レガシー化したデータ連携の仕組みを.NET C# とCData ドライバーで刷新し、保守や改修にかかる負担を大幅に削減

Access VBA とSalesforce データローダーの組み合わせで行っていた複雑なデータ連携処理をC# とCData ADO.NET Salesforce Provider で刷新。社内からの変更要望にもスムーズに対応可能な体制を実現。

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株式会社ギガプライズは、集合住宅向けISP サービスを主軸に20年以上にわたるネットワーク運用の実績を活かし、さまざまなサービスを多角的に提供しています。

同社では、デベロッパーから送られる物件情報をSalesforce に取り込み、施工管理業務を行っています。しかし、デベロッパーごとに異なるフォーマットのデータからCSV を作成してSalesforce に取り込むデータ連携の仕組みは複雑で、保守管理に膨大な工数を必要としていました。また仕様の引き継ぎが難しく、トラブル発生時に一部の担当者に負担が集中するリスクもありました。

そこでこれらの課題を解消するため.NET C#を用いてデータ連携アーキテクチャの刷新プロジェクトを開始しました。連携処理にはCData ADO.NET Provider for Salesforce を用いることで独自の認証処理やAPI 連携のためのコーディングが不要になり、シンプルなデータアクセスの実装が可能となり、データ項目変更などの要望にも即座に対応できる保守性の高い仕組みを実現しました。

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Challenges:

  • Access、VBA、Salesforce データローダーが連携した複雑なシステムをシンプルなアーキテクチャに刷新

  • Salesforce の仕様変更時の対応や社内からの変更リクエストに対し、複数のシステムに渡って影響範囲の調査や作業が必要になる負担の解消

  • 担当者の不在時にトラブルが発生すると対処が困難になるリスクの解消

Solutions:

  • 従来のデータ連携処理全体をC# により標準化して複雑性を排除。プログラムの可読性と保守性を改善

  • CData ADO.NET Provider for Salesforce 導入により、Salesforce API のアップデートへの対応および変更要望対応の工数を大幅に削減

  • .NET C# ベースのアーキテクチャによってエラーのトレースが容易になり、トラブル発生時の復旧対応が迅速化


本件をご担当された情報システム部 情報システムグループの熊谷氏にお話を伺いました。

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Q:本件は、どのような目的・課題の達成・解決を目指し取り組まれましたか?

熊谷氏:弊社ではISP サービス等の提供のための施工管理にSalesforce を活用しています。まず、デベロッパーから提供される施工対象の物件情報をSalesforce 用に加工・投入します。次に営業担当者がSalesforce に投入された物件情報に工事内容を登録し、それをもとに、工事担当者が委託先業者と工事日程の調整を行います。そのため、物件情報は業務の中核であり、その投入処理は責任重大です。

しかし従来の仕組みは多様なモジュールが連携しており、非常に複雑でした。例えば、デベロッパーのFTP サーバーに置かれたデータを取得するためのモジュール、取得したデータを加工用に保持するためのAccess データベース、Salesforce への投入用CSV を生成するモジュール、Salesforce データローダーとこれを起動するモジュールなどです。さらにデータ形式がデベロッパーごとに異なるため、それぞれに対応したモジュールも必要でした。このため情報システム部内での仕様の引き継ぎが困難な状況にあり、担当者の退職や異動により、将来的に保守や開発を担える社員が限られるリスクがありました。

また、年に2回公開されるSalesforce のアップデートや、社内からの小さな変更要望への対応でも、影響範囲の調査からテスト・実装まで膨大な工数が必要でした。加えて、改修後にトラブルが発生することもあり、保守の負担を軽減することが急務となっていました。

そこで従来の仕組みを見直し、将来的にソースコードの保守・管理を外部に委託できる体制を整えるため、.NET 環境での開発・運用において標準的に用いられているC# での再構築を検討しました。

Q:弊社製品を採用されたポイントをお聞かせいただけますか?

熊谷氏:Salesforce へのデータ連携処理をC#で実装し直すにあたり、情報収集を行なっていたところ、CData ADO.NET Provider for Salesforce が要件に合致しそうなことがわかり、検証を行うことになりました。

検証でポイントになったのは、ファイルのアップロードやデータのUPSERT など8つの必須機能要件をカバーできるかどうかです。CData ADO.NET Provider for Salesforce は、それらをすべてサポートしており、手軽にC# で実装することができました。

また、トライアルの段階でもテクニカルサポートが利用できたため、検証時の不明点をすぐに解消できたところも大きなポイントでした。

これによりトライアル期間である30日よりも大幅に早い20日間ほどで検証を行うことができ、導入のための承認をスムーズに得ることができました。

Q:弊社製品の導入効果はいかがでしょうか?

熊谷氏:各部門からの変更依頼を受けてから対応を行うまでの日数が非常に短くなり、要望に対してスムーズな対応が可能になったことが一番大きな成果でした。

以前はAccess からVBA、データローダーまでそれぞれのモジュールを一つ一つ確認する必要があったため、膨大な工数が必要でしたが、現在はプログラムの設定箇所を数箇所変更するだけとなり、情報システム部の誰もが対応できる体制となっています。

また、Salesforce から仕様変更が発表になると影響範囲の調査に膨大な時間と工数を要していたため、将来にわたって継続した保守が可能か不安がありました。しかし、現在では、CData 側で仕様変更への追従・アップデート対応が実施されるため、保守にかかるコストも削減できました。

さらに、アーキテクチャがシンプルになったことで、エラーログも適切に出力できるようになり、障害発生時の原因特定や復旧作業がスムーズになったのも嬉しいポイントです。

Q:よろしければ今後の展開についてご共有いただけますでしょうか?

熊谷氏:今回の導入箇所以外にもSalesforce へのデータ投入処理を行う業務がありますので、適切な権限の割り当てや、より安全な認証方式への移行など、さらなる改善を進めていきたいです。

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