ODBC を介してNode.js からMicrosoft Exchange のデータをクエリ
Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for Exchange を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、リアルタイムMicrosoft Exchange のデータにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、リアルタイムMicrosoft Exchange のデータへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。
ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のリアルタイムMicrosoft Exchange のデータとやりとりできます。Node.js からMicrosoft Exchange に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をMicrosoft Exchange に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Microsoft Exchange をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにMicrosoft Exchange のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMicrosoft Exchange の接続を設定、2.Node.js 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとMicrosoft Exchange への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからExchange ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
Microsoft Exchange への接続
Exchange への接続には2つのスキーマがあります。
- Microsoft Graph
- Exchange Web Services(EWS)(非推奨)
Note:Microsoft は、Exchange Online ユーザーに対してMicrosoft Graph への切り替えを推奨しています。
Microsoft Graph とEWS を切り替えるには、Schema をMSGraph またはEWS(非推奨)に設定します。
Microsoft Exchange OnPremises への認証
Microsoft Exchange OnPremises は、Basic(デフォルト)、Digest、Negotiate、NTLM 認証をサポートします。
Basic(デフォルト)
Microsoft Exchange OnPremises では、Basic がデフォルトの認証として設定されます。 Basic 認証を使用するには、以下のプロパティを設定します。- AuthScheme:Basic。
- User:ユーザーのログインID。
- Password:ユーザーのログインパスワード。
他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
Microsoft Exchange Online への認証
Microsoft Exchange Online は、複数のOAuth ベースの認証をサポートしています。 Microsoft Graph を介してExchange Online に接続する場合は、Schema をMSGraph に設定します。認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
node-odbc を構築する
CData ODBC Driver を介してMicrosoft Exchange に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。
必要なツールをインストールする
以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)
npm i -g windows-build-tools npm i -g node-gyp
node-odbc を構築する
必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。
mkdir nodeodbc cd nodeodbc npm i -g node
Node.js からMicrosoft Exchange をクエリ
ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからリアルタイムMicrosoft Exchange のデータをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してContacts テーブルをクエリします。
myscript.js
const odbc = require('odbc');
async function queryExchange() {
const connection = await odbc.connect(`DSN=CData Exchange Source`);
const data = await connection.query('SELECT GivenName, Size FROM Contacts');
console.log(data);
}
queryExchange();
アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。
node myscript.js
おわりに
CData ODBC Driver for Exchange の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でリアルタイムMicrosoft Exchange のデータを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。