【MCP Server】ChatGPT でDynamics CRM のデータと会話しよう!

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Connect AI のリモートMCP サーバーを活用して、ChatGPTがDynamics CRMに対して安全に質問への回答やアクションを実行できるようにします。

ChatGPTOpenAIが開発したAI アシスタントで、2022年11月にリリースされました。大規模言語モデル(LLM)をベースとして膨大な知識を持っており、業務のリサーチやコーディング、資料作成などに活用している方も多いのではないでしょうか。Plus およびPro 版で利用できるChatGPT の開発者モードで、外部データソースやツールに接続するためのMCP(Model Context Protocol)をサポートしています。

CData Connect AI は、Dynamics CRM のデータに接続するための専用クラウド間インターフェースを提供します。CData Connect AI Remote MCP Server により、Google ADK エージェントと Dynamics CRMの間でセキュアな通信が可能になります。これにより、ネイティブ対応データベースへのデータレプリケーションを必要とせずに、エージェントから Dynamics CRM のデータの読み取りや操作を実行できます。CData Connect AIは最適化されたデータ処理機能を備えており、フィルタや JOIN を含むサポート対象のすべての SQL 操作を効率的に Dynamics CRMへ直接送信します。サーバーサイド処理を活用することで、要求されたDynamics CRM のデータ を迅速に取得できます。

Dynamics CRM データ連携について

CData は、Microsoft Dynamics CRM のライブデータへのアクセスと統合を簡素化します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で活用しています:

  • Dynamics CRM 2011+ サービスおよび Dynamics CRM Online のデータの読み取りと書き込みができます。
  • カスタマイズ可能なキャッシュと、インテリジェントなクエリ集約・分離により、Dynamics CRM のネイティブ機能を拡張できます。
  • Azure Active Directory、Azure マネージド サービス ID 認証情報、クライアントシークレットまたは証明書を使用した Azure サービスプリンシパルなど、さまざまな方法で Dynamics CRM に安全に認証できます。

CData のお客様は、データをデータウェアハウスにレプリケートしたい場合(他のデータソースと併せて)や、Microsoft エコシステム内のお気に入りのデータツール(Power BI、Excel など)または外部ツール(Tableau、Looker など)からライブ Dynamics CRM データを分析したい場合など、さまざまな理由で当社の Dynamics CRM 接続ソリューションを使用しています。


はじめに


ステップ1: ChatGPT 用のDynamics CRM への接続を設定

ChatGPT からCData Connect AI のリモートMCP を介してDynamics CRM に接続していきます。まずはConnect AI でDynamics CRM への接続を設定します。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
  2. 接続を追加パネルから「Dynamics CRM」を選択
  3. Dynamics CRMに接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Dynamics CRM 接続プロパティの取得・設定方法

    Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。

    また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。

  4. 「Save & Test」をクリック

これで、ChatGPT からDynamics CRM に接続する準備が整いました!

ステップ2: ChatGPT をCData Connect AI に接続

それでは、ChatGPT にCData Connect AI コネクタを追加していきましょう。注意点として、以下の操作の実行にはChatGPT のPlus またはPro サブスクリプションが必要になります。

  1. ChatGPTにサインインします。
  2. 「設定」 > 「アプリとコネクター」に移動します。
  3. 「高度な設定」セクションで、「開発者モード」をオンに切り替えます。
  4. 開発者モードが有効になったら、「アプリとコネクター」ページに戻り、「作成する」をクリックします。
  5. コネクタの名前を入力します(例: Connect AI MCP)。
  6. 「MCP Serverの URL」フィールドに以下を入力します。
    https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
  7. 「認証」を「OAuth」に設定します。
  8. 「わたしはこのアプリケーションを信頼します」にチェックを入れ、「作成する」をクリックします
  9. CData Connect AI のOAuth 認証ページにリダイレクトされます。Connect AI の認証情報でサインインします。
  10. 要求された権限を確認し、「認証する」をクリックしてChatGPT にConnect AI リソースへのアクセスを許可します。
  11. 認証が成功すると、ChatGPT にリダイレクトされます。
  12. Connect AI MCP Server が利用可能なコネクタリストに表示され、コネクタの管理やアクション(ツール)の有効化・無効化ができるようになります。

これで設定は完了です!では、実際にDynamics CRM のデータを探索してみましょう。

ステップ3: ChatGPT でDynamics CRM のデータをリアルタイムで探索

設定が完了したので、実際の業務に役立つ質問をいつでも聞くことができます。試してみましょう。

  1. ChatGPT で新しい会話を開始します。
  2. ツールピッカーで「開発者モード」を有効にします。
  3. 「+」ボタンから「Connect AI MCP」を有効にします。
  4. 自然言語のプロンプトでデータの探索を開始できます。ChatGPT はConnect AI MCP を使用してDynamics CRM のデータをリアルタイムにクエリします。例えば以下のようなプロンプトを試してみてください。
    • 「過去30日間のすべての顧客を表示して」
    • 「最もパフォーマンスの高い製品は何ですか?」
    • 「今四半期の売上トレンドを分析して」
    • 「すべてのアクティブなプロジェクトと現在のステータスをリストして」
    その他多くのプロンプトアイデアを、CData のプロンプトライブラリで用意しています。
  5. ChatGPT は自然言語のクエリを自動でSQL に変換し、Connect AI を通じてDynamics CRM データを取得・分析します。

重要:ChatGPTの開発者モードは読み取り/書き込み権限を提供します。Dynamics CRM への書き込み操作を許可する際は注意してください。データの変更を許可する前に必ず内容を確認してください。

注意: 開発者モードはベータ版であり、ChatGPT Plus およびPro 版でのみ利用できます。最新のセットアップ情報については、OpenAIのドキュメントをご参照ください。

CData Connect AI でビジネスシステムのデータ活用を今すぐスタート

いかがでしたか?ChatGPT からDynamics CRM へのデータ接続が10分もかからずに完了したのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、14日間の無償トライアルでAI ツールからビジネスシステムへのリアルタイムデータ接続をぜひお試しください。

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