SQL Server のデータをApache Kafka トピックにストリーミング

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData JDBC Driver とKafka Connect JDBC コネクタを使用して、Apache Kafka でSQL Server のデータにアクセスし、ストリーミングできます。

Apache Kafka は、主にリアルタイムデータパイプラインやイベント駆動型アプリケーションの構築に使用されるオープンソースのストリーム処理プラットフォームです。CData JDBC Driver for SQL Serverと組み合わせることで、Kafka はライブのSQL Server のデータを扱うことができます。この記事では、SQL Server データをApache Kafka トピックに接続、アクセス、ストリーミングする方法と、Confluent Control Center を起動してConfluent プラットフォームのKafka インフラストラクチャを使用して受信したSQL Server のデータをユーザーが安全に管理および監視できるようにする方法について説明します。

CData JDBC Driver は最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、ライブのSQL Server のデータとのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを提供します。SQL Server に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接SQL Server にプッシュし、サポートされていない操作(多くの場合SQL 関数やJOIN 操作)については組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリにより、ネイティブのデータ型を使用してSQL Server のデータを操作および分析できます。

前提条件

Apache Kafka トピックでSQL Server のデータをストリーミングするためにCData JDBC Driver を接続する前に、クライアントのLinux ベースのシステムに以下をインストールおよび設定してください。

  1. Confluent Platform for Apache Kafka
  2. Confluent Hub CLI のインストール
  3. Confluent Platform 用のSelf-Managed Kafka JDBC Source Connector

SQL Server のデータへの新しいJDBC 接続を定義

  1. Linux ベースのシステムにCData JDBC Driver for SQL Serverをダウンロードします。
  2. 以下の手順に従って新しいディレクトリを作成し、すべてのドライバーの内容を展開します:
    1. SQL Server という名前の新しいディレクトリを作成します。
      		mkdir SQL
      		
    2. ダウンロードしたドライバーファイル(.zip)をこの新しいディレクトリに移動します。
      		mv SQLJDBCDriver.zip SQL/
      		
    3. CData SQLJDBCDriver の内容をこの新しいディレクトリに解凍します。
      		unzip SQLJDBCDriver.zip
      		
  3. SQL Server ディレクトリを開き、lib フォルダに移動します。
    ls
    cd lib/
    
  4. CData JDBC Driver for SQL Serverlib フォルダの内容をKafka Connect JDBClib フォルダにコピーします。Kafka Connect JDBC フォルダの内容を確認し、cdata.jdbc.sql.jar ファイルがlib フォルダに正常にコピーされたことを確認します。
    cp -r /path/to/CData JDBC Driver for SQL Server/lib/* /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/
    cd /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/
    
  5. 以下のコマンドを使用して、CData SQL Server JDBC ドライバーのライセンスをインストールします。名前とメールアドレスを入力してください。
    	java -jar cdata.jdbc.sql.jar -l
    	
  6. プロダクトキーまたは"TRIAL" を入力します(ライセンスの有効期限が切れた場合は、CData サポートチームまでお問い合わせください)。
  7. 以下のコマンドを使用してConfluent ローカルサービスを起動します:
    	confluent local services start
    	

    これにより、Zookeeper、Kafka、Schema Registry、Kafka REST、Kafka CONNECT、ksqlDB、Control Center などのすべてのConfluent サービスが起動します。これで、CData JDBC Driver for SQL Server を使用してKafka Connect Driver 経由でksqlDB のKafka トピックにメッセージをストリーミングする準備が整いました。

    Confluent ローカルサービスを起動
  8. POST HTTP API リクエストを使用してKafka トピックを手動で作成します:
     curl --location 'server_address:8083/connectors'
    	--header 'Content-Type: application/json'
    	--data '{
    		"name": "jdbc_source_cdata_sql_01",
    		"config": {
    			"connector.class": "io.confluent.connect.jdbc.JdbcSourceConnector",
    			"connection.url": "jdbc:sql:User=myUser;Password=myPassword;Database=NorthWind;Server=myServer;Port=1433;",
    		"topic.prefix": "sql-01-",
    		"mode": "bulk"
    		}
    	}'
    

    HTTP POST 本文(上記)で使用されるフィールドについて説明します:

    • connector.class: 使用するKafka Connect コネクタのJava クラスを指定します。
    • connection.url: SQL Server データに接続するためのJDBC 接続URL です。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成については、CData JDBC Driver for SQL Serverに組み込まれた接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

      		java -jar cdata.jdbc.sql.jar
      		

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      SQL Server 接続プロパティの取得・設定方法

      Microsoft SQL Server への接続には以下を入力します。

      • Server: SQL Server が稼働するサーバー名。
      • User: SQL Server に接続するユーザー名。
      • Password: 接続するユーザーのパスワード。
      • Database: SQL Server データベース名。

      Azure SQL Server およびAzure Data Warehouse への接続

      Azure SQL Server およびAzure Data Warehouse には以下の接続プロパティを入力して接続します:

      • Server: Azure 上のサーバー。Azure ポータルの「SQL databases」(もしくは「SQL data warehouses」)-> データベースを選択 -> 「Overview」-> 「Server name」で確認が可能です。
      • User: Azure に認証するユーザー名。
      • Password: 認証するユーザーのパスワード。
      • Database: Azure ポータルでSQL databases (or SQL warehouses) ページに表示されるデータベース名。
      組み込みの接続文字列デザイナーを使用してJDBC URL を生成(Salesforce の例)
    • topic.prefix: コネクタによって作成されるKafka トピックに追加されるプレフィックスです。「sql-01-」に設定されています。
    • mode: コネクタの動作モードを指定します。ここでは「bulk」に設定されており、コネクタがバルクデータ転送を実行するように設定されていることを示しています。

    このリクエストにより、SQL Server のすべてのテーブル/コンテンツがKafka トピックとして追加されます。

    注意: リクエストをPOST するIP アドレス(サーバー)は、Linux ネットワークのIP アドレスです。

  9. ksqlDB を実行し、トピックを一覧表示します。以下のコマンドを使用します:
    ksql
    list topics;
    
    Kafka トピックを一覧表示(BigCommerce の例)
  10. トピック内のデータを表示するには、以下のSQL ステートメントを入力します:
    PRINT topic FROM BEGINNING;
    

Confluent Control Center への接続

Confluent Control Center のユーザーインターフェースにアクセスするには、上記のセクションで説明した"confluent local services" を実行し、ローカルブラウザでhttp://<server address>:9021/clusters/ と入力してください。

Confluent Control Center に接続

おわりに

CData JDBC Driver for SQL Serverの30日間無償トライアルをダウンロードして、SQL Server データをApache Kafka にストリーミングしましょう。ご不明な点があれば、サポートチームまでお問い合わせください。

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