Agno を使って CData Connect AI 経由で Acumatica のデータと対話する
Agno は、ツールを使って推論・計画・アクションを実行する AI エージェントを構築するための、開発者向け Python フレームワークです。 Agno はクリーンでコード駆動型のアーキテクチャを重視しており、エージェントランタイムを開発者が完全に制御できます。
CData Connect AI は、300 以上のエンタープライズデータソースを AI システムと連携させるための、セキュアなクラウド間インターフェースを提供します。 Connect AI を使用すると、リアルタイムの Acumatica のデータ をレプリケーションなしでリモート MCP エンドポイント経由で公開できます。
このガイドでは、Agno Python SDK を使用して本番環境対応の Agno エージェントを構築します。 エージェントは streamable HTTP を使用して MCP 経由で CData Connect AI に接続し、利用可能なツールを動的に検出して、 リアルタイムの Acumatica のデータ にクエリを実行します。
前提条件
- Python 3.9 以上
- CData Connect AI アカウント – こちらからサインアップまたはログイン
- 有効な認証情報を持つ Acumatica アカウント
- LLM API キー(例:OpenAI)
概要
プロセスの概要は以下のとおりです。
- 接続:CData Connect AI で Acumatica 接続を設定します。
- 検出:MCP を使用して CData Connect AI が公開するツールを動的に取得します。
- クエリ:MCP ツールを Agno 関数としてラップし、リアルタイムの Acumatica のデータ にクエリを実行します。
Step 1: CData Connect AI で Acumatica を設定
Agno からリアルタイムの Acumatica のデータ にクエリを実行するには、まず CData Connect AI で Acumatica 接続を作成します。 この接続は CData Remote MCP Server 経由で公開されます。
-
Connect AI にログインし、Sources をクリックしてから
Add Connection をクリックします。
-
Add Connection パネルから「Acumatica」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力します。
Acumatica 接続プロパティの取得・設定方法
Acumatica への接続
Acumatica データソースに接続するには、次の接続プロパティを指定する必要があります。
- URL:(必須)Acumatica ERP インスタンスのベースURL。例:https://domain.acumatica.com/。
- Schema:(オプション)異なるデータを含む2つのスキーマがあります。デフォルトはREST で、Acumatica REST コントラクトベースのAPI を使用し、OData スキーマはAcumatica OData API を使用します。OData スキーマはAcumatica Generic Inquiries へのクエリに使用されます。
- Company:(一部必須)会社名またはテナント名に設定。Schema がOData に設定されている場合は必須です。
- EndpointVersion:(オプション)Web Services エンドポイントのバージョン。例:24.200.001。これはREST スキーマにのみ適用されます。
- EndpointName:(オプション)Web Services エンドポイントの名前。例:Default。これはREST スキーマにのみ適用されます。
Acumatica への認証
Acumatica データソースへの接続に使用できる認証方法は2つあります。Basic およびOAuth です。 Basic 認証では、AuthScheme をBasic に設定し、User とPassword をログイン資格情報に設定します。 OAuth 認証については、ヘルプドキュメントの「接続の確立」セクションにある「OAuth」を参照してください。
Create & Test をクリックします。
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Permissions タブを開き、ユーザーアクセスを設定します。
Personal Access Token の追加
Personal Access Token(PAT)は、Agno から CData Connect AI への MCP リクエストを認証するために使用されます。
- Settings を開き、Access Tokens に移動します。
- Create PAT をクリックします。
-
生成されたトークンを安全に保存します。
Step 2: 依存関係のインストールと環境変数の設定
Agno と MCP アダプターの依存関係をインストールします。LangChain は MCP ツールの互換性のためだけに含まれています。
pip install agno agno-mcp langchain-mcp-adapters
環境変数を設定します。
export CDATA_MCP_URL="https://mcp.cloud.cdata.com/mcp" export CDATA_MCP_AUTH="Base64EncodedCredentials" export OPENAI_API_KEY="your-openai-key"
「Base64EncodedCredentials」は、Connect AI ユーザーのメールアドレスと Personal Access Token をコロン(「:」)で結合し、Base64 エンコードした値です:Base64([email protected]:MY_CONNECT_AI_PAT)
Step 3: MCP 経由で CData Connect AI に接続
streamable HTTP を使用して MCP クライアントを作成します。これにより、CData Connect AI へのセキュアな接続が確立されます。
import os
from langchain_mcp_adapters.client import MultiServerMCPClient
mcp_client = MultiServerMCPClient(
connections={
"default": {
"transport": "streamable_http",
"url": os.environ["CDATA_MCP_URL"],
"headers": {
"Authorization": f"Basic {os.environ['CDATA_MCP_AUTH']}"
}
}
}
)
Step 4: MCP ツールの検出
CData Connect AI は操作を MCP ツールとして公開します。これらは実行時に動的に取得されます。
langchain_tools = await mcp_client.get_tools() for tool in langchain_tools: print(tool.name)
Step 5: MCP ツールを Agno 関数に変換
各 MCP ツールを Agno 関数としてラップし、エージェントで使用できるようにします。
注意:Agno がすべての推論、計画、ツール選択を行います。LangChain は CData Connect AI が公開するツールを利用するための軽量な MCP 互換レイヤーとしてのみ使用されます。
from agno.tools import Function
def make_tool_caller(lc_tool):
async def call_tool(**kwargs):
return await lc_tool.ainvoke(kwargs)
return call_tool
Step 6: Agno エージェントを作成してリアルタイムの Acumatica のデータ にクエリ
Agno がすべての推論、計画、ツール呼び出しを行います。LangChain は MCP 互換性以外の役割を果たしません。
from agno.agent import Agent
from agno.models.openai import OpenAIChat
agent = Agent(
model=OpenAIChat(
id="gpt-4o",
temperature=0.2,
api_key=os.environ["OPENAI_API_KEY"]
),
tools=agno_tools,
markdown=True
)
await agent.aprint_response(
"Show me the top 5 records from the available data source"
)
if __name__ == "__main__":
asyncio.run(main())
以下の結果は、Agno エージェントが CData Connect AI を通じて MCP ツールを呼び出し、リアルタイムの Acumatica のデータ を返す様子を示しています。
これで、Agno エージェントを通じて自然言語でリアルタイムの Acumatica のデータ にクエリを実行できるようになりました。
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