Embulk を使用して Oracle Eloqua Reporting ののデータをデータベースにロードする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver とオープンソースのETL/ELT ツールであるEmbulk を使ってOracle Eloqua Reporting のデータをデータベースにロードする方法を解説します。

Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for Oracle Eloqua Reporting と組み合わせることで、Oracle Eloqua Reporting から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for Oracle Eloqua Reporting をEmbulk で使用してOracle Eloqua Reporting のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのOracle Eloqua Reporting のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。Oracle Eloqua Reporting に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Oracle Eloqua Reporting にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。

Oracle Eloqua Reporting への JDBC 接続を設定

Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Oracle Eloqua Reporting\lib)を確認しておきます。

Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、Oracle Eloqua Reporting に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、Oracle Eloqua Reporting への認証用のJDBC URL を作成します。

Oracle Eloqua Reporting では、以下の認証方法に対応しています。

  • Basic 認証(ユーザーとパスワード)
  • OAuth 2.0 コードグラントフロー
  • OAuth 2.0 パスワードグラントフロー

Basic 認証(ユーザーとパスワード)

ユーザーとパスワードで認証するには、以下のプロパティを設定します。

  • AuthScheme: Basic を指定します。
  • Company: Oracle Eloqua Reporting アカウントに関連付けられた会社名を指定します。
  • User: ログインアカウント名を指定します。
  • Password: ログインパスワードを指定します。

OAuth 認証(コードグラントフロー)

OAuth コードグラントフローで認証するには、AuthScheme を OAuth に設定し、カスタム OAuth アプリケーションを作成します。カスタム OAuth アプリケーションの作成方法については、ヘルプドキュメントをご参照ください。

続いて、以下のプロパティを設定します。

  • InitiateOAuth: GETANDREFRESH を指定します。OAuthAccessToken の自動取得と更新に使用します。
  • OAuthClientId: アプリケーション登録時に割り当てられたクライアント ID を指定します。
  • OAuthClientSecret: アプリケーション登録時に割り当てられたクライアントシークレットを指定します。
  • CallbackURL: アプリケーション登録時に定義したリダイレクト URI を指定します。

接続すると、デフォルトブラウザで Oracle Eloqua Reporting の OAuth エンドポイントが開きます。ログインしてアプリケーションに権限を付与してください。アクセストークンの有効期限が切れると、ドライバーが自動的に更新します。

OAuth 認証(パスワードグラントフロー)

OAuth パスワードグラントフローでは、OAuth アプリケーションの資格情報とユーザー資格情報を組み合わせて認証できます。ブラウザでの手動による権限付与は必要ありません。この認証方法を使用するには、OAuth アプリを作成する必要があります(ヘルプドキュメントを参照)。

以下のプロパティを設定します。

  • AuthScheme: OAuthPassword を指定します。
  • Company: 会社の一意の識別子を指定します。
  • User: ログインアカウント名を指定します。
  • Password: ログインパスワードを指定します。
  • OAuthClientId: カスタム OAuth アプリケーション登録時に割り当てられたクライアント ID を指定します。
  • OAuthClientSecret: カスタム OAuth アプリケーション登録時に割り当てられたクライアントシークレットを指定します。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の作成には、Oracle Eloqua Reporting JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.oracleeloquareporting.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、Oracle Eloqua Reporting への一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:oracleeloquareporting:AuthScheme=Basic;User=user;Password=password;Company=MyCompany;

Embulk で Oracle Eloqua Reporting ののデータをロード

CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。

Embulk の入力・出力プラグインをインストール

  1. Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  2. embulk gem install embulk-input-jdbc
    
  3. この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql
    embulk gem install embulk-output-mysql
    

入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してOracle Eloqua Reporting のデータをMySQL にロードする準備が整いました。

Oracle Eloqua Reporting ののデータをロードするジョブを作成

まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はoracleeloquareporting-mysql.yml のようにします。

  1. 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for Oracle Eloqua Reporting、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.oracleeloquareporting.OracleEloquaReportingDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
  2. 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。

設定ファイルのサンプル(oracleeloquareporting-mysql.yml)

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.oracleeloquareporting.jar
	driver_class: cdata.jdbc.oracleeloquareporting.OracleEloquaReportingDriver
	url: jdbc:oracleeloquareporting:AuthScheme=Basic;User=user;Password=password;Company=MyCompany;
	table: ""
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: ""
	mode: insert

ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。

embulk run oracleeloquareporting-mysql.yml

Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにOracle Eloqua Reporting のデータが格納されます。

フィルタリングした Oracle Eloqua Reporting ののデータをロード

テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.oracleeloquareporting.jar
	driver_class: cdata.jdbc.oracleeloquareporting.OracleEloquaReportingDriver
	url: jdbc:oracleeloquareporting:AuthScheme=Basic;User=user;Password=password;Company=MyCompany;
	query: "SELECT ,  FROM  WHERE [RecordId] = 1"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: ""
	mode: insert

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