Coginiti Pro からリアルタイムRabbitMQ のデータにアクセス
Coginiti Pro は、データエンジニア、アナリスト、データサイエンティスト向けに設計された SQL データおよびアナリティクスのための統合ツールです。CData API Driver for JDBCと組み合わせることで、Coginiti Pro からリアルタイムでRabbitMQ のデータにアクセスしてクエリを実行できます。この記事では、Coginiti Pro からRabbitMQ のデータに接続してクエリを実行する方法を説明します。
CData API Driver for JDBCの組み込みの最適化されたデータ処理により、リアルタイムRabbitMQ のデータとのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを実現します。RabbitMQに対して複雑な SQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされている SQL 操作を直接RabbitMQにプッシュし、サポートされていない操作(主に SQL 関数や JOIN 操作)は組み込みの SQL エンジンを使用してクライアントサイドで処理します。さらに、組み込みの動的メタデータクエリ機能により、ネイティブデータ型を使用してRabbitMQ のデータを操作および分析できます。
接続プロパティの取得と接続文字列の作成
CData API Driver for JDBCのインストーラーをダウンロードし、パッケージを解凍して JAR ファイルを実行し、ドライバーをインストールします。続いて、必要な接続プロパティを取得します。
RabbitMQ Management HTTP API について
RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。
HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。
Basic 認証の設定
RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:
- サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
- 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
- RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。
RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:
- AuthScheme:Basic に設定します。
- URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
- User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
- Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。
接続文字列の例:
Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;
利用可能なテーブル
RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:
- Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
- Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
- NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
- Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
- Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
- Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
- Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
- Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
- Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
- VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
- VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
- Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
- Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
- TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
- Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
- OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
- Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
- GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
- VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
- UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
- FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
- DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
- AuthAttempts - ノードの認証試行統計
- ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
- WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
- ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
- ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
- QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング
NOTE: Coginiti Pro で JDBC ドライバーを使用するには、ライセンス(製品版またはトライアル版)とランタイムキー(RTK)が必要な場合があります。ライセンス(またはトライアル)の取得について詳しくは、営業チームまでお問い合わせください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、RabbitMQ JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーをご利用ください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから jar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.api.jar
接続プロパティ(RTK を含む)を入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
RabbitMQ のデータ用の JDBC データソースを作成
- Coginiti Pro を開き、File メニューから「Edit Drivers」を選択します。
- 表示されたウィザードで「Add」をクリックし、「Generic」を選択します。
「JDBC Drivers」ウィザードで、以下のドライバープロパティを設定し、「Create Driver」をクリックします。
- JDBC Driver Name に「CData JDBC Driver for RabbitMQ」などのわかりやすい名前を設定します。
- 「Add Files」をクリックして、インストールディレクトリの「lib」フォルダから JAR ファイル(例:cdata.jdbc.api.jar)を追加します。
- Class Name で cdata.jdbc.api.APIDriver を選択します。
CData API Driver for JDBCを使用した接続の作成
- File メニューから「Edit Connections」をクリックします。
- 表示されたウィザードで「Add」をクリックし、「Generic」を選択します。

- 「Connections」ウィザードで、接続プロパティを設定します。
- Connection name に識別しやすい名前を設定します。
- Database JDBC driver に先ほど設定したドライバーを設定します。
- JDBC URL に組み込みの接続文字列デザイナーで設定した JDBC URL を設定します(例:jdbc:api:Profile=C:\profiles\\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;)。
- 「Test」をクリックして接続が正しく設定されていることを確認します。「Save」をクリックします。
SQL でRabbitMQにクエリを実行
- データベースアイコン()をクリックして Connections タブを開きます。
- プラス記号()をクリックして新しいクエリタブを追加します。
クエリコンソールが開いたら、実行する SQL スクリプトを記述し、「Run at Cursor」をクリックします。
NOTE: 左側のエクスプローラーを使用して、テーブル/ビュー名やカラム名を確認できます。
エクスプローラーの使用方法
- 「Select connection」フィールドで、クエリを実行する接続を選択します。
- 作成した接続を展開し、「CData」カタログを展開してから、RabbitMQカタログを展開します。
- 「Tables」または「Views」を展開して、クエリを実行するエンティティを見つけます。
- 選択したエンティティを展開して、フィールド(カラム)を確認します。
無料トライアルと詳細情報
CData API Driver for JDBCの30日間の無料トライアルをダウンロードして、Coginiti Pro でリアルタイムRabbitMQ のデータを活用してください。ご質問がございましたら、サポートチームまでお問い合わせください。