【MCP Server】n8n からIBM Cloud Object Storage のデータと連携しよう!

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Connect AI のリモートMCP Server で n8n から IBM Cloud Object Storage へのリアルタイムアクセスを実現。ワークフロー自動化でデータの読み取りとアクション実行を簡単に。

n8n は、さまざまなアプリケーションやサービスを接続してタスクやプロセスを自動化できる、オープンソースのワークフロー自動化ツールです。CData Connect AI のリモートMCP と組み合わせることで、n8n を活用して IBM Cloud Object Storage とリアルタイムでやり取りできます。この記事では、Connect AI Remote MCP を使用して IBM Cloud Object Storage に接続し、n8n で IBM Cloud Object Storage とやり取りする基本的なワークフローを作成する方法をご紹介します。

CData Connect AI は、IBM Cloud Object Storage のデータに接続するための専用クラウド間インターフェースを提供します。CData Connect AI Remote MCP Server により、Google ADK エージェントと IBM Cloud Object Storageの間でセキュアな通信が可能になります。これにより、ネイティブ対応データベースへのデータレプリケーションを必要とせずに、エージェントから IBM Cloud Object Storage のデータ の読み取りや操作を実行できます。CData Connect AIは最適化されたデータ処理機能を備えており、フィルタや JOIN を含むサポート対象のすべての SQL 操作を効率的に IBM Cloud Object Storageへ直接送信します。サーバーサイド処理を活用することで、要求されたIBM Cloud Object Storage のデータ を迅速に取得できます。

この記事では、n8n でシンプルなチャットエージェントを構築して、データを会話形式で探索(Vibe Query)する方法をご紹介します。ここで紹介する接続の原則は、あらゆる n8n ワークフローに適用できます。Connect AI を使用すれば、IBM Cloud Object Storage に加えて、数百の他のデータソースにもアクセスできるワークフローやエージェントを構築できます。

ステップ 1:n8n 用の IBM Cloud Object Storage 接続を設定する

n8n から IBM Cloud Object Storage への接続は、CData Connect AI のリモートMCP を通じて実現されます。n8n から IBM Cloud Object Storage とやり取りするために、まず CData Connect AI で IBM Cloud Object Storage 接続を作成・設定していきましょう。

  1. Connect AI にログインし、「Sources」をクリックして、「Add Connection」をクリックします
  2. 「Add Connection」パネルから「IBM Cloud Object Storage」を選択します
  3. IBM Cloud Object Storage に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Cloud Object Storage 接続プロパティの取得・設定方法

    Cloud Object Storage に接続する前に、Cloud Object Storage インスタンスを登録してCloud Object Storage API キーとCRN を取得していきます。

    Cloud Object Storage の新規インスタンスの登録

    IBM Cloud アカウントにCloud Object Storage がまだない場合は、以下の手順に従ってアカウントにSQL Query のインスタンスをインストールできます。

    1. IBM Cloud アカウントにログインします。
    2. Cloud Object Storage ページに移動して、インスタンス名を指定して「作成」をクリックします。Cloud Object Storage の新規インスタンスにリダイレクトされます。

    API キー

    API キーは以下の手順で取得できます。

    1. まずは、IBM Cloud アカウントにログインします。
    2. API キーページに移動します。
    3. 中央右隅のIBM Cloud APIキーの作成 をクリックして、新しいAPI キーを作成します。
    4. ポップアップウィンドウが表示されたら、API キーの名前を指定して作成をクリックします。ダッシュボードからはアクセスできなくなるため、API Key を控えておきましょう。

    Cloud Object Storage CRN

    デフォルトでは、CData 製品はCloud Object Storage CRN を自動で取得します。ただし、複数のアカウントがある場合は、CloudObjectStorageCRN を明示的に指定する必要があります。この値は、次の2つの方法で取得できます。

    • Services ビューをクエリする。これにより、IBM Cloud Object Storage インスタンスとそれぞれのCRN がリストされます。
    • IBM Cloud で直接CRN を見つける。これを行うには、IBM Cloud のダッシュボードに移動します。リソースリストで、ストレージからCloud Object Storage リソースを選択してCRN を取得します。

    IBM Cloud Object Storage への接続

    これで準備は完了です。以下の接続プロパティを設定してください。

    • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 認証を繰り返す必要がなく、さらに自動でアクセストークンを設定できます。
    • ApiKey:セットアップ中に控えたAPI キーを指定。
    • CloudObjectStorageCRN(オプション):控えておいたCloud Object Storage のCRN に設定。Cloud Object Storage アカウントが複数ある場合のみ設定する必要があります。

