CData ODBC Driver for Amazon S3 のセットアップ
このガイドでは、CData ODBC Driver for Amazon S3 を使い始めるために必要なすべてのステップを解説します。ドライバーのインストールとライセンス認証、初めての接続設定、そしてアプリケーションでAmazon S3 のデータを活用するための次のステップを学ぶことができます。
インストールとライセンス認証
システム要件
- Windows: Windows 10/11 または Windows Server 2016 以降
- Linux: UnixODBC がインストールされた主要なディストリビューション
ドライバーのインストール
Windows でのインストール
- CData アカウントまたは評価版ダウンロードページから ODBC ドライバーのインストーラーをダウンロードします。
- インストーラーを実行し、インストールウィザードの指示に従って進めます。
- セットアッププロセスが自動的に進み、ドライバーがシステムに登録されます。
- インストール中に、ライセンスを有効化するためのライセンスキーの入力を求められます。ライセンスキーは CData 注文チームからメールで届いているはずです。ライセンスキーは次のような形式です:
XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
- 注意:トライアル版をご利用の場合は、Trial Key オプションを選択してください。
- 32 ビット版と 64 ビット版の両方のドライバーが含まれています。異なるアーキテクチャのアプリケーションを使用する場合は、両方をインストールしてください。
Linux でのインストール
- UnixODBC がインストールされていることを確認します: sudo apt-get install unixodbc unixodbc-dev (Debian/Ubuntu) sudo yum install unixODBC unixODBC-devel (RHEL/CentOS)
- ドライバーパッケージを /opt/cdata/ に展開します
- ドライバーは自動的に /etc/odbcinst.ini に登録されます
ライセンスの有効化
ライセンスキーは CData 注文チームからメールで届いているはずです。ライセンスキーは次のような形式です: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
Windows でのライセンス認証
通常、ライセンスはインストール時に有効化されます。ただし、手動で有効化が必要な場合もあります。以下の手順で手動認証を行います:
- スタートメニューから ODBC ドライバーアプリケーションを開きます。
- Help > Licensing に移動します
- 表示されたフィールドにライセンスキーを入力します。
- Activate をクリックします
- 「Licensed」ステータスが表示されれば、認証は完了です。
Linux でのライセンス認証
- ドライバーパッケージを展開したインストールディレクトリに移動します(例:cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-acumatica/bin/)
- 次のコマンドを実行してライセンスファイルを作成します:sudo ./install-license.sh
を実際のライセンスキーに置き換えてください。 - トライアル版を有効化する場合は、
を省略してください。
よくあるライセンスに関する質問
ライセンスを複数のマシンで使用できますか?
はい、サブスクリプションプランによって異なります。詳細については注文確認書を確認するか、担当営業にお問い合わせください。担当者が不明な場合は [email protected] までご連絡ください。
ライセンスキーを紛失しました。再発行できますか?
[email protected] に注文番号を添えてメールをお送りください。ライセンスキーを再送いたします。
ライセンスを別のマシンに移行できますか?
はい、可能です。別のマシンへの移行時には、以下のリンクからライセンス移行リクエストを送信してください:
https://jp.cdata.com/lic/transfer/
ライセンス移行リクエストが送信され正常に処理されると、プロダクトキーにアクティベーションが追加され、別のマシンでフルライセンスを有効化できるようになります。この処理が完了すると、以前のマシンのライセンスは無効になります。
その他のライセンスに関するご質問は [email protected] までお問い合わせください。ライセンスの確認やアップグレードは、セルフサービスポータル portal.cdata.com から行えます。
接続設定
ドライバーのインストールとライセンス認証が完了したら、Amazon S3 への接続を設定しましょう。ODBC ドライバーは DSN(データソース名)を使用して接続プロパティを保存します。
DSN の作成
Windows:ODBC データソースアドミニストレーターを使用
- ODBC データソースアドミニストレーター(64 ビット)を開きます
注意:64 ビットアプリケーションには 64 ビット版、32 ビットアプリケーションには 32 ビット版を使用してください。- Windows のスタートメニューで「ODBC」を検索
- または、コントロールパネル > 管理ツール > ODBC データソースから開きます
- システム DSN または ユーザー DSN タブをクリックします
- システム DSN:マシン上のすべてのユーザーが利用可能(サービス用に推奨)
- ユーザー DSN:現在のユーザーのみ利用可能
- リストから CData ODBC Driver for Amazon S3 を選択するか、追加 をクリックして新しいデータソースを作成します。
- OK または 完了 をクリックして接続設定ダイアログを開きます。
Linux:設定ファイルの編集(odbcinst.ini と odbc.ini)
- odbcinst.ini ファイルに以下のセクションを追加してドライバーを登録します。 [CData ODBC Driver for Amazon S3] Driver=/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-amazons3/lib/libamazons3odbc.x64.so Description=CData ODBC Driver for Amazon S3
- ファイルを保存します。
- odbc.ini ファイルに以下のエントリを追加して DSN を作成します: [CData Amazon S3 Source] Driver=/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-amazons3/lib/libamazons3odbc.x64.so ConnectionProperty1=Value1 ConnectionProperty2=Value2 AccessKey = a123 SecretKey = s123
- ファイルを保存します。
接続プロパティの設定
Amazon S3 リクエストを認可するには、管理者アカウントまたはカスタム権限を持つIAM ユーザーの認証情報を入力します。AccessKey をアクセスキーID に設定します。SecretKey をシークレットアクセスキーに設定します。
Note: AWS アカウント管理者として接続できますが、AWS サービスにアクセスするにはIAM ユーザー認証情報を使用することをお勧めします。
尚、CData 製品はAmazon S3 のファイルの一覧表示やユーザー管理情報の取得用です。S3 に保管されているExcel、CSV、JSON などのファイル内のデータを読み込みたい場合には、Excel Driver、CSV Driver、JSON Driver をご利用ください。
