【MCP Server】ChatGPT でSAP Ariba Source のデータと会話しよう!
ChatGPT はOpenAIが開発したAI アシスタントで、2022年11月にリリースされました。大規模言語モデル(LLM)をベースとして膨大な知識を持っており、業務のリサーチやコーディング、資料作成などに活用している方も多いのではないでしょうか。Plus およびPro 版で利用できるChatGPT の開発者モードで、外部データソースやツールに接続するためのMCP(Model Context Protocol)をサポートしています。
CData Connect AI は、SAP Ariba Source のデータに接続するための専用クラウド間インターフェースを提供します。CData Connect AI Remote MCP Server により、Google ADK エージェントと SAP Ariba Sourceの間でセキュアな通信が可能になります。これにより、ネイティブ対応データベースへのデータレプリケーションを必要とせずに、エージェントから SAP Ariba Source のデータの読み取りや操作を実行できます。CData Connect AIは最適化されたデータ処理機能を備えており、フィルタや JOIN を含むサポート対象のすべての SQL 操作を効率的に SAP Ariba Sourceへ直接送信します。サーバーサイド処理を活用することで、要求されたSAP Ariba Source のデータ を迅速に取得できます。
ステップ1: ChatGPT 用のSAP Ariba Source への接続を設定
ChatGPT からCData Connect AI のリモートMCP を介してSAP Ariba Source に接続していきます。まずはConnect AI でSAP Ariba Source への接続を設定します。
- Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
- 接続を追加パネルから「SAP Ariba Source」を選択
- SAP Ariba Sourceに接続するために必要な認証プロパティを入力します。
それでは、SAP Ariba Source に接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。
- API:CData 製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定してください。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)
- DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター
- Realm:アクセスしたいサイト名
- Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかを指定してください。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)
Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下のプロパティも設定してください。
- User:API 呼び出しを行うユーザーのId
- PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード
Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定してください。
OAuth 認証
続いて、接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。
- AuthScheme をOAuthClient に設定します
- サービスにアプリケーションを登録し、APIKey、OAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります
OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントをご確認ください。
OAuth の自動リフレッシュ
以下のプロパティを設定して、接続してみましょう。
- APIKey:アプリケーション設定のApplication key
- OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret
接続すると、CData 製品が自動でOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- CData 製品がアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます
- 「Save & Test」をクリック
これで、ChatGPT からSAP Ariba Source に接続する準備が整いました!
ステップ2: ChatGPT をCData Connect AI に接続
それでは、ChatGPT にCData Connect AI コネクタを追加していきましょう。注意点として、以下の操作の実行にはChatGPT のPlus またはPro サブスクリプションが必要になります。
- ChatGPTにサインインします。
- 「設定」 > 「アプリとコネクター」に移動します。
- 「高度な設定」セクションで、「開発者モード」をオンに切り替えます。
- 開発者モードが有効になったら、「アプリとコネクター」ページに戻り、「作成する」をクリックします。
- コネクタの名前を入力します(例: Connect AI MCP)。
- 「MCP Serverの URL」フィールドに以下を入力します。
https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
- 「認証」を「OAuth」に設定します。
- 「わたしはこのアプリケーションを信頼します」にチェックを入れ、「作成する」をクリックします
- CData Connect AI のOAuth 認証ページにリダイレクトされます。Connect AI の認証情報でサインインします。
- 要求された権限を確認し、「認証する」をクリックしてChatGPT にConnect AI リソースへのアクセスを許可します。
- 認証が成功すると、ChatGPT にリダイレクトされます。
- Connect AI MCP Server が利用可能なコネクタリストに表示され、コネクタの管理やアクション(ツール)の有効化・無効化ができるようになります。
これで設定は完了です!では、実際にSAP Ariba Source のデータを探索してみましょう。
ステップ3: ChatGPT でSAP Ariba Source のデータをリアルタイムで探索
設定が完了したので、実際の業務に役立つ質問をいつでも聞くことができます。試してみましょう。
- ChatGPT で新しい会話を開始します。
- ツールピッカーで「開発者モード」を有効にします。
- 「+」ボタンから「Connect AI MCP」を有効にします。
- 自然言語のプロンプトでデータの探索を開始できます。ChatGPT はConnect AI MCP を使用してSAP Ariba Source のデータをリアルタイムにクエリします。例えば以下のようなプロンプトを試してみてください。
- 「過去30日間のすべての顧客を表示して」
- 「最もパフォーマンスの高い製品は何ですか?」
- 「今四半期の売上トレンドを分析して」
- 「すべてのアクティブなプロジェクトと現在のステータスをリストして」
- ChatGPT は自然言語のクエリを自動でSQL に変換し、Connect AI を通じてSAP Ariba Source データを取得・分析します。
重要:ChatGPTの開発者モードは読み取り/書き込み権限を提供します。SAP Ariba Source への書き込み操作を許可する際は注意してください。データの変更を許可する前に必ず内容を確認してください。
注意: 開発者モードはベータ版であり、ChatGPT Plus およびPro 版でのみ利用できます。最新のセットアップ情報については、OpenAIのドキュメントをご参照ください。
CData Connect AI でビジネスシステムのデータ活用を今すぐスタート
いかがでしたか?ChatGPT からSAP Ariba Source へのデータ接続が10分もかからずに完了したのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、14日間の無償トライアルでAI ツールからビジネスシステムへのリアルタイムデータ接続をぜひお試しください。