CData Box Driver でサービスアカウント認証を利用する方法

by 菅原和義 | June 26, 2023 | Last Updated: January 31, 2025

 

こんにちは。Product Specialist の菅原です。

本記事ではCData 製品でサポートしているBox の認証方法の1つ、サービスアカウントを使用してBox へ接続する手順を紹介します。

本記事の手順でCData 製品のBox Driver やCSV Driver 、Excel Driver を使用してBox へ接続できますので、参考にしてください。

(※Boxで生成される公開/秘密キーペアを使用するBOXJSONタイプの接続手順は、「CData Box Driver でサービス アカウント(OAuthJWT)認証の BOXJSONタイプを利用する方法」をご参照ください。)
今回はODBC Box Driver を使用していきます。

Box ODBC Driver - CData Software Japan

 

Box カスタムOAuth アプリ作成

ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」>「サービスアカウント用のOAuth アプリの作成」の手順に沿って作成していきます。

CData ODBC Driver for Box - カスタムOAuth アプリの作成

 

1. Box 開発者ダッシュボード にログインして「Platformアプリの作成」をクリックします。

https://app.box.com/developers/console

 

Platformアプリの作成

 

2. アプリの種類を選択します。今回は「カスタムアプリ」を選択します。

 

カスタムアプリ

 

3. 「アプリ名」を入力して、「目的」を選択して、「次へ」をクリックします。

 

アプリ名と目的

 

4. サービスアカウントなので「サーバー認証(JWT使用)」を選択して、「アプリの作成」をクリックします。

 

サーバー認証(JWT使用)

 

5. アプリが作成できたら「クライアントID」、「クライアントシークレット」をメモしておきます。

 

クライアントIDとシークレット

 

6. 「アプリアクセスレベル」を選択します。

 

アプリアクセスレベル

 

7. RSA キーペアを作成していきます。

 

まずは秘密キーを作成するため、下記のOpenSSL コマンドを実行します。

openssl genrsa -aes128 -out private_key.pem 2048

 

8. 公開キーを作成するため、下記のOpenSSL コマンドを実行します。

 

openssl rsa -pubout -in private_key.pem -out public_key.pem

 

9. 8で作成した公開キー「public_key.pem」をテキストエディタ等で開いてコピーします。

 

 

10. コピーした公開キーをBox に登録します。

 

公開キーを追加」をクリックします。この操作を行うユーザーの2要素認証が必要ですので、事前に2要素認証を有効にしてください。

 

公開キーを追加

 

11. 9でコピーした公開キーを貼り付けて、「確認して保存」をクリックします。

 

確認して保存

 

12. 「公開キー ID」をメモしておきます。

 

公開キー ID

 

13. 「承認」タブの「確認して送信」をクリックします。

 

確認して送信

 

[送信]をクリックすると作成したアプリの承認申請がメールされるので、メールを確認して承認します。

 

送信

 

14. 「Enterprise ID」をメモしておきます。

 

Enterprise ID

 

 

 サービスアカウントへBox の各ファイルを共有

「Service Account ID」に表示されているメールアドレスをメモしておきます。

Service Account ID

 

Box で「共有」をクリックします。

 

共有

 

「Service Account ID」に表示されていたメールアドレスを設定して「送信」をクリックします。

  

送信

  

 これでファイルを共有することができました。

 

 DSN 構成画面の設定

それではDSN 構成画面の設定を行います。

Box でメモした各値をそれぞれのプロパティに設定します。

 

  • AuthScheme:「OAuthJWT」
  • OAuthClientId:「メモしたClient ID」
  • OAuthClientSecret:「メモしたClient Secret」
  • OAuthJWTCert:「7で作成したprivate_key.pemのフルパス」
  • OAuthJWTCertType:「PEMKEY_FILE」
  • OAuthJWTCertPassword:「pemファイル作成時のパスワード」
  • OAuthJWTCertSubject:「*」
  • OAuthJWTSubject:「メモしたEnterprise ID」
  • OAuthJWTSubjectType:「enterprise」
  • OAuthJWTPublicKeyId:「メモしたPublic Key ID」

  

DSN構成

詳しくは下記ヘルプドキュメントの「サービスアカウント」を参照ください。 

CData ODBC Driver for Box - Windows DSN の構成

 

「接続テスト」をクリックして、Box に接続できるか確認します。

 

 

下記はA5 Mk-2 で実際にデータを取得した時の画像です。

 

おわりに

本記事ではCData 製品でサポートしているBox の認証方法の1つ、サービスアカウントを使用してBox へ接続する手順を紹介しました。

ぜひCData 製品でBox へ格納したExcel やCSV ファイルの操作等でご活用ください