WCF アプリケーションで BigQuery のデータ の OData サービスを公開
CData ADO.NET Provider for BigQuery を使用すると、Windows Communication Foundation(WCF)フレームワークを活用してサービス指向アプリケーションを素早く開発し、BigQuery のデータを OData コンシューマーに提供できます。この記事では、接続用の Entity Data Model を作成し、WCF Data Service を構成して OData サービスを公開する方法を解説します。公開したフィードは、Power Pivot や CData ADO.NET Provider for OData を使用するアプリケーションなど、さまざまな OData クライアントから利用できます。
BigQuery データ連携について
CData は、Google BigQuery のライブデータへのアクセスと統合を簡素化します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で活用しています:
- OAuth、OAuth JWT、GCP インスタンスなど、すぐに使える幅広い認証スキームのサポートにより、BigQuery へのアクセスを簡素化します。
- BigQuery と他のアプリケーション間の双方向データアクセスにより、データワークフローを強化します。
- SQL ストアドプロシージャを通じて、ジョブの開始・取得・キャンセル、テーブルの削除、ジョブロードの挿入など、主要な BigQuery アクションを実行できます。
多くの CData のお客様は、Google BigQuery をデータウェアハウスとして使用しており、CData ソリューションを使用して、別々のソースからビジネスデータを BigQuery に移行し、包括的な分析を行っています。また、BigQuery データの分析やレポート作成に当社の接続機能を使用するお客様も多く、両方のソリューションを使用しているお客様も多数います。
CData が Google BigQuery 体験をどのように向上させるかについての詳細は、ブログ記事をご覧ください:https://jp.cdata.com/blog/what-is-bigquery
はじめに
OData サービスの作成
以下の手順で、OData 経由でBigQuery のデータへの接続を提供する WCF サービスアプリケーションを作成します。
- Visual Studio を開き、新しいプロジェクトを作成します。WCF Service Application テンプレートを選択します。
- 自動生成された IService.cs と Service1.svc を削除します。
- Entity Framework 6 をインストールします:
Visual Studio のパッケージマネージャーコンソールを使用して、最新バージョンの Entity Framework をインストールします。以下のコマンドを実行すると、Entity Framework が自動的にダウンロード・インストールされます。
Install-Package EntityFramework
- Entity Framework プロバイダーを登録します:
- App.config または Web.config ファイルの "providers" セクションに、以下のプロバイダーエントリを追加します。Entity Framework のインストールが成功していれば、このセクションはすでに存在しているはずです。
<configuration> ... <entityFramework> <providers> ... <provider invariantName="System.Data.CData.GoogleBigQuery" type="System.Data.CData.GoogleBigQuery.GoogleBigQueryProviderServices, System.Data.CData.GoogleBigQuery.Entities.EF6" /> </providers> </entityFramework> </configuration> - インストールディレクトリの lib/4.0 にある System.Data.CData.GoogleBigQuery.Entities.dll への参照を追加します。
- プロジェクトをビルドして、EF6 のセットアップを完了します。
- App.config または Web.config ファイルの "providers" セクションに、以下のプロバイダーエントリを追加します。Entity Framework のインストールが成功していれば、このセクションはすでに存在しているはずです。
- Project -> Add New Item -> ADO.NET Entity Data Model をクリックします。
- 表示される Entity Data Model ウィザードで、'EF Designer from Database' オプションを選択します。
- Choose Your Connection ダイアログが表示されたら、New Connection をクリックします。
Connection properties ダイアログで、CData BigQuery Data Source を選択し、必要な認証情報を入力します。
一般的な接続文字列は以下のとおりです:
DataSetId=MyDataSetId;ProjectId=MyProjectId;
BigQuery 接続プロパティの取得・設定方法
Google BigQuery はOAuth 認証標準を使用します。個々のユーザーとしてGoogle API にアクセスするには、組み込みクレデンシャルを使うか、OAuth アプリを作成します。
OAuth では、Google Apps ドメインのユーザーとしてサービスアカウントを使ってアクセスすることもできます。サービスカウントでの認証では、OAuth JWT を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。
OAuth 値に加え、DatasetId、ProjectId を設定する必要があります。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

- OData クライアントからアクセスさせたい BigQuery のテーブルとビューを選択します。

- Project -> Add New Item -> WCF Data Service をクリックします。
データソースクラスを指定し、新しい WCF Data Service へのアクセスを構成します。以下の例では、エンティティの Access Rule が All に設定されています。これは、すべてのユーザーがデータの読み取りと変更を行えることを意味します。
using System; using System.Collections.Generic; using System.Data.Services; using System.Data.Services.Common; using System.Linq; using System.ServiceModel.Web; using System.Web; namespace GoogleBigQueryService{ public class GoogleBigQueryDataService : DataService<GoogleBigQueryEntities> { public static void InitializeService(DataServiceConfiguration config) { config.SetEntitySetAccessRule("*", EntitySetRights.All); config.DataServiceBehavior.MaxProtocolVersion = DataServiceProtocolVersion.V3; } } }-
プロジェクトを実行します。これで、OData 対応アプリケーションから Salesforce データにアクセスし、変更を反映できるようになります。ブラウザでフィードにアクセスできます。フィードは次のように表示されます:
Power Pivot から OData サービスを利用する
これで、任意の OData クライアント(例:Excel Power Pivot)からサービスを利用できます。
- Excel を開き、Power Pivot Window ボタンをクリックします。
- 新しいポップアップが表示されます。From Data Feeds オプションを選択します。
- 表示される Table Import Wizard で、OData URL を入力します(例:http://localhost:12449/GoogleBigQueryDataService.svc/)。
- OData サービスへの接続後、ウィンドウ下部の Next ボタンをクリックします。
- ウィザードの次のウィンドウに、利用可能なテーブルの一覧が表示されます。インポートするテーブルを選択し、Finish をクリックします。
- Close をクリックして、Power Pivot にデータをインポートします。