国産BI ツールのActionista! からNASA に直接連携してビジュアライズ

桑島義行
桑島義行
テクニカルディレクター
Actionista! からリアルタイムNASA のデータに直接連携して分析を実施。



CData Driver for API を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からNASA のデータをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for API をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からNASA のデータへの連携を設定

CData JDBC Driver for API をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for API をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for API 2019J\lib\cdata.jdbc.api.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するNASA のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # API
    loader.jdbc.displayName.API = API
    loader.jdbc.initJdbcUrl.API = jdbc:api:
    loader.jdbc.url.API = jdbc:api:
    loader.jdbc.driver.API = cdata.jdbc.api.APIDriver
    loader.jdbc.dbmsInfo.API = cdata.jdbc.api.APIDriver
                
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

NASA のデータをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、NASA のデータをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にNASA への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:NASA に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      API キー認証の設定

      ほとんどの NASA API エンドポイント(APOD、NeoWS、DONKI、TechTransfer)では、NASA API キーが必要です。https://api.nasa.gov で無料のキーを登録してください。デフォルトの DEMO_KEY ではアクセスが制限されます(1 時間あたり 30 リクエスト、1 日あたり 50 リクエスト)。登録済みのキーでは 1 時間あたり 1,000 リクエストが可能です。

      以下のエンドポイントは API キーが不要で、認証なしで利用できます:EONET(Earth Observatory Natural Event Tracker)、EPIC(Earth Polychromatic Imaging Camera)、NASA Image and Video Library、TechPort。

      API キーを取得したら、以下の接続プロパティを設定します:

      • AuthScheme:APIKey に設定します。
      • APIKey:NASA の API キーに設定します。簡単なテストには DEMO_KEY を使用します。

      接続文字列の例

      Profile=C:\profiles\NASA.apip;AuthScheme=APIKey;APIKey=YOUR_NASA_API_KEY
      

      NASA への接続

      認証を設定すると、NASA に接続して、AstronomyPictureOfDay、NearEarthObjectFeed、EonetEvents、NasaImageLibrary などの利用可能なテーブルからデータをクエリできます。

                          jdbc:api:Profile=C:\profiles\NASA.apip;AuthScheme=APIKey;APIKey=YOUR_NASA_API_KEY
                      
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにNASA を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してNASA に接続します。
  • NASA への接続が完了すると、JDBC Driver がNASA のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • NASA のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、NASA のデータのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • NASA オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でNASA のデータを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にNASA のデータのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • NASA キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したNASA のデータのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、NASA キューブから表示させる項目を選択します。
  • NASA キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • NASA のデータをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for API をActionista! で使うことで、ノーコードでNASA のデータをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

はじめる準備はできましたか?

API Driver で NASA のライブデータに接続

NASA に接続