【MCP】RabbitMQ × Claude Desktop 連携ガイド | AI でデータを徹底活用

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData RabbitMQ MCP Server をインストールして、RabbitMQ のデータをAI モデルのClaude から分析する方法を解説します。使い慣れた業務システムのデータをAI で簡単に活用できます。



Model Context Protocol(MCP)は、LLM(大規模言語モデル)を外部サービスやデータソースにつなぐためのオープンスタンダードです。MCP Serverを使えば、Claude をはじめとするAI クライアントはJira チケットの作成、 Slack への投稿、GitHub ブランチへのコミットなど、各種SaaS に固有なさまざまなアクションを実行できます。この記事でも紹介するとおり、業務システムのデータにアクセスすることでかなり高度なデータ分析でもAI に「お願い」するだけで完了できます。

本記事では、CData RabbitMQ MCP Server のインストール手順、 RabbitMQ への接続設定、さらにClaude Desktop 上でデータについて質問する方法までを、ステップバイステップで解説します。ぜひ皆さんのAI 活用にお役立てください。

事前準備

本記事の手順を実行するには、以下の準備が必要となります。
  1. Claude アカウントの取得
  2. Claude Desktop のインストール

ステップ1:CData MCP Server のダウンロードとインストール

  1. まずはCData のMCP ページ にアクセスして、CData RabbitMQ MCP Server をダウンロードします。
  2. ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして実行します。
  3. 画面の指示に従ってインストールを完了させます。

インストールが完了したら、RabbitMQ への接続設定を行います。

ステップ2:RabbitMQ への接続を設定

  1. インストールが完了すると、CData MCP Server 設定ウィザードが自動的に起動します。

    ウィザードが自動起動しない場合は、Windows の検索バーで「CData MCP Server」を検索して、 アプリをダブルクリックしてください。

  2. 「MCP Configuration」の「Configuration Name」ドロップダウンから 「new configuration...」を選択します。
  3. 構成名を入力(cdatarabbitmq など)し、「OK」をクリックします。

    この名前はMCP Server名、およびサーバーが提供するツールの プレフィックスとして使用されます。

  4. それでは、RabbitMQ との接続を設定していきましょう。
  5. RabbitMQ Management HTTP API について

    RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。

    HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。

    Basic 認証の設定

    RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

    管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:

    1. サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
    2. 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
    3. RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。

    RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:

    • AuthScheme:Basic に設定します。
    • URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
    • User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
    • Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。

    接続文字列の例:

    Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;
    

    利用可能なテーブル

    RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:

    • Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
    • Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
    • NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
    • Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
    • Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
    • Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
    • Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
    • Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
    • Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
    • VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
    • VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
    • Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
    • Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
    • TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
    • Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
    • OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
    • Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
    • GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
    • VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
    • UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
    • FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
    • DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
    • AuthAttempts - ノードの認証試行統計
    • ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
    • WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
    • ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
    • ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
    • QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング
  6. 最後に「Save Configuration」をクリックして構成を保存します。

    構成内容は別ファイルとして保存され、Claude Desktop の設定ファイル(claude_desktop_config.json)も更新されます。そのため、 Claude Desktop 起動時にCData MCP Server も自動で起動します。

CData MCP Server の設定が完了したら、Claude からRabbitMQ のデータについて質問できるようになります。

ステップ3:RabbitMQ のデータについてAI に聞いてみる

CData MCP Server をインストールし、接続設定が終わったら、Claude Desktop からRabbitMQ データを分析・操作できます。

  1. Claude Desktop を起動します。MCP Serverの起動には少し時間がかかる場合がありますが、 起動後はClaude のインターフェースに利用可能なツールが表示されます(プロンプトバーの下の設定アイコンを確認してください)。
  2. あとは、Claude にRabbitMQ 内のデータについて自由に質問できます!RabbitMQ 内のデータについて知りたいことをなんでも聞いてみましょう。

    CData MCP Server が提供するテーブル形式とデータベースツールにより、LLM は容易にデータの探索と分析を実施できます。

AI を業務データにつなげて、業務を圧倒的に効率化!

このように、CData MCP Servers を使えばノーコードで簡単にLLM をRabbitMQ と連携してデータを活用できます。

さらに、CData が提供する20種類以上のSaaS / DB / DWH 向けMCP Server と組み合わせれば、複数の業務システムのデータをAI に連携することもできます。

まずはMCP Server を無料でダウンロードしてお試しください。

FAQ

  •   MCP は安全ですか?
  •   CData MCP Servers のベータ版にはどのような制限がありますか?
  •   利用に関してどんなサポートがありますか?
  •   このバージョンはいつまで無料ですか?
  •   CDataのMCP Servers は他のMCP Server とどう違いますか?
  •   CData MCP はどのAI プラットフォームでも使用できますか?
  •   CData MCP Servers のオープンソース版はありますか?

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