ノーコードでも問題なし:CData CLI を使った日々のデータワークフローを支える AI エージェント



少し前まで、複数のデータプラットフォームをまたぐワークフローの自動化は、エンジニアやデータチームだけの領域でした。しかし今、その壁はなくなりつつあります。AI エージェントは、プロジェクト管理ツール、ファイルストレージ、カレンダー、CRM など、人々が日々使っているツールに接続し、必要なタイミングで関連情報をインテリジェントに浮かび上がらせてくれます。しかも、ユーザーがコードを 1 行も書く必要はありません。夜間の Asana のアクティビティをキャッチアップしたいプロジェクトマネージャーの方も、すっきりとした朝のサマリーがほしいだけの経営層の方も、同じエージェント駆動型のアプローチを使えます。セットアップにかかる時間は、ほんの数分です。

このアプローチを特に強力にしているのが、AI コーディングエージェントと CData CLI の組み合わせです。CData CLI を使えば、カスタム連携コードを 1 行も書くことなく、数百種類のデータソースに認証済みでアクセスできます。データを可視化するためにフル機能のアプリケーションや GUI を作り込む必要はありません。すべてを CLI で直接動かす、エージェントファーストなアプローチを取れます。エージェントがデータソースにクエリを投げ、結果を解釈し、あなたが必要とするものを正確に届けてくれるのです。さらに嬉しいのは、気に入ったワークフローが固まったら、それを再利用可能なスキルとして保存し、必要なときにいつでも呼び出せることです。以下のチュートリアルでは、そんなワークフローの 1 つを構築していきます。Asana、Google Drive、Google Calendar をまたいで更新をチェックし、1 日が始まる前に簡潔なサマリーを届けてくれる、デイリーブリーフィングエージェントです。

前提条件

ワークフローの構築

前提条件をインストールしたら、ビルド作業はすべて Claude Code のなかで会話形式で進んでいきます。プロジェクトのひな形作りも、定型コードも、連携コードも一切ありません。やりたいワークフローを説明するだけで、エージェントが CData CLI を組み立てて、すべてをつないでくれます。

ワークフローを説明する

新しい Claude Code セッションを開始して、何を実現したいのかをエージェントに伝えましょう。平易な言葉で説明するだけで十分です。エージェントが CData CLI スキルを認識し、必要な接続を計画してくれます。

「CData CLI を使って、Asana、Google Drive、Google Calendar の更新をチェックするエージェントに接続したい。チェックする期間はこのワークフローを実行するときに指定するので、再利用可能なスキルとして保存してほしい。」

Claude Code が CData CLI スキルを呼び出す

Claude Code は、公式の CData CLI スキルを自動的に参照します。このスキルには、ドライバーのダウンロード、ライセンスのアクティベーション、接続の認証までを進めるための手順が体系的にまとまっているので、あなたの側で手作業のセットアップをする必要はありません。

必要なドライバーをダウンロードする

エージェントは、不足しているドライバーを特定し、CLI 経由でダウンロードします。今回のウォークスルーでは Google Drive がすでにインストール済みだったため、Claude Code は Asana と Google Calendar のドライバーを自動的に取得しています。

ライセンスをアクティベーションする

続いて、各ドライバーが CData ライセンス(このデモではトライアルキー)を使ってアクティベーションされます。エージェントが 3 つのデータソースすべてのアクティベーション処理を順番に進めてくれます。

各接続を認証する

Claude Code が、各データソースの OAuth またはトークンベースの認証フローを順に進めていきます。ブラウザでの認証ステップはデータソースごとに 1 回だけ完了すればよく、CLI が資格情報を保存して再利用してくれます。今回は Google Drive はすでに認証済みだったため、Google Calendar と Asana の接続だけ認証すれば済みました。

ドライバー固有のスキル

ドライバー固有のスキルは、各ドライバーのスキーマやベストプラクティスについて Claude Code をガイドしてくれます。すでに作成済みであれば、このステップで呼び出されます。まだ作成されていない場合は、Claude Code は各ドライバーに対して次のコマンドを試します。

cdatacli drivers skill <Driver>

テストクエリで検証する

ワークフローを再利用可能なスキルとして確定する前に、Claude Code は各接続に対して小さなテストクエリを実行し、すべてが正しくつながっているかを確認します。

Asana:

Google Drive:

Google Calendar:

成功の確認:

ワークフローを再利用可能なスキルとして保存する

接続の検証が済んだら、Claude Code はワークフロー全体(クエリのロジック、期間のパラメータ、フォーマットの設定)をひとまとめにし、名前を付けたスキルとしてパッケージ化します。これでいつでも呼び出せるようになります。

セッションを終了して新しいスキルを呼び出す

いよいよ本番のテストです。新しい Claude Code セッションを開いて、スキルを直接呼び出してみましょう。再認証も、再説明も不要です。コマンド 1 つで、朝のサマリーが生成されます。

保存されたクエリが実行されます:

サマリーがセッション内に表示されます:

HTML ファイルが作成され、ブラウザに表示されます:

これでビルドはすべて完了です。まっさらなセッションから、再利用可能なマルチソースのブリーフィングエージェントまで、たった 1 回の会話で完成しました。アプリケーションコードも、つなぎ込みのスクリプトも、メンテナンスが必要なインフラもありません。

結果

ここまで進めてきたワークフローは、これから人々がデータと向き合っていくうえで起きる、もっと大きな変化のほんの一端にすぎません。ここで本当に重要なのは、自動化そのものだけではなく、誰もが使えるという手軽さです。Claude Code CLI と CData のコネクティビティレイヤーを組み合わせれば、チームの誰もが、エンジニアリングリソースを待ったり複雑な API ドキュメントを読み解いたりすることなく、価値あるマルチソースのエージェントワークフローを立ち上げられます。エージェントファーストなアプローチが意味するのは、フル機能のアプリケーションを構築して保守し続けることに縛られないということです。必要なものを説明し、面倒な作業はエージェントに任せ、そのワークフローを次に使うときのために再利用可能なスキルとして保存しておくだけでよいのです。

平均的なナレッジワーカーが使うツールの数は増え続けています。そのなかで、ノイズを切り抜けて、本当に大事なものだけをすっきりと統合されたビューで把握する力、たとえば夜間の Asana タスクの更新、新たに共有された Drive ドキュメント、これから控えているカレンダーの予定などを一望できる力は、もはや贅沢ではなく必需品になりつつあります。AI エージェントと、CData による幅広いデータコネクティビティの組み合わせが、それを今、あらゆる技術レベルのユーザーにとって実現可能なものにしています。

今すぐ始めましょう

無料の CData CLI をダウンロードして Claude Code と組み合わせ、独自のエージェント駆動型ワークフローを構築しましょう。サポートが必要な場合は、サポートチームまでお問い合わせください。