LINQPad でClio のデータを操作する方法

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
LINQPad でClio にLINQ クエリを実行する方法を解説します。

CData ADO.NET Provider for API は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってClio の操作を実現します。この記事では、LINQPad から接続してLINQ クエリを実行する方法を説明します。

必要なもの

本記事の手順を実行してLINQPad からClio に接続するには、以下の3つの製品が必要になります。

  • Clio の環境
  • LINQPad
  • CData ADO.NET Provider for API。右側のサイドバーから30日間無償トライアルがダウンロードできます

データモデルの作成

CData ADO.NET Provider for API およびLINQPad をダウンロード・インストールしたら、Visual Studio で新しいクラスライブラリプロジェクトを作成します。

ADO.NET Provider の利用に必要となるEF 6を設定する方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

  1. プロジェクトを右クリックし、[追加]→[新しい項目]→[ADO.NET Entity Data Model]をクリックします。ダイアログが表示されたら、データベースから[Code First]を選択します。 [New Connection]をクリックして、表示されたウィザードで接続文字列オプションを指定します。

    New Connectionを選択して新しい接続設定を作成
  2. まず、Profile 接続プロパティをディスク上のClio プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\Clio.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティをClio の接続文字列に設定します(以下を参照)。

    Clio API プロファイル設定

    Clio はOAuth ベースの認証を使用します。

    まず、Clio でOAuth アプリケーションを登録します。Developer アカウントにログインし、Add ボタンをクリックして登録できます。ここでアプリケーションの詳細とスコープを入力します。これらの詳細は、Clio ユーザーがアプリケーションの認可を求められたときに表示されます。OAuth アプリケーションにはclient id(キー)とclient secret(シークレット)が割り当てられます。また、ProfileSettings 接続プロパティでRegion を設定します。

    以下の接続プロパティを設定すると、接続できるようになります。

    • AuthScheme:OAuth に設定します。
    • InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用して、OAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
    • OAuthClientId:アプリ設定で指定されたclient_id に設定します。
    • OAuthClientSecret:アプリ設定で指定されたclient_secret に設定します。
    • CallbackURL:アプリ設定で指定されたRedirect URI に設定します。
    • Region:ProfileSettings でClio の地理的リージョンに設定します。デフォルトはapp.clio.com です。

    一般的な接続文字列は次のとおりです。

    Profile=C:\profiles\Clio.apip;ProfileSettings='Region=your_region';Authscheme=OAuth;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;CallbackUrl=your_callback_url;
  3. 希望するテーブルおよびビューを選択して[Finish]をクリックし、データモデルを作成します。

    下部のFinishをクリックしてデータモデルを作成
  4. プロジェクトをビルドします。生成されたファイルを使ってLINQPad でClio 接続を作成できます。

LINQPad でClio のデータに接続

必要な接続プロパティを取得してデータモデルアセンブリを作成したら、以下の手順に従ってLINQPad でデータモデルを使いはじめましょう。

  1. LINQPad を開き[接続の追加]をクリックします。

    接続の追加をクリック
  2. [Use a typed data context from your own assembly]オプションを選択します。

  3. [Entity Framework DbContext]を選択します。

    下部のフィールドから[Entity Framework DbContext]を選択
  4. [Path to Custom Assembly]ボックスの横にある[参照]をクリックして、プロジェクトフォルダを参照します。bin フォルダの下の.dll または.exe を参照します。

  5. DbContext の名前を選択します。
  6. 接続文字列をApp.Config に保存した場合は、App.Config へのパスを指定します。
DbContextの名前とApp.Configへのパスを指定

これでLINQPad 経由でClio にクエリできます。サポートされたLINQ クエリの例は、ヘルプドキュメントの「LINQ およびEntity Framework」を参照してください。

LINQPad からClioに接続

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