OutlookのデータをExcelで取得する方法|3ステップで簡単連携

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
ExcelからOutlookのデータを直接取得。プログラミング不要で接続設定からデータ操作まで3ステップで完結します。リアルタイムデータ同期にも対応。



CData Excel Add-In for API を使えば、Excel から直接Outlook のデータ取得が可能になります。

この記事ではExcel Add-In の使い方を説明し、実際にOutlook のデータを取得していきます。記事の例ではCalendarGroupCalendars テーブルを使いますが、同じことがCData Excel Add-In で取得できるすべてのOutlook のデータのテーブルに対して実行可能です。

Outlook とExcel の連携とは?

Outlook とExcel を連携することで、Outlook のデータをExcel シートにリアルタイムで取得・更新できるようになります。一度設定すれば「エクスポート → 編集 → インポート」の手作業が不要になり、常に最新データをExcel で扱えます。

Outlook とExcel を連携する方法の比較

Outlook のデータをExcel で扱う主な方法は3つあります。

方法 リアルタイム同期 双方向操作 技術的な知識
手動エクスポート(CSV) × × 不要
API / Power Query 必要
CData Excel Add-In 不要

CData Excel Add-In はVBA やPower Query による開発なしでOutlook に接続できます。Excel のリボンメニューから操作するだけで、Outlook のデータを取得・追加・更新できます。

Outlook とExcel を連携するメリット

  • リアルタイムデータ同期:定期的な手動エクスポートが不要になります。Excel で「ワークブックのリフレッシュ」するだけで、常に最新のOutlook データを取得できます。
  • 双方向操作:Excel からOutlook へのデータ追加・更新も可能です。Excel をOutlook の編集フロントエンドとして活用できます。
  • コーディング・API 知識不要:API 仕様の知識やVBA スキルは一切不要です。Excel のリボンメニューから直感的に操作できます。
  • Excel の全機能を活用:ピボットテーブル、グラフ、条件付き書式など、Excel の豊富な分析・可視化機能をOutlook のライブデータに対してそのまま使えます。
  • 270以上のデータソースに対応:CData Excel Add-In はOutlook のほか、270を超えるSaaS・データベース・NoSQL データソースに対応しています。

Outlook への接続を設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAPI Excel Add-In の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

Outlook への接続には、Excel Add-in をインストールした後にExcel を起動して、「CData」タブ ->「データの取得」->「取得元:Outlook」とクリックしていきます。

Excel のCData タブからデータの取得アイコンをクリックして、取得元:Outlookを選択

接続エディタが表示されるので、接続プロパティを入力して「接続テスト」をクリックしてください。プロパティの取得方法について説明します。

OAuth 認証の設定

Microsoft Graph API は認証に OAuth 2.0 を使用します。OAuth 認証情報(Client ID と Client Secret)を取得するには、Microsoft Azure Portal でアプリケーションを登録する必要があります。

OAuth 認証情報の取得

  1. Azure Portal にログインします。
  2. Azure Active Directory > App registrations に移動します。
  3. New registration をクリックして新しいアプリケーションを作成します。
  4. アプリケーション名を入力し、適切なアカウントの種類を選択します。
  5. Redirect URI をアプリケーションのコールバック URL に設定します(デスクトップアプリの場合は http://localhost:33333 など)。
  6. Register をクリックしてアプリケーションを作成します。
  7. アプリケーションの概要ページで Application (client) ID をコピーします。これが OAuthClientId になります。
  8. Certificates & secrets に移動して、新しいクライアントシークレットを作成します。
  9. クライアントシークレットの値をコピーします。これが OAuthClientSecret になります。
  10. API permissions に移動して、必要な Microsoft Graph API の権限を追加します:
    • Mail.Read - メールメッセージへのアクセス用
    • Contacts.Read - 連絡先へのアクセス用
    • Calendars.Read - カレンダーイベントへのアクセス用
    • Tasks.Read - To Do タスクへのアクセス用
    • offline_access - リフレッシュトークンの取得用
  11. Grant admin consent をクリックして、これらの権限を付与します。

OAuth での接続

以下の接続プロパティを設定して接続を確立してください:

  • AuthScheme:OAuth に設定します。
  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定します。CData API Profile for Outlook が OAuth プロセスを自動的に進め、アクセストークンを取得します。
  • OAuthClientId:Azure Portal の Application (client) ID に設定します。
  • OAuthClientSecret:Azure Portal のクライアントシークレットの値に設定します。
  • TenantId:Azure AD のテナント識別子(GUID または 'contoso.onmicrosoft.com' のようなドメイン名)に設定します。
  • CallbackURL:アプリ登録で指定したリダイレクト URI に設定します(デスクトップアプリの場合は http://localhost:33333 など)。

接続文字列の例

Profile=C:\profiles\Outlook.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;TenantId=your_tenant_id;CallbackUrl=http://localhost:33333;

Outlook のデータの取得

接続設定が完了したら、いよいよOutlook のデータを取得してみましょう。

  1. 接続が完了すると、以下の「クエリを編集」画面が表示されます。
  2. クエリ編集画面
  3. 「テーブル/ビュー」項目の「選択」ボタンをクリックします。テーブル一覧が表示されるので、取得したいテーブルを選択してください。今回はCalendarGroupCalendars を使います。
  4. 以下のようにテーブルのメタデータが自動で取得・表示されます。「最大行数」で取得するレコード数を調整することもできます。新規データの一括入力だけが目的の場合は、1行だけを取得するといったことも可能です。
  5. テーブルの情報
  6. 「シート名」にデータを追加するExcel シートの名前を入力します。デフォルトでは、取得するテーブル名がシート名になります。準備ができたら「OK」をクリックすると、データが取得されます(以下はすべてサンプルデータです)。
  7. 取得したOutlook のデータ

よくある質問

はい。CData Excel Add-In では「ワークブックのリフレッシュ」でいつでも最新データに更新できます。
不要です。Excel のリボンメニューから操作するだけで、Outlook のデータを取得・更新できます。
はい。接続プロパティの設定のみで利用できます。API 呼び出しはCData Excel Add-In が自動的に処理します。
「最大行数」で制御できます。デフォルトはすべてのレコードを取得します。

Outlook からExcel へのデータ連携には、ぜひCData Excel Add-In をご利用ください

このようにCData Excel Add-In と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをExcel からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData Excel Add-In は、日本のユーザー向けにUI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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