UI/UX 特化ローコード開発ツール NEXACRO BEYOND を使ってRabbitMQ と連携したアプリを開発する方法

杉本和也
杉本和也
リードエンジニア
CData API Server を使ってRabbitMQ のデータのOData API エンドポイントを作成して、NEXACRO BEYOND からRabbitMQ のデータを使ったアプリを作成する方法。



NEXACRO BEYOND は UI/UX に特化したローコード開発ツールおよびその実行基盤です。この記事では、CData API Server を経由して NEXACRO BEYOND からRabbitMQ に連携し、アプリを開発する方法を紹介します。

CData API Server は、RabbitMQ のデータの仮想OData インターフェースを提供し、NEXACRO BEYOND からリアルタイムにRabbitMQ データへ連携することができます。

API Server の設定

以下のリンクからAPI Server の無償トライアルをスタートしたら、セキュアなRabbitMQ OData サービスを作成していきましょう。

RabbitMQ への接続

Nexacro からRabbitMQ のデータを操作するには、まずRabbitMQ への接続を作成・設定します。

  1. API Server にログインして、「Connections」をクリック、さらに「接続を追加」をクリックします。 接続を追加
  2. 「接続を追加」をクリックして、データソースがAPI Server に事前にインストールされている場合は、一覧から「RabbitMQ」を選択します。
  3. 事前にインストールされていない場合は、コネクタを追加していきます。コネクタ追加の手順は以下の記事にまとめてありますので、ご確認ください。
    CData コネクタの追加方法はこちら >>
  4. それでは、RabbitMQ への接続設定を行っていきましょう! 接続設定
  5. RabbitMQ Management HTTP API について

    RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。

    HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。

    Basic 認証の設定

    RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

    管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:

    1. サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
    2. 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
    3. RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。

    RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:

    • AuthScheme:Basic に設定します。
    • URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
    • User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
    • Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。

    接続文字列の例:

    Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;
    

    利用可能なテーブル

    RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:

    • Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
    • Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
    • NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
    • Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
    • Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
    • Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
    • Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
    • Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
    • Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
    • VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
    • VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
    • Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
    • Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
    • TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
    • Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
    • OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
    • Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
    • GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
    • VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
    • UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
    • FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
    • DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
    • AuthAttempts - ノードの認証試行統計
    • ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
    • WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
    • ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
    • ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
    • QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング
  6. 接続情報の入力が完了したら、「保存およびテスト」をクリックします。

RabbitMQ Management HTTP API について

RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。

HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。

Basic 認証の設定

RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:

  1. サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
  2. 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
  3. RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。

RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:

  • AuthScheme:Basic に設定します。
  • URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
  • User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
  • Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。

接続文字列の例:

Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;

利用可能なテーブル

RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:

  • Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
  • Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
  • NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
  • Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
  • Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
  • Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
  • Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
  • Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
  • Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
  • VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
  • VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
  • Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
  • Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
  • TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
  • Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
  • OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
  • Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
  • GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
  • VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
  • UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
  • FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
  • DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
  • AuthAttempts - ノードの認証試行統計
  • ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
  • WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
  • ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
  • ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
  • QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング

API Server のユーザー設定

次に、API Server 経由でRabbitMQ にアクセスするユーザーを作成します。「Users」ページでユーザーを追加・設定できます。やってみましょう。

  1. 「Users」ページで ユーザーを追加をクリックすると、「ユーザーを追加」ポップアップが開きます。
  2. 次に、「ロール」、「ユーザー名」、「権限」プロパティを設定し、「ユーザーを追加」をクリックします。
  3. その後、ユーザーの認証トークンが生成されます。各ユーザーの認証トークンとその他の情報は「Users」ページで確認できます。

RabbitMQ 用のAPI エンドポイントの作成

ユーザーを作成したら、RabbitMQ のデータ用のAPI エンドポイントを作成していきます。

  1. まず、「API」ページに移動し、 「 テーブルを追加」をクリックします。
  2. アクセスしたい接続を選択し、次へをクリックします。
  3. 接続を選択した状態で、各テーブルを選択して確認をクリックすることでエンドポイントを作成します。

OData のエンドポイントを取得

以上でRabbitMQ への接続を設定してユーザーを作成し、API Server でRabbitMQ データのAPI を追加しました。これで、OData 形式のRabbitMQ データをREST API で利用できます。API Server の「API」ページから、API のエンドポイントを表示およびコピーできます。

プロジェクトの作成

Web API の準備が整ったのでNEXACRO BEYOND によるアプリケーション開発を進めていきます。NEXACRO BEYOND のアプリケーションは NEXACRO Studio というツールを用いて開発します。

  1. まず、NEXACRO Studio を立ち上げて新しいプロジェクトを作成しましょう。
  2. 任意の名称でProject を作成します。
  3. 作成するアプリケーションの種類は今回はDesktop としました。
  4. Template から「Full」を選択して、「Finish」をクリックします。

Form の作成

プロジェクトを作成したら、一覧画面を表示するためのForm を作成しておきます。

  1. 「File」→「New」→「Form(.xfdl)」を選択し
  2. 任意の名称でEmpty Form を作成します。
  3. 以下のようにフォームが表示できればOKです。

DataObject の作成

続いてWeb API との通信の部分を作り込んでいきます。NEXACRO BEYOND ではDataObject という機能を用いて、JSON フォーマットのWeb API との通信やデータ制御を行うようになっています。

  1. まず「DataObject」を画面に配置します。
  2. DataObject を配置すると、Invisible Object の一覧に配置したDataObject が表示されるので右クリックから「Edit」を選択します。
  3. このJson Content Editor でJSON のオブジェクト構造を確認します。ここで先ほどCData API Server で定義したリソースのエンドポイントを指定します。その際にクエリパラメータでの認証も入力しておきましょう。
  4. 併せて、今回はアプリケーションを実行したときに通信が行われるように「preload」を「true」に指定しておきました。

Dataset を構成する

今回は最終的に一覧画面を作るわけですが、一覧画面のコンポーネントはJSON のように不定形なオブジェクトだとバインディングすることができません。

そこで、一度DataObject を「Dataset」という画面上で利用できるオブジェクトにマッピングしてあげた上で、UI 上で表示できるようにします。

  1. 「Dataset」を先ほどと同じように画面に配置します。
  2. 作成したDataset の「binddataobject」で先ほど作成したDataObject を選択し、次に「dataobjectpath」を編集します。
  3. 以下のようなData Path Editor という画面で、JSON のオブジェクト構造をどのようにマッピングするかを構成できます。
  4. CData API Server で作成されたWeb API「$.value」というJSON Path でレコードに分解できます。そのため DataObject Path に「$.value [*]」と入力して、リロードし、各カラムをマッピングさせます。

Grid の作成

最後に一覧表示用のGrid を配置して、取得したデータを表示してみましょう。

  1. Grid をキャンパス上に配置します。
  2. Grid を配置後、先ほど定義したDataset をGrid 上にドラッグ・アンド・ドロップで持っていくと、以下のよう一覧画面が表示されます。

このように、CData API Server を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにAPI 連携アプリをNEXACRO BEYOND で開発できます。他にも多くのデータソースに対応するCData API Server の詳細をこちらからご覧ください。