SharePoint Online: Microsoft IDCRL 認証の廃止(SOAP スキーマ)
IDCRL の廃止により、SharePoint Online の SOAP スキーマをご利用のお客様に影響があります。REST スキーマへの移行、または一時的な延長措置の適用についてご案内します。
Date Entered: 04/06/2026 Last Updated: 04/06/2026
概要
Microsoft は、レガシー IDCRL(Identity Client Runtime Library)認証を廃止します。これは、CData SharePoint ドライバーが SOAP スキーマモードで動作する際に基盤として使用している認証方式です。2026 年 4 月 30 日以降、SOAP スキーマによる SharePoint Online への接続はご利用いただけなくなります。
注意: 一部のお客様より、2026 年 4 月 1 日の時点ですでにアクセスが遮断されたとのご報告が寄せられています。すでに接続エラーが発生している場合は、後述の「対応策 1: 一時的な延長」の手順を実施してください。
影響を受ける対象
| カテゴリ | 詳細 |
|---|---|
| 影響を受ける製品 | CData Drivers、CData Connect AI、CData Sync |
| 影響を受ける SharePoint エディション | SharePoint Online |
| 影響を受けるスキーマ | SOAP スキーマ |
| 影響なし | REST スキーマをご利用の場合 — 対応は不要です |
| 対応期限 | 2026 年 5 月 1 日(2026 年 4 月 1 日より早期遮断の報告あり) |
対応策1: 一時的な延長(短期的な対処)
IDCRL によるアクセスがすでに遮断されている場合、Microsoft はテナントレベルのオーバーライドを提供しており、対応期限までレガシー認証プロトコルを一時的に再有効化できます。これはあくまで一時的な措置です — REST スキーマへの移行は引き続き必要となります。
ステップ1 — SharePoint Online Management Shell のインストール
Microsoft 公式ダウンロードセンターからダウンロードしてインストールします。
ステップ2 — SharePoint テナントへの接続
PowerShell で以下のコマンドを実行します。OAuth 認証のプロンプトが表示されますので、SharePoint 管理者アカウントでサインインしてください。
Import-Module Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell Connect-SPOService -Url "https://-admin.sharepoint.com"
ステップ3 — レガシー認証の再有効化
Set-SPOTenant -AllowLegacyAuthProtocolsEnabledSetting $true Set-SPOTenant -LegacyAuthProtocolsEnabled $true
ステップ4 — 変更の確認
Get-SPOTenant | Select-Object AllowLegacyAuthProtocolsEnabledSetting, LegacyAuthProtocolsEnabled
両プロパティが True を返すことを確認してから、運用を再開してください。
対応策2: REST スキーマへの移行(推奨)
REST スキーマへの移行が恒久的な解決策です。現在ご利用の CData ドライバー製品とライセンスには、REST スキーマのフルサポートがすでに含まれています — 追加の購入や製品の変更は不要です。
切り替え手順
- 現在ご利用の CData SharePoint ドライバーの接続設定を開きます。
- 接続文字列または接続プロパティパネルで Schema=REST を設定します。
- 認証方法を REST スキーマでサポートされているもの(例: OAuth 2.0)に更新します。
- REST スキーマに対してクエリをテスト・検証します。
重要: REST スキーマでは、SOAP スキーマとは公開されるテーブル、カラム、ストアドプロシージャ、パラメータが異なります。既存のクエリを確認し、必要に応じて修正してください。
参考: CData SharePoint Driver ドキュメント — REST データモデル
クエリ移行ツール: CData Code Assist for SharePoint
CData Code Assist for SharePoint は、SOAP から REST へのクエリ移行を効率化する無料ツールです。ローカル MCP サーバーとして動作し、Claude Code、Cursor、GitHub Copilot、Gemini CLI などの AI コーディングアシスタントと連携できます。
- CData Code Assist をローカルマシンにダウンロードしてインストールします。
- REST スキーマで SharePoint Online 環境に接続します。
- 既存の SOAP スキーマクエリを AI コーディングアシスタントに渡します — アシスタントが Code Assist を通じて REST スキーマを探索し、クエリを自動的に書き換えます。
サポート
移行に関するご質問やサポートが必要な場合は、CData サポートチームまでお問い合わせください。
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