Coinbase のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
PowerShell のシンプルなスクリプトで、Coinbase のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

CData Cmdlets for API を使えば、PowerShell からCoinbase のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for API およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でCoinbase への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

まず、Profile 接続プロパティをディスク上のCoinbase プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\Coinbase.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティをCoinbase の接続文字列に設定します(以下を参照)。

Coinbase API プロファイル設定

Coinbase はOAuth ベースの認証を使用します。

まず、Coinbase でOAuth アプリを登録する必要があります。これはアカウントの「Settings」>「API Access」>「New OAuth2 Application」から行えます。

以下の接続プロパティを設定すると、接続できるようになります。

  • AuthScheme:OAuth に設定します。
  • InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用して、OAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
  • OAuthClientId:アプリ設定で指定されたClientID に設定します。
  • OAuthClientSecret:アプリ設定で指定されたClientSecret に設定します。
  • CallbackURL:アプリ設定で指定したRedirect URI に設定します。

Coinbase のデータの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module APICmdlets
  2. Coinbase への接続:

      $api = Connect-API  -Profile $Profile -Authscheme $Authscheme -OAuthClientId $OAuthClientId -OAuthClientSecret $OAuthClientSecret -CallbackUrl $CallbackUrl
      
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

      $data = Select-API -Connection $api -Table "Deposits"
      

    Invoke-API cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

      $data = Invoke-API -Connection $api -Query 'SELECT * FROM Deposits WHERE Committed = @Committed' -Params @{'@Committed'='true'}
      
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
      

Coinbase のデータをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

      $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
      
  3. Coinbase、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Coinbase のリソース(Deposits)と同じテーブル名を持っている必要があります。

      $data | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Deposits" -Columns $columns -Values $values
      }
      

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でCoinbase とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

      Select-API -Connection $api -Table "Deposits" | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Deposits" -Columns $columns -Values $values
      }
      
  • 別のPowerShell モジュールで、Coinbase を別のデータベースに複製する場合、Select-API cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
      

おわりに

これで、Coinbase のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでCoinbase のデータをMySQL から使うことができるようになります。

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