CData Query Federation Driver の設定方法



CData Query Federation Driver を使用すると、複数のドライバーにまたがるデータを単一のデータベース接続としてフェデレーション(統合)し、集約できます。Query Federation Driver と他の CData JDBC Driver または CData ADO.NET Provider を組み合わせることで、すべての SaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースを1つのデータベースのようにアクセスできます。単一のソースからデータをクエリまたは更新でき、複数のソース間でデータを JOIN する複雑なクエリも実行可能です。この記事では、Query Federation Driver を複数のデータソースに接続するための設定方法について説明します。

単一のエンドポイントからすべてのデータを扱うには、Query Federation Driver と、特定のデータソース用の CData ドライバーをインストールします。ここでは Salesforce、MySQL、Excel 用の JDBC ドライバーを例として説明しますが、Federation Driver の設定方法はサポートされている他のデータソースにも同様に適用できます。

他のデータベースドライバーと同様に、Federation Driver は接続文字列プロパティを使用してデータに接続します。Query Federation Driver には、以下の2つの主要な接続プロパティがあります。

  • Database Configuration: Query Federation Driver がデータ接続に使用する CData ドライバーを定義した JSON ドキュメントの場所を指定します。通常は %AppData%/Roaming/CData/Query Federation Data Provider/DatabaseConfiguration.json です。
  • Default Schema: Database Configuration ドキュメントで定義されたデータベーススキーマのうち、デフォルトで使用するスキーマを指定します。

Database Configuration ドキュメントには、Query Federation Driver で利用可能なドライバーの情報を含む JSON オブジェクトが記述されています。各 JSON オブジェクトはデータベースドライバーを表し、その名前が salesforcedbmysqldb などのスキーマ名となります。オブジェクト内のフィールドと値は、Java ベースの Query Federation Driver(JDBC)を使用するか、C# ベースの Query Federation Driver(ADO.NET)を使用するかによって異なります。

JDBC スキーマフィールド

  • driverClass: ドライバーの JDBC クラス名(例: cdata.jdbc.salesforce.SalesforceDriver
  • connectionUri: データに接続するための JDBC URL(例: jdbc:cdata:salesforce:[email protected];Password=password;
  • driverPath: ドライバーファイルが保存されているディスク上のパス(例: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Salesforce\lib\cdata.jdbc.salesforce.jar

DatabaseConfiguration.json ファイルのサンプル(JDBC)

{
  "salesforcedb": {
    "driverClass": "cdata.jdbc.salesforce.SalesforceDriver",
    "connectionUri": "jdbc:cdata:salesforce:[email protected];Password=password;",
    "driverPath": "/PATH/TO/cdata.jdbc.salesforce.jar"
  },
  "exceldb": {
    "driverClass": "cdata.jdbc.excel.ExcelDriver",
    "connectionUri": "jdbc:cdata:excel:Excel File=/PATH/TO/MyExcelFile.xlsx;",
    "driverPath": "/PATH/TO/cdata.jdbc.excel.jar"
  },
  "mysqldb": {
    "driverClass": "cdata.jdbc.mysql.MySQLDriver",
    "connectionUri": "jdbc:mysql:Server=localhost;Database=test;User=root;Password=pwd",
    "driverPath": "/PATH/TO/cdata.jdbc.mysql.jar"
  }
}

ADO.NET スキーマフィールド

  • providerName: プロバイダーの ADO.NET クラス名(例: System.Data.CData.Salesforce
  • connectionString: データに接続するための接続文字列(例: [email protected];Password=password;
  • providerPath: ドライバーファイルが保存されているディスク上のパス(例: C:\Program Files\CData\CData ADO.NET Driver for Salesforce\lib\System.Data.CData.Salesforce.dll

DatabaseConfiguration.json ファイルのサンプル(ADO.NET)

{
  "salesforcedb": {
    "providerName": "System.Data.CData.Salesforce",
    "connectionString": "[email protected];Password=password;",
    "providerPath": "/PATH/TO/System.Data.CData.Salesforce.dll"
  },
  "exceldb": {
    "providerName": "System.Data.CData.Excel",
    "connectionString": "Excel File=/PATH/TO/MyExcelFile.xlsx;",
    "providerPath": "/PATH/TO/System.Data.CData.Excel.dll"
  },
  "mysqldb": {
    "providerName": "System.Data.CData.MySQL",
    "connectionString": "Server=localhost;Database=test;User=root;Password=pwd",
    "providerPath": "/PATH/TO/System.Data.CData.MySQL.dll"
  }
}

Query Federation Driver 接続のサンプル

JDBC 対応のツールまたはアプリケーションから Query Federation Driver に接続するには、Query Federation Driver 用の JDBC URL を作成します。

JDBC URL

jdbc:queryfederation:DatabaseConfiguration=/PATH/TO/DatabaseConfiguration.json;DefaultSchema=salesforcedb

ADO.NET 対応のツールの場合は、Query Federation Driver 用の接続文字列を作成します。

ADO.NET 接続文字列

DatabaseConfiguration=/PATH/TO/DatabaseConfiguration.json;DefaultSchema=salesforcedb

Query Federation Driver を設定すると、複数のソースからのデータを単一のデータベースのように扱い、操作を開始できます。以下は、上記のスキーマ設定ファイルに基づいたデータベース設計を DBVisualizer で表示した例です。

Query Federation Driver のスキーマレイアウト(DBVisualizer での表示)

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