Cline を使用して Visual Studio Code からリアルタイム Microsoft Project のデータにアクセスする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData MCP Server for Microsoft Project を Windows Subsystem for Linux (WSL) で実行し、Visual Studio Code の Cline 拡張機能からリアルタイム Microsoft Project のデータ に接続します。

Cline は IDE 上で動作する自律型コーディングエージェントです。ユーザーの許可を得ながら、ファイルの作成や編集、コマンドの実行、ブラウザの操作などを実行できます。CData MCP Server for Microsoft Project と組み合わせることで、IDE から直接 CRM データにリアルタイムでアクセスでき、開発環境を離れることなくリアルタイムのスキーマとレコードを使用してデータ駆動型機能の構築、テスト、検証が行えます。

この記事では、CData MCP Server for Microsoft Project を WSL(Windows Subsystem for Linux)で実行し、Windows 上の Visual Studio Code の Cline 拡張機能から接続する方法について説明します。

背景

CData MCP Server は通常、Claude Desktop などのクライアント向けに設計されています。しかし、Windows の VS Code で Cline 拡張機能を使用してサーバーに接続しようとすると、以下のエラーが発生しました:

MCP error -32000: Connection closed

この問題は、Cline 拡張機能の Windows 版における stdio トランスポート実装の I/O 処理に起因していると考えられます

  • 関連する GitHub Issue: https://github.com/cline/cline/issues/3464
  • また、Java や Node などのプロセスを起動する際に、PATH などの環境変数が正しく継承されない場合があります。

前提条件

  • Windows に Visual Studio Code がインストールされていること
  • VS Code に Cline 拡張機能がインストールおよび設定されていること
  • Windows Subsystem for Linux (WSL) がインストールされ、Linux ディストリビューション(Ubuntu など)が動作していること
  • WSL に Java 21 以上の JRE がインストールされていること
  • Windows に CData MCP Server for Microsoft Project がインストールされていること

ステップ 1: Microsoft Project で認証(Windows 上)

WSL で MCP Server を実行する前に、Windows 環境で認証フローを完了する必要があります。これにより、必要な資格情報がすべて生成され、適切に保存されます。「CData MCP Server for Microsoft Project」を見つけて実行するか、MCP Server JAR ファイルを実行して設定ウィザードを開きます。

java -jar "C:\Program Files\CData\CData MCP Server for Microsoft Project 2024\lib\cdata.mcp.microsoftproject.jar"

Microsoft Project への接続

Authentication セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なMicrosoft Project ユーザークレデンシャルに設定する 必要があります。加えて、URL を有効なMicrosoft Project サーバーの組織ルート、またはMicrosoft Project サービスのファイルに 指定する必要があります。

CData MCP Server の設定

MCP Server に名前を付け(例: cdatamicrosoftproject)、必要な接続プロパティを入力して「Connect」をクリックします。

接続に成功すると、以下のディレクトリとファイルが作成されます:

C:\Users\<username>\AppData\Roaming\CData\microsoftproject Provider\
 |-- cdatamicrosoftproject.mcp
 |-- (その他のサポート設定ファイル)

ステップ 2: MCP Server 設定を WSL にコピー

次に、設定フォルダ全体を Windows から WSL 環境にコピーします。

mkdir -p ~/.config/CData/
cp -r /mnt/c/Users/<username>/AppData/Roaming/CData/"microsoftproject Provider" ~/.config/CData/

コピー先のパスが正確に ~/.config/CData/microsoftproject Provider/ と一致していることを確認してください。

ステップ 3: WSL に MCP Server をインストール

Java をインストールし、MCP Server JAR を WSL 内の目的の場所に配置します:

sudo apt update
sudo apt install openjdk-21-jre-headless
sudo mkdir -p /opt/cdata/mcp_microsoftproject/lib
sudo cp /mnt/c/Program\ Files/CData/CData\ MCP\ Server\ for\ Microsoft Project\ 2024/lib/cdata.mcp.microsoftproject.jar /opt/cdata/mcp_microsoftproject/lib/

ステップ 4: Cline の設定

次に、wsl コマンドを使用して WSL 内で MCP Server を起動するように Cline 拡張機能を設定します。

以下の内容で cline_mcp_settings.json を作成または更新します:

{
  "mcpServers": {
    "cdatamicrosoftproject": {
      "autoApprove": ["*"],
      "disabled": false,
      "timeout": 60,
      "type": "stdio",
      "command": "wsl",
      "args": [
        "-d",
        "Ubuntu", // インストールされている WSL ディストリビューション名に置き換えてください
        "--",
        "/usr/bin/java",
        "-jar",
        "/opt/cdata/mcp_microsoftproject/lib/cdata.mcp.microsoftproject.jar",
        "cdatamicrosoftproject"
      ],
      "env": {
        "JAVA_TOOL_OPTIONS": "-Xmx2g"
      }
    }
  }
}

注意: Ubuntu を実際の WSL ディストリビューション名(例: Ubuntu-22.04)に置き換えてください。PowerShell または CMD で wsl -l を実行して確認できます。

ステップ 5: Cline でリアルタイムデータを操作

Visual Studio Code 内から、Cline 拡張機能を通じて MCP コマンドを実行できるようになりました。

cdatamicrosoftproject_get_tables
cdatamicrosoftproject_get_columns Projects

正しく設定されていれば、これらのコマンドは利用可能な Microsoft Project オブジェクトとメタデータのリストを返し、CRM スキーマをリアルタイムで操作できます。

以下のような自然言語プロンプトを試してみてください:

  • 「新しい Microsoft Project Lead を作成する React フォームを生成してください。」
  • 「今四半期にクローズした Opportunities を取得する Python 関数を作成してください。」

AI とデータを今すぐ接続しましょう!

CData MCP Server を使用すると、LLM からリアルタイムのエンタープライズデータをこれまで以上に簡単に操作できます。この技術を実際に体験するには、30 日間の無料トライアルをダウンロードするか、CData コミュニティにアクセスして、洞察を共有したり、質問したり、エンタープライズ対応 AI の未来を一緒に形作りましょう。

はじめる準備はできましたか?

MS Project MCP Server の無料トライアルをダウンロード:

 ダウンロード

詳細:

Microsoft Project Icon MS Project MCP Server お問い合わせ

The CData MCP Server for Microsoft Project allows you to connect with live Microsoft Project data, directly from LLMs that support MCP.