こんにちは。プロダクトチームの周です。
Zendesk は先日「APIのパスワードアクセス」の提供終了に関するお知らせを発表しました。Zendesk へのAPI コールについてユーザー名とパスワードの認証方法が提供されていましたが、2024年7月31日以降、新規アカウントおよびこの認証方法を使用していないアカウントで、パスワード認証でのAPI コールは既に利用できなくなっています。「APIのパスワードアクセス」を積極的に使用しているアカウントについても、2025年12月31日までに別の認証方法に切り替える必要があります。
これらの変更はZendesk アカウントのセキュリティを強化していますが、CData 製品においてパスワードによるBasic 認証でZendesk に接続することは(一部2025年12月31日まで利用可能なアカウントを除き)できなくなっています。でも、ご安心ください。CData 製品は、Zendesk への接続にパスワードによるBasic 認証以外にもAPI トークン認証やOAuth 認証をサポートしています。
本記事では、Zendesk「APIのパスワードアクセス」の提供終了によるCData 製品への影響、そしてそれに対するCData 製品での代替の認証方法について案内します。
Zendesk「APIのパスワードアクセス」の提供終了の影響範囲
Zendesk「APIのパスワードアクセス」の提供終了は、ユーザー名とパスワードによる認証方法を対象にしているので、CData 製品においては接続プロパティにBasic 認証「AuthScheme=Basic」が認証方法として指定された場合に対象になります。APIToken 認証とOAuth 認証でCData 製品からZendesk に接続されているユーザーには影響はありません。
- 2024年7月31日以降:Zendesk 新規アカウントおよび、API コールにパスワード認証を使用しておらず「APIのパスワードアクセス」を手動でオンに設定していないアカウントでは、パスワード認証でのAPI コールは既に利用できなくなっているので、CData 製品からパスワードによるBasic 認証で該当アカウントに接続できません。2025年2月時点で「AuthScheme=Basic」のままで接続テストを行うと、「Couldn't authenticate you」というエラーメッセージが返されます。
- 2025年12月31日以降:すべてのZendesk アカウントに対して「APIのパスワードアクセス」が提供されなくなるので、CData 製品においてはZendesk へのパスワードによるBasic 認証はできなくなります。
CData 製品ユーザーの対応方法
CData 製品でZendesk に接続しているユーザーで、パスワード認証を使っている方(AuthScheme=Basic)は、APIToken 認証またはOAuth 認証に変更をいただくことで、継続してZendesk に連携することが可能です。CData 製品を現在使用していただいているバージョンから変更などは不要です。
APIToken 認証の設定方法
「AuthScheme=APIToken」をご利用の場合は、Zendesk 管理センターの「アプリおよびインテグレーション」→「Zendesk API」画面で「トークンアクセス」を有効にし、「API トークンを追加」していただく必要があります。
作成されたAPI トークンはCData 製品の接続プロパティの「ApiToken」に指定してください。
※既存接続プロパティに「Password=****」の設定が残っている場合は、必ず「Password」プロパティをクリアしていただくようご注意ください。
OAuth 認証の設定方法
Zendesk は、OAuth 2.0プロトコルを使用した認証方式を提供しており、CData 製品で本認証方式に対応しています。「AuthScheme=OAuth」をご利用の場合は、Zendesk 管理センターの「アプリおよびインテグレーション」→「Zendesk API」→「OAuth クライアント」タブで「OAuth クライアントを追加」していただく必要があります。
生成されたシークレットキーは1回だけ表示されますので、必ずコピーして下記項目と一緒にCData 製品の接続プロパティに指定してください。
| プロパティ名 |
説明 |
| URL |
https://{subdomain}.zendesk.com の形式でZendesk Support URL |
| AuthScheme |
「OAuth」 |
| InitiateOAuth |
「GETANDREFRESH」 |
CallbackUrl |
OAuth クライアント作成時に設定した「リダイレクトURL」(例:http://localhost:33333) |
| OAuthClientId |
OAuth クライアントの「一意ID」 |
| OAuthClientSecret |
OAuth クライアントの「シークレットキー」 |
APIToken 認証やOAuth 認証に関する設定の詳細は各製品のヘルプページをご参照ください。
おわりに
本記事ではZendesk のポリシー変更に対してCData 製品において必要な認証方法の変更を紹介しました。引き続きCData 製品をZendesk へのデータ連携でご活用ください。
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