【MCP Server】ChatGPT でAzure Data Lake Storage のデータと会話しよう!

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Connect AI のリモートMCP サーバーを活用して、ChatGPTがAzure Data Lake Storageに対して安全に質問への回答やアクションを実行できるようにします。

ChatGPTOpenAIが開発したAI アシスタントで、2022年11月にリリースされました。大規模言語モデル(LLM)をベースとして膨大な知識を持っており、業務のリサーチやコーディング、資料作成などに活用している方も多いのではないでしょうか。Plus およびPro 版で利用できるChatGPT の開発者モードで、外部データソースやツールに接続するためのMCP(Model Context Protocol)をサポートしています。

CData Connect AI は、Azure Data Lake Storage のデータに接続するための専用クラウド間インターフェースを提供します。CData Connect AI Remote MCP Server により、Google ADK エージェントと Azure Data Lake Storageの間でセキュアな通信が可能になります。これにより、ネイティブ対応データベースへのデータレプリケーションを必要とせずに、エージェントから Azure Data Lake Storage のデータの読み取りや操作を実行できます。CData Connect AIは最適化されたデータ処理機能を備えており、フィルタや JOIN を含むサポート対象のすべての SQL 操作を効率的に Azure Data Lake Storageへ直接送信します。サーバーサイド処理を活用することで、要求されたAzure Data Lake Storage のデータ を迅速に取得できます。

ステップ1: ChatGPT 用のAzure Data Lake Storage への接続を設定

ChatGPT からCData Connect AI のリモートMCP を介してAzure Data Lake Storage に接続していきます。まずはConnect AI でAzure Data Lake Storage への接続を設定します。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
  2. 接続を追加パネルから「Azure Data Lake Storage」を選択
  3. Azure Data Lake Storageに接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Azure Data Lake Storage 接続プロパティの取得・設定方法

    Azure Data Lake Storage Gen2 への接続

    それでは、Gen2 Data Lake Storage アカウントに接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。

    • Account:ストレージアカウントの名前
    • FileSystem:このアカウントに使用されるファイルシステム名。例えば、Azure Blob コンテナの名前
    • Directory(オプション):レプリケートされたファイルが保存される場所へのパス。パスが指定されない場合、ファイルはルートディレクトリに保存されます

    Azure Data Lake Storage Gen2への認証

    続いて、認証方法を設定しましょう。CData 製品では、5つの認証方法をサポートしています:アクセスキー(AccessKey)の使用、共有アクセス署名(SAS)の使用、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)経由、Azure サービスプリンシパル(AzureServicePrincipal またはAzureServicePrincipalCert)経由、およびManaged Service Identity(AzureMSI)経由です。

    アクセスキー

    アクセスキーを使用して接続するには、まずADLS Gen2ストレージアカウントで利用可能なアクセスキーを取得する必要があります。

    Azure ポータルでの手順は以下のとおりです:

    1. ADLS Gen2ストレージアカウントにアクセスします
    2. 設定でアクセスキーを選択します
    3. 利用可能なアクセスキーの1つの値をAccessKey 接続プロパティにコピーします

    接続の準備ができたら、以下のプロパティを設定してください。

    • AuthSchemeAccessKey
    • AccessKey:先ほどAzure ポータルで取得したアクセスキーの値

    共有アクセス署名(SAS)

    共有アクセス署名を使用して接続するには、まずAzure Storage Explorer ツールを使用して署名を生成する必要があります。

    接続の準備ができたら、以下のプロパティを設定してください。

    • AuthSchemeSAS
    • SharedAccessSignature:先ほど生成した共有アクセス署名の値

    その他の認証方法については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「Azure Data Lake Storage Gen2への認証」セクションをご確認ください。

  4. 「Save & Test」をクリック

これで、ChatGPT からAzure Data Lake Storage に接続する準備が整いました!

ステップ2: ChatGPT をCData Connect AI に接続

それでは、ChatGPT にCData Connect AI コネクタを追加していきましょう。注意点として、以下の操作の実行にはChatGPT のPlus またはPro サブスクリプションが必要になります。

  1. ChatGPTにサインインします。
  2. 「設定」 > 「アプリとコネクター」に移動します。
  3. 「高度な設定」セクションで、「開発者モード」をオンに切り替えます。
  4. 開発者モードが有効になったら、「アプリとコネクター」ページに戻り、「作成する」をクリックします。
  5. コネクタの名前を入力します(例: Connect AI MCP)。
  6. 「MCP Serverの URL」フィールドに以下を入力します。
    https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
  7. 「認証」を「OAuth」に設定します。
  8. 「わたしはこのアプリケーションを信頼します」にチェックを入れ、「作成する」をクリックします
  9. CData Connect AI のOAuth 認証ページにリダイレクトされます。Connect AI の認証情報でサインインします。
  10. 要求された権限を確認し、「認証する」をクリックしてChatGPT にConnect AI リソースへのアクセスを許可します。
  11. 認証が成功すると、ChatGPT にリダイレクトされます。
  12. Connect AI MCP Server が利用可能なコネクタリストに表示され、コネクタの管理やアクション(ツール)の有効化・無効化ができるようになります。

これで設定は完了です!では、実際にAzure Data Lake Storage のデータを探索してみましょう。

ステップ3: ChatGPT でAzure Data Lake Storage のデータをリアルタイムで探索

設定が完了したので、実際の業務に役立つ質問をいつでも聞くことができます。試してみましょう。

  1. ChatGPT で新しい会話を開始します。
  2. ツールピッカーで「開発者モード」を有効にします。
  3. 「+」ボタンから「Connect AI MCP」を有効にします。
  4. 自然言語のプロンプトでデータの探索を開始できます。ChatGPT はConnect AI MCP を使用してAzure Data Lake Storage のデータをリアルタイムにクエリします。例えば以下のようなプロンプトを試してみてください。
    • 「過去30日間のすべての顧客を表示して」
    • 「最もパフォーマンスの高い製品は何ですか?」
    • 「今四半期の売上トレンドを分析して」
    • 「すべてのアクティブなプロジェクトと現在のステータスをリストして」
    その他多くのプロンプトアイデアを、CData のプロンプトライブラリで用意しています。
  5. ChatGPT は自然言語のクエリを自動でSQL に変換し、Connect AI を通じてAzure Data Lake Storage データを取得・分析します。

重要:ChatGPTの開発者モードは読み取り/書き込み権限を提供します。Azure Data Lake Storage への書き込み操作を許可する際は注意してください。データの変更を許可する前に必ず内容を確認してください。

注意: 開発者モードはベータ版であり、ChatGPT Plus およびPro 版でのみ利用できます。最新のセットアップ情報については、OpenAIのドキュメントをご参照ください。

CData Connect AI でビジネスシステムのデータ活用を今すぐスタート

いかがでしたか?ChatGPT からAzure Data Lake Storage へのデータ接続が10分もかからずに完了したのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、14日間の無償トライアルでAI ツールからビジネスシステムへのリアルタイムデータ接続をぜひお試しください。

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