Blazor でNASA のデータにリアルタイムで連携するアプリを構築

杉本和也
杉本和也
リードエンジニア
ASP.NET Core Blazor C# でNASA にSQL でクエリ。



Blazor は、.NET を使って対話型のクライアント側Web UI を構築するためのフレームワークです。JavaScript の代わりにC# を使って、UI を作れるところが魅力です。また、既存の.NET ライブラリや.NET エコシステムを使うことができる利点があります。

CData ADO.NET Provider for API は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってNASA を操作可能にします。Blazor が.NET Core 対応をしているため、Server Side Blazor からADO.NET Provider を使うことができます。この記事では、Server Side Blazor からNASA に接続して直接SQL クエリを実行する方法を説明します。

Blazor はADO.NET Provider の利用が可能

CData ADO.NET Provider for API のインストール

CData ADO.NET Provider は、通常であればRDB に接続するフレームワークである ADO.NET DataAdapter やLinqToSQL(もしくはDapper などのORM を挟んでもいいです)であり、NASA のデータへもRDB と同感覚でアクセスが可能になります。

CData のWebsite からProvider をダウンロードして、マシンにインストールします。NuGet からインストールすることも可能です。NASA ADO.NET Data Provider で検索してください。

NuGet でADO.NET NASA Provider をインストール

SELECT NASA のデータ from the Blazor App

  1. Open the Index.razor file from the Project page.
  2. In a APIConnection object, set the connection string:

    API キー認証の設定

    ほとんどの NASA API エンドポイント(APOD、NeoWS、DONKI、TechTransfer)では、NASA API キーが必要です。https://api.nasa.gov で無料のキーを登録してください。デフォルトの DEMO_KEY ではアクセスが制限されます(1 時間あたり 30 リクエスト、1 日あたり 50 リクエスト)。登録済みのキーでは 1 時間あたり 1,000 リクエストが可能です。

    以下のエンドポイントは API キーが不要で、認証なしで利用できます:EONET(Earth Observatory Natural Event Tracker)、EPIC(Earth Polychromatic Imaging Camera)、NASA Image and Video Library、TechPort。

    API キーを取得したら、以下の接続プロパティを設定します:

    • AuthScheme:APIKey に設定します。
    • APIKey:NASA の API キーに設定します。簡単なテストには DEMO_KEY を使用します。

    接続文字列の例

    Profile=C:\profiles\NASA.apip;AuthScheme=APIKey;APIKey=YOUR_NASA_API_KEY
    

    NASA への接続

    認証を設定すると、NASA に接続して、AstronomyPictureOfDay、NearEarthObjectFeed、EonetEvents、NasaImageLibrary などの利用可能なテーブルからデータをクエリできます。

    For example: Profile=C:\profiles\NASA.apip;AuthScheme=APIKey;APIKey=YOUR_NASA_API_KEY

    Blazor でNASA にデータ連携するアプリを構築

    Blazor にADO.NET Provider for API を接続

    • Visual Studio を立ち上げて、Blazor アプリのプロジェクトを作成します。
    • Blazor アプリを作成
    • ソリューションエクスプローラーで「依存関係」から右クリックで「プロジェクト参照の追加」をクリック。
    • 参照マネージャーが開くので、「参照」ボタンをクリックして、先ほどインストールしたADO.NET Provider の.dll を選択します。「C:\Program Files\CData\CData ADO.NET Provider for API 2019J\lib etstandard2.0」内のSystem.Data.CData.API.dll」を参照に選びます。
    • ADO.NET for API の.dll をBlazor アプリから参照

    Blazor でNASA のデータをSELECT

    サンプルプロジェクトの「Page」→「Index.razor」を開きます。

    以下のコードを書きます。使っているクエリはおなじみの標準SQL です。NASA 固有のAPI を書かなくてもRDB と同感覚でSQL が書けるところがADO.NET Prover for API の強味です。

          @page "/"
          @using System.Data;
          @using System.Data.CData.API;
    
          <h1>Hello, world!</h1>
    
          Welcome to your Data app.
    
          <div class="row">
              <div class="col-12">
    
                  @using (APIConnection connection = new APIConnection(
                    "Profile=C:\profiles\NASA.apip;AuthScheme=APIKey;APIKey=YOUR_NASA_API_KEY"))
                  {
                      var sql = "SELECT ,  FROM AstronomyPictureOfDay WHERE StartDate = '2024-01-01'";
                      var results = new DataTable();
    
                      APIDataAdapter dataAdapter = new APIDataAdapter(sql, connection);
                      dataAdapter.Fill(results);
    
                      <table class="table table-bordered">
                          <thead class="thead-light">
                              <tr>
                                  @foreach (DataColumn item in results.Rows[0].Table.Columns)
                                  {
                                      <th scope="col">@item.ColumnName</th>
                                  }
                              </tr>
                          </thead>
                          <tbody>
                              @foreach (DataRow row in results.Rows)
                              {
                                  <tr>
                                      @foreach (var column in row.ItemArray)
                                      {
                                          <td>@column.ToString()</td>
                                      }
                                  </tr>
                              }
                          </tbody>
                      </table>
                  }
              </div>
          </div>
        

    API キー認証の設定

    ほとんどの NASA API エンドポイント(APOD、NeoWS、DONKI、TechTransfer)では、NASA API キーが必要です。https://api.nasa.gov で無料のキーを登録してください。デフォルトの DEMO_KEY ではアクセスが制限されます(1 時間あたり 30 リクエスト、1 日あたり 50 リクエスト)。登録済みのキーでは 1 時間あたり 1,000 リクエストが可能です。

    以下のエンドポイントは API キーが不要で、認証なしで利用できます:EONET(Earth Observatory Natural Event Tracker)、EPIC(Earth Polychromatic Imaging Camera)、NASA Image and Video Library、TechPort。

    API キーを取得したら、以下の接続プロパティを設定します:

    • AuthScheme:APIKey に設定します。
    • APIKey:NASA の API キーに設定します。簡単なテストには DEMO_KEY を使用します。

    接続文字列の例

    Profile=C:\profiles\NASA.apip;AuthScheme=APIKey;APIKey=YOUR_NASA_API_KEY
    

    NASA への接続

    認証を設定すると、NASA に接続して、AstronomyPictureOfDay、NearEarthObjectFeed、EonetEvents、NasaImageLibrary などの利用可能なテーブルからデータをクエリできます。

    プロジェクトをリビルドして実行します。このようにNASA からデータを直接取得し、HTML テーブル形式にレンダリングしています。

    Blazor アプリからNASA のデータをクエリ

    もちろんSaaS データソースへの接続の場合には、RDB 向けのドライバーと違い最終的にはHTTP リクエストが行われるので、サーバーサイド Blazor としてサーバーサイドから実行されるのか、クライアントサイド Blazor として、実行中のブラウザからHTTPリクエストが行われるのかの違いはあります。そのあたりはネットワークやプロキシの設定として注意が必要でしょう。設定はコード内の接続プロパティで可能です。

    まとめ

    このようにサーバーサイドBlazor アプリから簡単にADO.NET Provider を使ってNASA にリアルタイムでデータ取得を行うアプリを作ることができました。Blazor が.NET Core、フレームワークのツール群を使えるというメリットを活かすことができます。今回はSELECT * でしたが、フィルタリングやJOIN も可能です。是非、30日の無償評価版でシンプルかつパワフルなADO.NET Provider でのサーバーサイドBlazor 連携をお試しください。

はじめる準備はできましたか?

API Driver で NASA のライブデータに接続

NASA に接続