    プロパティを設定したら、これで接続設定は完了です。

  4. 「Create & Test」をクリックします
  5. 「Add IBM Cloud Object Storage Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。

パーソナルアクセストークンの追加

パーソナルアクセストークン(PAT)は、n8n から Connect AI への接続を認証するために使用されます。アクセス制御の粒度を維持するために、サービスごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして、設定ページを開きます。
  2. 設定ページの「Access Tokens」セクションに移動し、「Create PAT」をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されますので、必ずコピーして安全な場所に保管してください。

これで接続の設定と PAT の生成が完了しました。n8n から IBM Cloud Object Storage に接続する準備が整いました。

ステップ 2:n8n を CData Connect AI に接続する

以下の手順に従って、n8n で CData Connect AI に接続していきましょう:

  1. n8n.io にサインインするか、新しいアカウントを作成します。
  2. MCP Client ツールを使用するワークフローをn8n で作成します。以下の例では、チャットボットとして機能するワークフローを作成しています。チャットモデルには OpenAI を使用し、Memory には Simple Memory を使用しました。
  3. ワークフロー内の MCP Client ノードを設定します:
    • Endpointhttps://mcp.cloud.cdata.com/mcp に設定します(Connect AI の「Connect Data to AI」リボンに記載されています)。
    • Server TransportHTTP Streamable に設定します。
    • AuthenticationHeader Auth に設定し、以下のプロパティを設定して Basic 認証を使用します。
      • NameAuthorization に設定します。
      • ValueBasic EMAIL:PAT に設定し、EMAILPAT をConnect AI のメールアドレスと先ほど作成した PAT に置き換えます。例:Basic [email protected]:Uu90pt5vEO...

オプション:AI エージェントにコンテキストを提供する

このステップでは、AI Agent ノードの System Message パラメータを通じて、AI エージェントの役割を確立し、会話のコンテキストを提供します。エージェントに MCP Server エキスパートとしての役割と利用可能なツールのリストを明示的に伝えるシステムメッセージを提供することで、エージェントの理解と応答の精度を高めることができます。例えば、System Message を以下のように設定できます。

あなたは、CData Connect AI MCP Server に接続された MCP Client ツールの使用エキスパートです。常に徹底的に検索し、各クエリに最も関連性の高い MCP Client ツールを使用してください。以下は、利用可能なツールとそれぞれの説明です:
queryData: 接続されたデータソースに対して SQL クエリを実行し、結果を取得します。queryData ツールを使用する場合は、テーブル名に次の形式を使用してください:catalog.schema.tableName
execData: 接続されたデータソースに対してストアドプロシージャを実行します
getCatalogs: CData Connect AI から利用可能な接続のリストを取得します。接続名は、他のツールや CData Connect AI へのクエリでカタログ名として使用する必要があります。特定のカタログで利用可能なスキーマのリストを取得するには、`getSchemas` ツールを使用してください。
getColumns: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI から利用可能なデータベース列のリストを取得します。
getExportedKeys: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI から外部キー関係のリストを取得します。
getImportedKeys: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI から外部キー関係のリストを取得します。
getIndexes: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI からインデックスのリストを取得します。
getPrimaryKeys: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI からプライマリキーのリストを取得します。
getProcedures: 特定のカタログとスキーマの CData Connect AI からストアドプロシージャのリストを取得します
getProcedureParameters: 特定のカタログ、スキーマ、プロシージャの CData Connect AI からストアドプロシージャパラメータのリストを取得します。
getSchemas: 特定のカタログの CData Connect AI から利用可能なデータベーススキーマのリストを取得します。特定のカタログとスキーマで利用可能なテーブルのリストを取得するには、`getTables` ツールを使用してください。
getTables: 特定のカタログとスキーマの CData Connect AI から利用可能なデータベーステーブルのリストを取得します。特定のテーブルで利用可能な列のリストを取得するには、`getColumns` ツールを使用してください。
  

ステップ 3:n8n でIBM Cloud Object Storage のデータをリアルタイムで探索

n8n でワークフローを作成してMCP Client を接続できたので、n8n を使用して IBM Cloud Object Storage と連携できるようになりました。MCP Client ノードを使用すると、IBM Cloud Object Storage データソースにクエリを送信し、リアルタイムでレスポンスを受信できます。

n8n でワークフローを開いて実行し、IBM Cloud Object Storage とのやり取りを開始してください。MCP Client ノードを使用して、IBM Cloud Object Storage に質問したり、データを取得したり、アクションを実行したりできます。

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