Databricks(AWS)でSAP Ariba Source のデータを処理・分析
Databricks は、Apache Spark を通じたデータ処理機能を提供するクラウドベースのサービスです。CData JDBC Driver と組み合わせることで、Databricks を使用してリアルタイムSAP Ariba Source のデータに対してデータエンジニアリングとデータサイエンスを実行できます。この記事では、AWS でCData JDBC Driver をホストし、Databricks でリアルタイムSAP Ariba Source のデータに接続して処理する方法を説明します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムSAP Ariba Source のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。SAP Ariba Source に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSAP Ariba Source に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数やJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってSAP Ariba Source のデータを操作・分析できます。
CData JDBC Driver をDatabricks にインストール
Databricks でリアルタイムSAP Ariba Source のデータを操作するには、Databricks クラスターにドライバーをインストールします。
- Databricks の管理画面に移動し、対象のクラスターを選択します。
- Libraries タブで「Install New」をクリックします。
- Library Source として「Upload」を選択し、Library Type として「Jar」を選択します。
- インストール場所(通常はC:\Program Files\CData[product_name]\lib)からJDBC JAR ファイル(cdata.jdbc.saparibasource.jar)をアップロードします。
ノートブックでSAP Ariba Source のデータにアクセス:Python
JAR ファイルをインストールしたら、Databricks でリアルタイムSAP Ariba Source のデータを操作する準備が整いました。ワークスペースに新しいノートブックを作成します。ノートブックに名前を付け、言語としてPython を選択し(Scala も利用可能)、JDBC ドライバーをインストールしたクラスターを選択します。ノートブックが起動したら、接続を設定し、SAP Ariba Source をクエリして、基本的なレポートを作成できます。
SAP Ariba Source への接続を設定
JDBC Driver クラスを参照し、JDBC URL で使用する接続文字列を構築してSAP Ariba Source に接続します。また、JDBC URL でRTK プロパティを設定する必要があります(Beta ドライバーを使用している場合を除く)。このプロパティの設定方法については、インストールに含まれるライセンスファイルを参照してください。
ステップ1:接続情報
driver = "cdata.jdbc.saparibasource.SAPAribaSourceDriver" url = "jdbc:saparibasource:RTK=5246...;API=SupplierDataAPIWithPagination-V4;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;Environment=SANDBOX;Realm=testRealm;AuthScheme=OAuthClient;"
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成をサポートするために、SAP Ariba Source JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.saparibasource.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
それでは、SAP Ariba Source に接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。
- API:CData 製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定してください。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)
- DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター
- Realm:アクセスしたいサイト名
- Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかを指定してください。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)
Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下のプロパティも設定してください。
- User:API 呼び出しを行うユーザーのId
- PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード
Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定してください。
OAuth 認証
続いて、接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。
- AuthScheme をOAuthClient に設定します
- サービスにアプリケーションを登録し、APIKey、OAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります
OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントをご確認ください。
OAuth の自動リフレッシュ
以下のプロパティを設定して、接続してみましょう。
- APIKey:アプリケーション設定のApplication key
- OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret
接続すると、CData 製品が自動でOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- CData 製品がアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます
SAP Ariba Source のデータをロード
接続を設定したら、CData JDBC Driver と接続情報を使用して、SAP Ariba Source のデータをDataFrame としてロードできます。
ステップ2:データの読み取り
remote_table = spark.read.format ( "jdbc" ) \ .option ( "driver" , driver) \ .option ( "url" , url) \ .option ( "dbtable" , "Vendors") \ .load ()
SAP Ariba Source のデータを表示
ロードしたSAP Ariba Source のデータをdisplay 関数を呼び出して確認します。
ステップ3:結果の確認
display (remote_table.select ("SMVendorID"))
Databricks でSAP Ariba Source のデータを分析
Databricks SparkSQL でデータを処理するには、ロードしたデータをTemp View として登録します。
ステップ4:ビューまたはテーブルを作成
remote_table.createOrReplaceTempView ( "SAMPLE_VIEW" )
Temp View を作成したら、SparkSQL を使用してSAP Ariba Source のデータをレポート、ビジュアライゼーション、分析用に取得できます。
% sql SELECT SMVendorID, Category FROM SAMPLE_VIEW ORDER BY Category DESC LIMIT 5
SAP Ariba Source からのデータは、対象のノートブックでのみ利用可能です。他のユーザーと共有したい場合は、テーブルとして保存します。
remote_table.write.format ( "parquet" ) .saveAsTable ( "SAMPLE_TABLE" )
CData JDBC Driver for SAP Ariba Source の30日間無償トライアルをダウンロードして、Databricks でリアルタイムSAP Ariba Source のデータの操作をはじめましょう。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。