アクセスキーの取得
IAM ユーザーの資格情報を取得するには:
- IAM コンソールにサインインします。
- ナビゲーションペインで「ユーザー」を選択します。
- ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択します。
AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには:
- ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
- アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択します。
- 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成します。
AWS ロールとして認証
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。RoleARN を指定することでAWS ロールを代わりに使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。
(すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、ロールを引き受けるIAM ユーザーのAccessKey とSecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey および SecretKey を指定する場合、ロールは使用できません。
SSO 認証
SSO 認証を必要とするユーザーおよびロールには、RoleARN およびPrincipalArn 接続プロパティを指定してください。各Identity Provider に固有のSSOProperties を指定し、AccessKey とSecretKey を空のままにする必要があります。これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでSSO 認証情報を送信します。
接続のテスト
- 接続プロパティを入力したら、Test Connection をクリックします。
- テストが成功すると、以下が確認できます:
- 認証情報が正しい
- ネットワーク接続が確立されている
- 必要な権限が設定されている
- テストが失敗した場合、エラーメッセージに修正すべき点が表示されます。
- OK をクリックして DSN を保存します。
よくある接続の問題
認証に失敗
解決策:認証情報が最新であることを確認してください。OAuth アプリケーションの場合、アプリケーションのセキュリティ設定で CData を認可する必要があるかもしれません。認可に関するサポートは [email protected] までお問い合わせください。
サーバーに接続できない
解決策:ファイアウォールとプロキシの設定を確認してください。特定のポート要件については [email protected] までお問い合わせください。
テーブルが見つからない
解決策:データベース名とスキーマ名を確認してください。DSN 設定の Data Model タブで利用可能なテーブルを確認できます。
ドライバーが見つからない(Linux)
解決策:ドライバーが odbcinst.ini に正しく登録されていることを確認してください。詳しいサポートは [email protected] までお問い合わせください。
その他の接続に関するトラブルシューティングは、具体的なエラーメッセージを添えて [email protected] までお問い合わせください。
次のステップ
ドライバーのインストール、ライセンス認証、接続設定が完了したので、ODBC ドライバーを活用できるシナリオをご紹介します:
サポート
お困りの際はお気軽にお問い合わせください:
- テクニカルサポート:[email protected]
- コミュニティフォーラム:CData Community Site
- ヘルプドキュメント:ローカルインストール版とオンライン版があります
よくある質問
インストールとライセンス
- ドライバーのインストールに管理者権限は必要ですか?
はい、Windows と Linux のどちらでもシステム全体へのインストールには管理者権限が必要です。 - 32 ビットと 64 ビットのドライバーを同じマシンにインストールできますか?
はい、デフォルトで両方のバージョンがインストールされます。
接続
- システム DSN とユーザー DSN の違いは何ですか?
システム DSN はマシン上のすべてのユーザーが利用でき、サービスで必要です。ユーザー DSN は作成したユーザーのみが利用できます。 - DSN を作成せずに DSN レス接続文字列を使用できますか?
はい。多くのアプリケーションは DSN レス接続文字列をサポートしています。以下の接続文字列の例をご参照ください:Driver={CData ODBC Driver for Amazon S3};RequiredConnectionProperty1=Value1;RequiredConnectionProperty2=Value2; - 複数の Amazon S3 アカウントに接続するにはどうすればよいですか?
アカウントごとに個別の DSN を作成し、それぞれに認証情報を設定してください。 - プロキシサーバー経由で接続できますか?
はい。DSN の接続プロパティでプロキシ設定を行ってください。プロキシ設定の詳細はヘルプドキュメントの Firewall & Proxy セクションをご参照ください。
パフォーマンスとトラブルシューティング
- クエリが遅いのはなぜですか?
以下を確認してください:- 変更頻度の低いデータにはキャッシュを使用します。詳細はヘルプドキュメントの Caching Data セクションをご参照ください。
- フィルタ(WHERE 句)を追加して結果セットのサイズを小さくします。
- クエリ最適化のサポートは [email protected] までお問い合わせください。
- トラブルシューティング用のログを有効にするにはどうすればよいですか?
DSN に以下を追加してください:- Logfile: /path/to/logfile.log
- Verbosity: 3
[email protected] にトラブルシューティングをご依頼の際は、ログファイルを安全にアップロードできるようご準備ください。
- ドライバーにはどのポートへのアクセスが必要ですか?
データソースによって異なります。ほとんどのクラウドアプリケーションは HTTPS(ポート 443)を使用します。具体的なファイアウォール要件については [email protected] までお問い合わせください。 - Linux コンテナや Docker でドライバーを使用できますか?
はい。コンテナイメージにドライバーをインストールし、コンテナの /etc/odbc.ini ファイルで DSN を設定してください。
その他
- サポートされている SQL 操作の完全なリストはどこで確認できますか?
完全な SQL リファレンスについてはヘルプドキュメントの SQL Compliance の章をご参照ください。 - ドライバーの更新頻度は?
CData は年に一度、ドライバーのメジャーバージョンアップデートをリリースしています。最新バージョンについてはアカウントポータルを確認するか、[email protected] までお問い合わせください。 - プログラミング言語ごとのコード例はどこで確認できますか?
言語固有の例(Python、PHP、C# など)についてはヘルプドキュメントの Using ODBC セクションをご確認ください。
この FAQ で解決しないご質問は [email protected] までお問い合わせください。