SAP のデータでGoogle Sheets を拡張

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
Google Apps Script からAPI Server に呼び出しを発行。



マクロ、カスタム関数、アドオンを使用してGoogle スプレッドシートからSAP のデータとやり取りします。CData API Server は、ADO.NET Provider for SAPERP(またはその他の250+ ADO.NET Providers)と組み合わせることで、Google Sheets のようなクラウドベースのモバイルアプリケーションからSAP のデータに接続できるようになります。API Server は、SAP およびCData ADO.NET Providers にサポートされるすべてのソースのOData サービスを生成する軽量のWeb アプリケーションです。

Google Apps Script(GAS)は、これらのOData サービスをJSON 形式で利用できます。この記事では、Google スプレッドシートにMARA データを取り込みシンプルなアドオンを作成する方法を説明します。

SAP データ連携について

CData は、SAP のライブデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:

  • SAP R/3、SAP NetWeaver、SAP ERP / ECC 6.0、RFC によって公開されている SAP S/4 HANA オンプレミスデータを含む、すべてのエディションの SAP にアクセスできます。
  • SQL ストアドプロシージャを通じて、IDoc または IDoc XML ファイルのサーバーへの送信、関数やクエリ用のスキーマの作成などのアクションを実行できます。
  • お客様の SAP インスタンスがホストされている場所に応じて、最適に接続できます。
    • SAP S/4HANA クラウドパブリックエディションをご利用のお客様は、SAP NetWeaver Gateway 接続を使用します
    • SAP S/4HANA プライベートエディションをご利用のお客様は、SAP ERP または SAP NetWeaver Gateway 接続のいずれかを使用します。

多くのユーザーは、SAP データをデータベースやデータウェアハウスにレプリケートするために当社のツールを活用していますが、Tableau、Power BI、Excel などの分析ツールとライブ SAP データを統合しているお客様も多数います。


はじめに


API Server の設定

以下のリンクからAPI Server の無償トライアルをスタートしたら、セキュアなSAP OData サービスを作成していきましょう。

SAP への接続

GAS からSAP のデータを操作するには、まずSAP への接続を作成・設定します。

  1. API Server にログインして、「Connections」をクリック、さらに「接続を追加」をクリックします。 接続を追加
  2. 「接続を追加」をクリックして、データソースがAPI Server に事前にインストールされている場合は、一覧から「SAP」を選択します。
  3. 事前にインストールされていない場合は、コネクタを追加していきます。コネクタ追加の手順は以下の記事にまとめてありますので、ご確認ください。
    CData コネクタの追加方法はこちら >>
  4. それでは、SAP への接続設定を行っていきましょう! 接続設定
  5. SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。

    SOAP を使う場合、Client、RFCUrl、SystemNumber、User、Password のプロパティを設定します。

    それ以外の方法の場合、Host、User、Password、Client、SystemNumber を指定します。

    Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。

    詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。

  6. 接続情報の入力が完了したら、「保存およびテスト」をクリックします。

Java 版では、SAP system にJCo JAR ファイルで接続します。Jco JAR ファイルの使い方は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

Windows 版では、SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。

Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。

すべてのSync はSAP にSOAP Web Service 経由での接続をサポートしています。SOAP アクセスには、Client、RFCUrl、User、Password の接続プロパティを入力します。ConnectionType はSOAP に設定します。

詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。

API Server のユーザー設定

次に、API Server 経由でSAP にアクセスするユーザーを作成します。「Users」ページでユーザーを追加・設定できます。やってみましょう。

  1. 「Users」ページで ユーザーを追加をクリックすると、「ユーザーを追加」ポップアップが開きます。
  2. 次に、「ロール」、「ユーザー名」、「権限」プロパティを設定し、「ユーザーを追加」をクリックします。
  3. その後、ユーザーの認証トークンが生成されます。各ユーザーの認証トークンとその他の情報は「Users」ページで確認できます。

SAP 用のAPI エンドポイントの作成

ユーザーを作成したら、SAP のデータ用のAPI エンドポイントを作成していきます。

  1. まず、「API」ページに移動し、 「 テーブルを追加」をクリックします。
  2. アクセスしたい接続を選択し、次へをクリックします。
  3. 接続を選択した状態で、各テーブルを選択して確認をクリックすることでエンドポイントを作成します。

OData のエンドポイントを取得

以上でSAP への接続を設定してユーザーを作成し、API Server でSAP データのAPI を追加しました。これで、OData 形式のSAP データをREST API で利用できます。API Server の「API」ページから、API のエンドポイントを表示およびコピーできます。

SAP のデータを取得する

「Tools」->「Script Editor」とクリックして、スプレッドシートからScript Editor を開きます。Script Editor で次の機能を追加し、スプレッドシートにOData クエリの結果を入力します。


function retrieve(){
  var url = "https://MyUrl/api.rsc/MARA?select=MANDT,MANDT,MBRSH,ERNAM";
  var response = UrlFetchApp.fetch(url,{
    headers: {"Authorization":"Basic " + Utilities.base64Encode("MyUser:MyAuthtoken")}
  });
  var json = response.getContentText();
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var a1 = sheet.getRange('a1');
  var index=1;
  var mara = JSON.parse(json).value;

  var cols = [["MANDT","MANDT","MBRSH","ERNAM"]];
  sheet.getRange(1,1,1,4).setValues(cols);

  row=2;
  for(var i in mara){
    for (var j in mara[i]) {
      switch (j) {
        case "MANDT":
          a1.offset(row,0).setValue(account[i][j]);
          break;
        case "MANDT":
          a1.offset(row,1).setValue(account[i][j]);
          break;
        case "MBRSH":
          a1.offset(row,2).setValue(account[i][j]);
          break;
        case "ERNAM":
          a1.offset(row,3).setValue(account[i][j]);
          break;
      }
    }
    row++;
  }
}

次のステップに従って、開いたタイミングでスプレッドシートに入力するインストール可能なトリガーを追加します。

  1. 「Resources」->「Current Project's Triggers」->「Add a New Trigger」とクリックします。
  2. 「Run」メニューで「retrieve」を選択します。
  3. 「From Spreadsheet」を選択します。
  4. 「On open」を選択します。

ダイアログを閉じると、アプリケーションへのアクセスを許可するように要求されます。

「Publish」->「Test as Add-On」とクリックすることで、スクリプトを確認できます。バージョン、インストールタイプ、およびスプレッドシートを選択し、テストの構成を作成します。作成したら、選択して実行できます。

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