TIBCO Data Virtualization で Azure Active Directory のデータ にリアルタイムアクセスする方法
TIBCO Data Virtualization(TDV)は、複数の多様なデータソースへのアクセスを一元管理するエンタープライズデータ仮想化ソリューションです。CData TIBCO DV Adapter for Azure Active Directory と組み合わせることで、TIBCO Data Virtualization 内からAzure Active Directory のデータに直接フェデレーテッドアクセスが可能になります。この記事では、アダプターのデプロイと Azure Active Directory に基づく新しいデータソースの作成手順を解説します。
CData TIBCO DV Adapter は、最適化されたデータ処理機能が組み込まれており、Azure Active Directory のデータ とのインタラクションにおいて比類のないパフォーマンスを発揮します。Azure Active Directory に対して複雑な SQL クエリを発行すると、アダプターはフィルタや集計などサポートされている SQL 操作を直接 Azure Active Directory にプッシュします。組み込みの動的メタデータクエリにより、ネイティブのデータ型を使用してAzure Active Directory のデータを操作・分析できます。
Azure Active Directory TIBCO DV Adapter のデプロイ
コンソールで、TDV Server のインストールディレクトリ内の bin フォルダに移動します。現在のバージョンのアダプターがインストールされている場合は、先にアンデプロイする必要があります。
.\server_util.bat -server localhost -user admin -password ******** -undeploy -version 1 -name AzureAD
CData TIBCO DV Adapter をローカルフォルダに解凍し、解凍した場所から JAR ファイル(tdv.azuread.jar)をサーバーにデプロイします。
.\server_util.bat -server localhost -user admin -password ******** -deploy -package /PATH/TO/tdv.azuread.jar
新しい JAR ファイルが正しくロードされるように、サーバーの再起動が必要な場合があります。再起動は、C:\Program Files\TIBCO\TDV Server <version>\bin にある composite.bat スクリプトを実行して行えます。サーバーを再起動した後は、TDV Studio への再認証が必要です。
再起動コマンドの例
.\composite.bat monitor restart
OAuth を使用して Azure Active Directory で認証する
Azure Active Directory は OAuth プロトコルを使用して認証を行いますが、TDV Studio は内部でブラウザベースの認証をサポートしていないため、OAuth トークンを取得するための簡単な Java アプリケーションを作成して実行する必要があります。取得したトークンは、アダプターから直接 Azure Active Directory に接続するために使用されます。
以下のコードサンプルは、Azure Active Directory での認証方法を示しています。tdv.azuread.jar ファイルをクラスパスに含めて Java アプリケーションを実行するだけです。
AzureADOAuth oauth = new AzureADOAuth();
oauth.generateOAuthSettingsFile("InitiateOAuth=GETANDREFRESH;" +
"OAuthClientId=MyApplicationId;OAuthClientSecret=MySecretKey;CallbackURL=http://localhost:33333;" +
"OAuthSettingsLocation=C:\azuread\OAuthSettings.txt;");
アダプターをデプロイして認証が完了したら、TDV Studio で Azure Active Directory 用の新しいデータソースを作成できます。
TDV Studio で Azure Active Directory データソースを作成する
CData TIBCO DV Adapter for Azure Active Directory を使用すると、Azure Active Directory 用のデータソースを簡単に作成し、データソースをイントロスペクトしてリソースを TDV に追加できます。
データソースの作成
- データソースを追加するフォルダを右クリックし、New -> New Data Source を選択します。
- アダプター(例:Azure Active Directory)が表示されるまでスクロールし、Next をクリックします。
- データソースに名前を付けます(例:CData Azure Active Directory Source)。
必要な接続プロパティを入力します。
Azure Active Directory は、Entra ID(Azure AD)、Azure サービスプリンシパル、またはManaged Service Identity(MSI)による認証をサポートします。 認証手順は、ヘルプドキュメントの「Azure Active Directory への認証」セクションを参照してください。
NOTE:DV Adapter の OAuthSettingsLocation プロパティには、OAuth 認証(上記参照)を実行したときと同じ値を設定してください。
- Create & Close をクリックします。
データソースのイントロスペクト
データソースを作成したら、右クリックして Open を選択することでデータソースをイントロスペクトできます。ダッシュボードで Add/Remove Resources をクリックし、データソースの一部として含めるテーブル、ビュー、ストアドプロシージャを選択します。Next をクリックし、Finish をクリックして、選択した Azure Active Directory のテーブル、ビュー、ストアドプロシージャをリソースとして追加します。
データソースを作成してイントロスペクトしたら、他のリレーショナルデータソースと同様に TIBCO Data Virtualization でAzure Active Directory のデータを操作できるようになります。ビューの作成、SQL によるクエリ、データソースの公開など、さまざまな操作が可能です。