、クライアント側の資格情報画面で簡単に追加できます。

無料トライアルと詳細情報

CData は 270 以上のデータソースへの ODBC 接続をサポートしています。Basic 認証を使用するデータソースでは、クライアント側からの動的認証が可能です。必要に応じてこの方法をお試しください。

Salesforce やその他の ODBC ドライバーの30 日間無料トライアルをぜひお試しください。評価期間中にご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。CData サポートチームがいつでもお手伝いいたします!