Mule アプリケーションからRabbitMQ のデータにアクセス:CData JDBC Driver

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
CData JDBC ドライバとHTTP、SQL を組み合わせれば、RabbitMQ のデータのJSON エンドポイントに接続できるMule アプリケーションを簡単に作成できます。



CData JDBC Driver for API はRabbitMQ のデータをMule アプリケーションと連携することで、読みといった機能をおなじみのSQL クエリを使って実現します。JDBC ドライバーを使えば、RabbitMQ のデータをバックアップ、変換、レポート作成、分析するMule アプリケーションをユーザーは簡単に作成できます。

本記事では、Mule プロジェクト内でCData JDBC Driver for API を使用して、RabbitMQ のデータのWeb インターフェースを作成する方法を紹介します。作成したアプリケーションを使えば、HTTP 経由でRabbitMQ のデータをリクエストして、JSON 形式で結果を取得できます。まったく同様の手順で、すべてのCData JDBC ドライバで数百種類のデータソースのWeb インターフェースを作成できます。手順は以下のとおりです。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作る。
  2. Message Flow にHTTP コネクタを追加する。
  3. HTTP コネクタのアドレスを設定する。 HTTP コネクタを追加・設定
  4. HTTP コネクタの追加後、Database Select コネクタを同じフローに追加する。
  5. データベースへの新しい接続を作成し(または既存の接続を編集し)、プロパティを設定する。
    • 接続を「Generic Connection」に設定
    • Required Libraries セクションでCData JDBC ドライバのJAR ファイルを指定する(例:cdata.jdbc.api.jar)。 JAR ファイルを追加(Salesforce の場合)。
    • RabbitMQ の接続文字列にURL を指定

      RabbitMQ Management HTTP API について

      RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。

      HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。

      Basic 認証の設定

      RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

      管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:

      1. サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
      2. 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
      3. RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。

      RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:

      • AuthScheme:Basic に設定します。
      • URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
      • User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
      • Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。

      接続文字列の例:

      Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;
      

      利用可能なテーブル

      RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:

      • Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
      • Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
      • NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
      • Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
      • Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
      • Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
      • Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
      • Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
      • Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
      • VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
      • VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
      • Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
      • Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
      • TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
      • Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
      • OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
      • Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
      • GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
      • VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
      • UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
      • FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
      • DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
      • AuthAttempts - ノードの認証試行統計
      • ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
      • WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
      • ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
      • ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
      • QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング

      組み込みの接続文字列デザイナ

      JDBC 用のURL の作成にサポートが必要な場合は、RabbitMQ JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行してください。

      		java -jar cdata.jdbc.api.jar
      		

      接続プロパティを入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    • Driver クラス名をcdata.jdbc.api.APIDriver に指定します。 設定したデータベース接続(Salesforce の場合)。
    • 「接続テスト」をクリックします。
  6. SQL Query Text をRabbitMQ のデータをリクエストするためのSQL クエリに設定します。例えば、
    SELECT ,  FROM AuthAttempts WHERE NodeName = 'rabbit@hostname'
    Select オブジェクトを設定(Salesforce の場合)
  7. Transform Message コンポーネントをフローに追加します。
  8. Output スクリプトを次のように設定して、ペイロードをJSON に変換します。
    %dw 2.0
    output application/json
    ---
    payload
            
    Transform Message コンポーネントをフローに追加
  9. RabbitMQ のデータを閲覧するには、HTTP コネクタ用に設定したアドレスに移動します(デフォルトでは、localhost:8081):http://localhost:8081。Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用可能な他のツール内で、RabbitMQ のデータをJSON として利用できます。

これで、カスタムアプリケーションおよび他のさまざまなBI、帳票、ETL ツールからRabbitMQ のデータを(JSON データとして)扱うための簡易なWeb インターフェースを作成できました。Mule アプリケーションからお好みのデータソースにアクセスできる、JDBC Driver for API の30日の無償評価版のダウンロードはこちらから。

はじめる準備はできましたか?

API Driver で RabbitMQ のライブデータに接続

RabbitMQ に接続