CData Connect AI 経由でPostgreSQL インターフェースからリアルタイムの AlloyDB のデータに接続
インターネット上には数多くのPostgreSQL クライアントがあります。PostgreSQL はデータアクセスのための一般的なインターフェースです。PostgreSQL をCData Connect AI と組み合わせることで、PostgreSQL からリアルタイムのAlloyDB のデータにデータベースのようにアクセスできます。この記事では、Connect AI でAlloyDB のデータに接続し、TDS foreign data wrapper(FDW)を使用してConnect AI とPostgreSQL 間の接続を確立するプロセスを説明します。
CData Connect AI は AlloyDB 専用のSQL Server インターフェースを提供し、ネイティブでサポートされているデータベースにデータをレプリケートすることなく AlloyDB のデータをクエリできます。最適化されたデータ処理を標準で使用し、CData Connect AI はサポートされているすべてのSQL 操作(フィルター、JOIN など)を AlloyDB に直接プッシュし、サーバーサイド処理を活用して必要なAlloyDB のデータを迅速に返します。
Connect AI で AlloyDB に接続
CData Connect AI は、シンプルなポイント&クリック操作でデータソースに接続できるインターフェースを提供しています。
- Connect AI にログインして「Sources」をクリックし、 Add Connection をクリックします
- Add Connection パネルから「AlloyDB」を選択します
-
AlloyDB への接続に必要な認証プロパティを入力します。
AlloyDB 接続プロパティの取得・設定方法
AlloyDB に接続するには、次の接続プロパティが必要です。
- Server:AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
- Port(オプション):AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。このプロパティはデフォルトで5432に設定されます。
- User:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
- Password:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。
- Database(オプション):AlloyDB サーバーに接続する場合のデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。
AlloyDB への認証
標準認証
標準認証(事前に提供されたユーザーとパスワードの組み合わせを使用)は、デフォルトの認証形式です。標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。
pg_hba.conf 認証スキーム
CData 製品がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。
AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。
MD5
pg_hba.conf ファイルのauth-method をmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。
SASL
CData 製品は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。
この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-method をscram-sha-256 に設定します。
Kerberos
Kerberos 認証は、CData 製品が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、CData 製品からKerberos 認証を行う方法については、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。
- Save & Test をクリックします
-
Add AlloyDB Connection ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。
Personal Access Token の追加
REST API、OData API、またはVirtual SQL Server 経由でConnect AI に接続する場合、Personal Access Token(PAT)を使用してConnect AI への接続を認証します。アクセス管理の粒度を維持するために、サービスごとに個別のPAT を作成することをお勧めします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
- Settings ページで「Access Tokens」セクションに移動し、 Create PAT をクリックします。
-
PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。
- Personal Access Token は作成時にのみ表示されるため、必ずコピーして安全な場所に保存してください。
接続の設定とPAT の生成が完了したら、PostgreSQL からAlloyDB のデータに接続する準備が整いました。
TDS Foreign Data Wrapper のビルド
Foreign Data Wrapper は、PostgreSQL を再コンパイルすることなく、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例として tds_fdw 拡張機能を使用します(https://github.com/tds-fdw/tds_fdw)。
- 以下のようにgit リポジトリをクローンしてビルドできます:
sudo apt-get install git git clone https://github.com/tds-fdw/tds_fdw.git cd tds_fdw make USE_PGXS=1 sudo make USE_PGXS=1 install
注意:複数のPostgreSQL バージョンがあり、デフォルト以外のバージョン用にビルドする場合は、まずpg_config のバイナリの場所を見つけてフルパスをメモし、make コマンドでUSE_PGXS=1 の後にPG_CONFIG=を追加します。 - インストールが完了したら、サーバーを起動します:
sudo service postgresql start
- 次に、Postgres データベースに入ります
psql -h localhost -U postgres -d postgres
注意:localhost の代わりにPostgreSQL がホストされているIP を指定することもできます。
PostgreSQL データベースとしてAlloyDB のデータに接続し、データをクエリ!
拡張機能をインストールした後、以下の手順に従ってAlloyDB のデータへのクエリを開始します:
- データベースにログインします。
- データベース用の拡張機能をロードします:
CREATE EXTENSION tds_fdw;
- AlloyDB のデータ 用のサーバーオブジェクトを作成します:
CREATE SERVER "AlloyDB1" FOREIGN DATA WRAPPER tds_fdw OPTIONS (servername'tds.cdata.com', port '14333', database 'AlloyDB1');
- Connect AI アカウントのメールアドレスとPersonal Access Token を使用してユーザーマッピングを設定します:
CREATE USER MAPPING for postgres SERVER "AlloyDB1" OPTIONS (username '[email protected]', password 'your_personal_access_token' );
- ローカルスキーマを作成します:
CREATE SCHEMA "AlloyDB1";
- ローカルデータベースに外部テーブルを作成します:
#table_name 定義を使用: CREATE FOREIGN TABLE "AlloyDB1".Orders ( id varchar, ShipCity varchar) SERVER "AlloyDB1" OPTIONS(table_name 'AlloyDB.Orders', row_estimate_method 'showplan_all'); #またはschema_name とtable_name 定義を使用: CREATE FOREIGN TABLE "AlloyDB1".Orders ( id varchar, ShipCity varchar) SERVER "AlloyDB1" OPTIONS (schema_name 'AlloyDB', table_name 'Orders', row_estimate_method 'showplan_all'); #またはquery 定義を使用: CREATE FOREIGN TABLE "AlloyDB1".Orders ( id varchar, ShipCity varchar) SERVER "AlloyDB1" OPTIONS (query 'SELECT * FROM AlloyDB.Orders', row_estimate_method 'showplan_all'); #またはリモートカラム名を設定: CREATE FOREIGN TABLE "AlloyDB1".Orders ( id varchar, col2 varchar OPTIONS (column_name 'ShipCity')) SERVER "AlloyDB1" OPTIONS (schema_name 'AlloyDB', table_name 'Orders', row_estimate_method 'showplan_all');
- これで、AlloyDB に対して読み取り/書き込みコマンドを実行できます:
SELECT id, ShipCity FROM "AlloyDB1".Orders;
詳細情報と無償トライアル
これで、リアルタイムのAlloyDB のデータからシンプルなクエリを作成できました。AlloyDB(およびその他200以上のデータソース)への接続の詳細については、Connect AI ページをご覧ください。無償トライアルに登録して、今すぐPostgreSQL でリアルタイムのAlloyDB のデータを活用してみてください。