Microsoft Exchange のデータをApache Kafka トピックにストリーミング

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData JDBC Driver とKafka Connect JDBC コネクタを使用して、Apache Kafka でMicrosoft Exchange のデータにアクセスし、ストリーミングできます。

Apache Kafka は、主にリアルタイムデータパイプラインやイベント駆動型アプリケーションの構築に使用されるオープンソースのストリーム処理プラットフォームです。CData JDBC Driver for Exchangeと組み合わせることで、Kafka はライブのMicrosoft Exchange のデータを扱うことができます。この記事では、Microsoft Exchange データをApache Kafka トピックに接続、アクセス、ストリーミングする方法と、Confluent Control Center を起動してConfluent プラットフォームのKafka インフラストラクチャを使用して受信したMicrosoft Exchange のデータをユーザーが安全に管理および監視できるようにする方法について説明します。

CData JDBC Driver は最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、ライブのMicrosoft Exchange のデータとのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを提供します。Microsoft Exchange に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Microsoft Exchange にプッシュし、サポートされていない操作(多くの場合SQL 関数やJOIN 操作)については組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリにより、ネイティブのデータ型を使用してMicrosoft Exchange のデータを操作および分析できます。

前提条件

Apache Kafka トピックでMicrosoft Exchange のデータをストリーミングするためにCData JDBC Driver を接続する前に、クライアントのLinux ベースのシステムに以下をインストールおよび設定してください。

  1. Confluent Platform for Apache Kafka
  2. Confluent Hub CLI のインストール
  3. Confluent Platform 用のSelf-Managed Kafka JDBC Source Connector

Microsoft Exchange のデータへの新しいJDBC 接続を定義

  1. Linux ベースのシステムにCData JDBC Driver for Exchangeをダウンロードします。
  2. 以下の手順に従って新しいディレクトリを作成し、すべてのドライバーの内容を展開します:
    1. Microsoft Exchange という名前の新しいディレクトリを作成します。
      		mkdir Exchange
      		
    2. ダウンロードしたドライバーファイル(.zip)をこの新しいディレクトリに移動します。
      		mv ExchangeJDBCDriver.zip Exchange/
      		
    3. CData ExchangeJDBCDriver の内容をこの新しいディレクトリに解凍します。
      		unzip ExchangeJDBCDriver.zip
      		
  3. Microsoft Exchange ディレクトリを開き、lib フォルダに移動します。
    ls
    cd lib/
    
  4. CData JDBC Driver for Exchangelib フォルダの内容をKafka Connect JDBClib フォルダにコピーします。Kafka Connect JDBC フォルダの内容を確認し、cdata.jdbc.exchange.jar ファイルがlib フォルダに正常にコピーされたことを確認します。
    cp -r /path/to/CData JDBC Driver for Exchange/lib/* /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/
    cd /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/
    
  5. 以下のコマンドを使用して、CData Microsoft Exchange JDBC ドライバーのライセンスをインストールします。名前とメールアドレスを入力してください。
    	java -jar cdata.jdbc.exchange.jar -l
    	
  6. プロダクトキーまたは"TRIAL" を入力します(ライセンスの有効期限が切れた場合は、CData サポートチームまでお問い合わせください)。
  7. 以下のコマンドを使用してConfluent ローカルサービスを起動します:
    	confluent local services start
    	

    これにより、Zookeeper、Kafka、Schema Registry、Kafka REST、Kafka CONNECT、ksqlDB、Control Center などのすべてのConfluent サービスが起動します。これで、CData JDBC Driver for Microsoft Exchange を使用してKafka Connect Driver 経由でksqlDB のKafka トピックにメッセージをストリーミングする準備が整いました。

    Confluent ローカルサービスを起動
  8. POST HTTP API リクエストを使用してKafka トピックを手動で作成します:
     curl --location 'server_address:8083/connectors'
    	--header 'Content-Type: application/json'
    	--data '{
    		"name": "jdbc_source_cdata_exchange_01",
    		"config": {
    			"connector.class": "io.confluent.connect.jdbc.JdbcSourceConnector",
    			"connection.url": "jdbc:exchange:User='[email protected]';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';",
    		"topic.prefix": "exchange-01-",
    		"mode": "bulk"
    		}
    	}'
    

    HTTP POST 本文(上記)で使用されるフィールドについて説明します:

    • connector.class: 使用するKafka Connect コネクタのJava クラスを指定します。
    • connection.url: Microsoft Exchange データに接続するためのJDBC 接続URL です。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成については、CData JDBC Driver for Exchangeに組み込まれた接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

      		java -jar cdata.jdbc.exchange.jar
      		

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      Microsoft Exchange への接続

      Exchange への接続には2つのスキーマがあります。

      • Microsoft Graph
      • Exchange Web Services(EWS)(非推奨)
        Note:Microsoft は、Exchange Online ユーザーに対してMicrosoft Graph への切り替えを推奨しています。

      Microsoft Graph とEWS を切り替えるには、SchemaMSGraph またはEWS(非推奨)に設定します。

      Microsoft Exchange OnPremises への認証

      Microsoft Exchange OnPremises は、Basic(デフォルト)、Digest、Negotiate、NTLM 認証をサポートします。

      Basic(デフォルト)

      Microsoft Exchange OnPremises では、Basic がデフォルトの認証として設定されます。 Basic 認証を使用するには、以下のプロパティを設定します。
      • AuthSchemeBasic
      • User:ユーザーのログインID。
      • Password:ユーザーのログインパスワード。

      他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

      Microsoft Exchange Online への認証

      Microsoft Exchange Online は、複数のOAuth ベースの認証をサポートしています。 Microsoft Graph を介してExchange Online に接続する場合は、SchemaMSGraph に設定します。

      認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナーを使用してJDBC URL を生成(Salesforce の例)
    • topic.prefix: コネクタによって作成されるKafka トピックに追加されるプレフィックスです。「exchange-01-」に設定されています。
    • mode: コネクタの動作モードを指定します。ここでは「bulk」に設定されており、コネクタがバルクデータ転送を実行するように設定されていることを示しています。

    このリクエストにより、Microsoft Exchange のすべてのテーブル/コンテンツがKafka トピックとして追加されます。

    注意: リクエストをPOST するIP アドレス(サーバー)は、Linux ネットワークのIP アドレスです。

  9. ksqlDB を実行し、トピックを一覧表示します。以下のコマンドを使用します:
    ksql
    list topics;
    
    Kafka トピックを一覧表示(BigCommerce の例)
  10. トピック内のデータを表示するには、以下のSQL ステートメントを入力します:
    PRINT topic FROM BEGINNING;
    

Confluent Control Center への接続

Confluent Control Center のユーザーインターフェースにアクセスするには、上記のセクションで説明した"confluent local services" を実行し、ローカルブラウザでhttp://<server address>:9021/clusters/ と入力してください。

Confluent Control Center に接続

おわりに

CData JDBC Driver for Exchangeの30日間無償トライアルをダウンロードして、Microsoft Exchange データをApache Kafka にストリーミングしましょう。ご不明な点があれば、サポートチームまでお問い合わせください。

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