Dremio でSAP SuccessFactors のデータに外部ソースとして接続

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Director, Technology Evangelism
CData JDBC Driver を使用して、Dremio でSAP SuccessFactors に外部ソースとして接続します。

CData JDBC Driver for SAP SuccessFactors はJDBC 標準を実装しており、Dremio を含むさまざまなアプリケーションでリアルタイムのSAP SuccessFactors のデータを扱えるようにします。Dremio は、データレイク上でのセルフサービス型インタラクティブ分析を実現するために設計されたデータレイクハウスプラットフォームです。CData JDBC ドライバーを使用することで、エンタープライズデータレイクの一部としてリアルタイムSAP SuccessFactors のデータを活用できます。この記事では、Dremio でSAP SuccessFactors のデータに外部ソースとして接続する方法について説明します。

CData JDBC Driver を使用すると、Dremio でリアルタイムSAP SuccessFactors のデータへの高速アクセスが可能になります。ドライバーをインストールしてSAP SuccessFactors で認証すれば、データレイク内でSAP SuccessFactors のデータにすぐにアクセスできます。ネイティブのデータ型を使用してSAP SuccessFactors のデータを表示し、複雑なフィルタ、集計、その他の操作を自動的に処理することで、CData JDBC Driver はSAP SuccessFactors のデータへのシームレスなアクセスを提供します。

前提条件

この記事では、Docker を使用して Dremio を実行することを想定しています。以下のようなコマンドで Dremio サービスを含む Docker コンテナを作成できます。

docker run -d --name dremio -p 9047:9047 -p 31010:31010 dremio/dremio-oss

ここで、dremio はコンテナの名前、9047 は Dremio Web インターフェース用のコンテナポート、31010 は Dremio クエリサービスにマッピングされるポートです。dremio/dremio-oss は使用するイメージを指定します。

ARP コネクタのビルド

CData JDBC Driver を Dremio で使用するには、Advanced Relation Pushdown(ARP)コネクタをビルドする必要があります。GitHub でソースコードを確認するか、ZIP ファイル(GitHub.com)を直接ダウンロードできます。ファイルをコピーまたは展開したら、コネクタのルートディレクトリ(pom.xml ファイルがあるディレクトリ)から以下のコマンドを実行してコネクタをビルドします。

mvn clean install

NOTE:CData ARP コネクタは Java 11 でコンパイルするようにビルドされています。Java 11 をインストールし、正しいバージョンを使用していることを確認してください。以下のようなコマンドで Java バージョンを更新できます。

sudo update-alternatives --config java

コネクタ用の JAR ファイルが(target ディレクトリに)ビルドされたら、ARP コネクタと JDBC Driver を Dremio インスタンスにコピーする準備が整いました。

コネクタと JDBC Driver のインストール

ARP コネクタを %DREMIO_HOME%/jars/ に、SAP SuccessFactors 用の JDBC Driver を %DREMIO_HOME%/jars/3rdparty にインストールします。以下のようなコマンドを使用できます。

ARP コネクタ

docker cp PATH\TO\dremio-sapsuccessfactors-plugin-{DREMIO_VERSION}.jar dremio_image_name:/opt/dremio/jars/

SAP SuccessFactors 用 JDBC Driver

docker cp PATH\TO\cdata.jdbc.sapsuccessfactors.jar dremio_image_name:/opt/dremio/jars/3rdparty/

SAP SuccessFactors への接続

これで、Dremio の外部ソースオプションに SAP SuccessFactors が表示されるようになりました。ビルドした ARP コネクタは、JDBC URL を使用してSAP SuccessFactors のデータに接続します。JDBC Driver には、接続文字列を作成できるビルトインの接続文字列デザイナーがあります(以下を参照)。

ビルトイン接続文字列デザイナー

JDBC URL の構成については、SAP SuccessFactors JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.sapsuccessfactors.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

SAP SuccessFactorsへの接続

それでは、SAP SuccessFactors に接続していきましょう。CData 製品は、デフォルトで有効になっているOData API を介してSAP SuccessFactors と通信します。追加の権限が必要な場合は、SAP サポートサイトをご確認ください。

認証方法として、Azure AD 認証、SAP IAS 認証、OAuth 認証(推奨)、Basic 認証(非推奨)のいずれかを使用してSAP SuccessFactors に認証できます。

必要な接続プロパティ

選択したAuthScheme に関わらず、SAP SuccessFactors 環境を識別するために以下の接続プロパティを設定しましょう。

  • URL:SuccessFactors をホストするサーバーのURL
  • CompanyId:SAP SuccessFactors テナントに割り当てられた一意の識別子。この値はAPI 認証に必要で、組織固有のものです

OAuth 認証

SAP SuccessFactors では、OAuth 認証を2種類のグラント種別でサポートしています。

  • SAP SuccessFactors LMS インスタンスのクライアントグラント種別
  • SAML-2 Bearer グラント種別

OAuth 認証を有効にするには、すべてのOAuth フローでカスタムOAuth アプリケーションを作成し、適切なプロパティを設定する必要があります。

デスクトップアプリケーションでカスタムOAuth アプリケーションの資格情報を使用して認証するには、OAuth アクセストークンを取得し、更新する必要があります。これらを設定すると、接続の準備が整います。

OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

以下のプロパティを設定してください。

  • InitiateOAuthGETANDREFRESHOAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します
  • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId
  • CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI
  • OAuthClientSecret (クライアントグラント種別のみ):アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット
  • PrivateKey (SAML-2 Bearer グラント種別のみ):カスタムOAuth アプリケーションの作成時にダウンロードした秘密鍵証明書のパス、またはその証明書のbase64 でエンコードされた内容

接続すると、CData 製品がデフォルトブラウザでSAP SuccessFactors のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えてください。

アプリケーションにアクセス許可を与えると、CData 製品がOAuth プロセスを完了します。

  1. CData 製品がSAP SuccessFactors からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
  2. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定されたパスに保存されます。これらの値は接続間で永続化されます

アクセストークンの期限が切れた際は、CData 製品が自動でアクセストークンをリフレッシュします。

カスタムOAuth アプリケーションの作成やその他の認証方法については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「はじめに」をご確認ください。

NOTE:Dremio で JDBC Driver を使用するには、ライセンス(正式版または評価版)とランタイムキー(RTK)が必要です。このライセンス(または評価版)の取得については、営業チームにお問い合わせください

ランタイムキー(RTK)を JDBC URL に追加します。最終的に、以下のような JDBC URL になります。

jdbc:sapsuccessfactors:RTK=5246...;User=username;Password=password;CompanyId=CompanyId;Url=https://api4.successfactors.com;

SAP SuccessFactors に外部ソースとしてアクセス

SAP SuccessFactors を外部ソースとして追加するには、新しいソースを追加するためにクリックし、SAPSuccessFactors を選択します。JDBC URL をコピーして、New SAPSuccessFactors Source ウィザードに貼り付けます。

接続を保存すれば、Dremio でリアルタイムSAP SuccessFactors のデータをクエリする準備が整い、SAP SuccessFactors のデータをデータレイクに簡単に取り込むことができます。

詳細情報と無償トライアル

Dremio で CData JDBC Driver for SAP SuccessFactors を使用すると、リアルタイムSAP SuccessFactors のデータをデータレイクに取り込むことができます。SAP SuccessFactors への接続の詳細については、CData JDBC Driver for SAP SuccessFactors ページをご覧ください。CData JDBC Driver for SAP SuccessFactors の30日間無償トライアルをダウンロードして、今すぐ始めましょう。

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