
みなさんこんにちは、CData の赤塚です。
今回はグランドプリンスホテル新高輪 パミール で行われたSnowflake の年次イベント、SNOWFLAKE WORLD TOUR TOKYO 2025 に参加してきましたので、そちらの様子をレポートいたします。
キーノートやブレイクアウトセッションの配信情報や、CData のシアターセッションの内容をアーカイブ配信用に再録画した動画も掲載していますのでぜひそちらもチェックしてみてください。
世界最大規模のフラッグシップイベント
SNOWFLAKE WORLD TOUR は、データ、AI、コラボレーションによるビジネス変革の最新イノベーションを紹介するイベントで、東京を含む世界23都市で開催されています。
今年は日本のみ日程を2日間に拡大し、90を超えるセッションと約40もの協賛企業による展示が行われました。初日の時点で事前の参加申込者数は1万人を超えたとの発表もあり、文字通り世界最大規模での開催となりました。
注目のセッション
Day1、Day2ともにキーノートセッションが行われ、ビジネス向けにAI とデータの価値をテーマとしたSnowflake のコンセプトの説明からOpenAI をはじめとしたパートナーとの対談、エバンジェリストによる最新機能のデモが行われました。
またCData も登壇した展示エリアでのシアターセッションでは、スポンサー企業による公演のほか、ラーメン山岡家様やブルボン様などユーザー企業による公演も行われ、毎回立ち見が出るほど賑わっていました。
キーノートやブレイクアウトセッションについては9月末ごろから一部を除き期間限定でオンデマンド配信とセッション資料の提供が行われるそうですので、ぜひお早めに公式サイトをチェックしてご覧ください。
CData のセッション
スライド:https://speakerdeck.com/cdataj/regasidwh-karasnowflake-henomodanaizesiyondetapaipurainshua-xin-pointo
CData は展示会場内で行われたシアターセッションにて、「レガシーDWH からSnowflake へのモダナイゼーション・データパイプライン刷新ポイント」と題したプレゼンテーションを行いました。
多くの企業がレガシーDWH からSnowflake へ移行を検討していますが、既存ETL ツールでのリフトアンドシフトではSnowflake の性能を最大限に活かすことはできません。
真のモダナイゼーションには、データパイプライン刷新、ETL からELT への変革、リアルタイムデータ反映のためのCDC 等の仕組みが必要です。
こちらのセッションでは実際の移行プロジェクト事例などに基づきながら、ベストプラクティスや移行のポイント、ツール選定基準を解説しました。
当日発表した内容をアーカイブ配信用に再収録して公開していますのでぜひご覧ください。
CData のブース
CData のブースでは、主にノーコード・3ステップでデータパイプラインが構築できるELT ツール「CData Sync」と、CData のリモートMCP Server の2つの製品についてご紹介しました。

CData Sync については、ブースにお立ち寄りいただいた方からは、SAP ERP やOracle Exadata、kintone、Veeva など、様々なデータをSnowflake に連携する相談があり、多くの参加者の皆様が具体的な課題感を持って会場にいらしている様子が印象的でした。

また、リモートMCP Server については、AI エージェントのClaude Desktop とリモートMCP Server を使ってSnowflake に保存した業務データをインタラクティブに分析・活用するデモの紹介も行い、こちらも多くの方にご覧いただきました。

リモートMCP Server はSaaS での提供のため、ローカル MCP Server のようにユーザー単位での煩雑なセットアップ作業や保守が不要です。また、Snowflake などのデータソースへのアクセス管理やユーザーの利用情報のログ管理が一元的に管理できるので、ぜひ多くの方にご活用いただきたいです。
利用しているデータテクノロジースタックは?アンケート結果大発表!

様々な展示会場で恒例になりつつあるこちらのアンケートでは、データソース、データレイク、データウェアハウス、BI ツール、AI プラットフォームのカテゴリーについて、ブースにお立ち寄りいただいた方々に自社で利用しているものにシールを貼っていただきました。

全体的なサマリーとしては以下のような傾向があります。
データ収集層:Salesforce、Excel、SAP ERP
データレイク層:Amazon S3(82%のシェア)
データウェアハウス層:Snowflake(60%のシェア)
分析・可視化層:Tableau、Power BI(合計52%)
AI活用層:Copilot、ChatGPT(合計48%)
Snowflake 社のイベントですのでデータウェアハウスがSnowflake がダントツなのを差し引いても、どのベンダー様主催のイベントでもSnowflake の人気は顕著です。また、データレイクではS3 の高いシェア率も共通しているようです。
カテゴリー別の傾向
1. Data Source(データソース)- 205ユーザー
業務アプリケーション系が40%と最も多く、以下のような結果になっています。
CRM: Salesforce (27)、HubSpot (2)、Dynamics 365 (3)
ERP/会計: SAP ERP (16)、freee (2)、NetSuite (1)
HR: Workday (3)
日本特化: kintone (8)、Sansan (9)、Backlog (8)
2. Data Lake(データレイク)- 34ユーザー
こちらはクラウドベンダー別に見ると以下のような割合です。
AWS: 28ユーザー(82.4%)- Amazon S3
Microsoft: 4ユーザー(11.8%)- OneLake
Google: 1ユーザー(2.9%)- Google Cloud Storage
3. Data Warehouse(データウェアハウス)- 79ユーザー
今回Snowflake が47 票と圧倒的なのは別として、Databricks、Google BigQuery、Microsoft Fabric、Salesforce Data Cloud、Amazon Redshiftと非常に多くの選択肢がありますね。
国産のDr. Sum が検討している点は注目です。
4. BI Tools(BIツール)- 90ユーザー
こちらは分析用のTableau (26) とPower BI (21) の2強に、業務ユーザーが使用するExcel (16) と、若干軸の異なる感じですがやっぱりエクセルは便利との声が多かったです。
5. AI Platform(AIプラットフォーム)- 94ユーザー
Copilot (25)、ChatGPT (21)、Gemini (16)、Claude (10) などの生成AI が上位です。
Copilot (25)、Gemini (16) 等のメガクラウド系と、ChatGPT (21)、Claude (10)などの新しいプレイヤーが混在しています。
ベンダーごとのエコシステム
Microsoft エコシステム:約90ユーザー
エクセルがデータソースと分析の2つのカテゴリーに載っているのは差し引いて評価した方が良いかもしれません。
Salesforce エコシステム:約65ユーザー
AWS エコシステム:約52ユーザー
Google エコシステム:約31ユーザー
日本市場の特徴
以下の国産製品が健闘しています。
kintone、Sansan などの国産SaaS のSnowflake への連携ニーズもありそうですね!
以上、アンケートにご参加いただいた皆様ありがとうございました!