CData API Driver で API データソースを Power BI に接続する方法



Power BI から REST API に接続するのは、なかなか手間のかかる作業です。多くの場合、カスタムコネクタを書いたり、認証を手動で処理したり、API が更新されるたびに修正を加えたりする必要があります。こうした作業は時間を取られるだけでなく、本来集中したいデータ分析からも気が逸れてしまいます。CData API Driver for Power BI を使えば、こうした手間を大幅に削減できます。API Profile(API のデータ構造を記述した小さなファイル)と組み合わせることで、コーディングなしに、あらゆる REST API のデータを Power BI Desktop に直接取り込めるようになります。

ステップ 1: API Driver for Power BI のダウンロードとインストール

CData API Driver for Power BI をダウンロードし、インストールウィザードに従ってセットアップを完了します。

ステップ 2: API Profile のダウンロード

API Profileとは、特定の REST API のスキーマとエンドポイント構造を記述した定義ファイル(.apip 拡張子)です。CData では、140 を超えるデータソース向けの構築済みプロファイルを提供しています。

  1. 接続したい API のプロファイルを CData API Profiles からダウンロードします。
  2. ダウンロードが完了したら、.apip ファイルを Power BI Desktop からアクセスできるフォルダ(例:C:\API Profiles\)に保存または移動します。

注:構築済みプロファイルが用意されていないカスタム REST API でも、独自の API Profile を作成できます。

ステップ 3: DSN の設定と接続テスト

Power BI から接続する前に、ODBC データソースアドミニストレーターを使って DSN(Data Source Name)を設定し、API への接続が正しく動作することを確認しましょう。

  1. ODBC データソースアドミニストレーターを開きます。
  2. ODBC データソースを選択します。
  3. ユーザー DSN タブで CData PBI API Source(システム DSN の場合は CData PBI API Sys)を選択し、構成をクリックします。
  4. DSN 構成ウィンドウで、APIProfile セクションの Profile フィールドに .apip ファイルのパスを入力します。
  5. 続いて、利用する API に応じて必要な接続プロパティを入力します。必須項目はデータソースごとに異なります。詳細については、対象 API Profile のオンラインヘルプページを参照してください。
  6. 多くの REST API は認証に OAuth 2.0 を採用しています。これらのデータソースに接続する場合、通常は DSN 構成で以下の接続プロパティを指定します。

    • AuthScheme:OAuth に設定します。
    • OAuthClientId:データソースプラットフォームで登録した OAuth アプリケーションの Client ID です。
    • OAuthClientSecret:登録した OAuth アプリケーションの Client Secret です。
    • CallbackURL:OAuth アプリケーションに登録したリダイレクト/コールバック URL です(例:http://localhost:33333)。
    • InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定すると、OAuth フローの開始とトークンのリフレッシュが自動的に行われます。
    • OAuth を利用する API では、ログイン用のブラウザが開きます。認可が完了したらブラウザを閉じてください。
    • OAuth を使わない API や公開 API の場合は、認証を None に設定します。
  7. 接続のテストをクリックします。設定が正しければ、「接続テストに成功しました。」というメッセージが表示されます。OK をクリックして確定します。

接続に成功したら、必要に応じてデータモデルタブを開き、左側のリストからテーブルまたはビューを選択し、クエリタブの実行をクリックすることで、API から返されるデータをプレビューして確認できます。

ステップ 4: Power BI Desktop から API Driver に接続

DSN の設定が完了したら、いよいよ Power BI Desktop で API データを取り込んでみましょう。

  1. Power BI Desktop を開き、データを取得をクリックして、詳細...を選択し、データソースの一覧を表示します。
  2. 一覧から CData API を検索して、接続をクリックします。
  3. 先ほどの構成で指定したデータソース名(例:CData PBI API Source)を入力します。
  4. インポートまたは DirectQuery を選択し、OK をクリックします。
  5. 認証情報の入力を求められたら、匿名を選択し(認証は先ほど設定した DSN で処理されます)、接続をクリックします。
  6. API Profile で公開されているすべてのテーブルとビューが Navigator に表示されます。必要なテーブルを選択し、読み込みをクリックして Power BI にデータを取り込みます。

ステップ 5: レポートとビジュアライゼーションの作成

データが読み込まれると、Power BI Desktop の右側にあるデータペインに表示されます。ここからは、他のデータソースと同じようにビジュアルを作成できます。フィールドをレポートキャンバスにドラッグして、チャートを作成したり、フィルターを適用したり、ダッシュボードを構築したりしてみましょう。

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