RabbitMQ のデータにMS Access のリンクテーブルから接続!更新まで実現する方法
Microsoft Access はMicrosoft の提供するデータベースソフトであり、Excel ライクな操作で手軽にデータベースを扱えます。CData ODBC ドライバと組み合わせることで、Access からRabbitMQ を含む270を超えるSaaS / DB と連携することができます。本記事では、CData ODBC Driver for API を使って、Microsoft Access でRabbitMQ を取得および更新する方法をご紹介します。
CData ODBC ドライバとは?
300種類以上の業務システムやDB をお好みのツールとノーコード連携
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持つデータ連携ツールです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてRabbitMQ の接続を設定、2.Access 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
RabbitMQ との接続を作成
まずは、本記事右側のサイドバーからAPI ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。または、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定できます。
RabbitMQ Management HTTP API について
RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。
HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。
Basic 認証の設定
RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:
- サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
- 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
- RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。
RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:
- AuthScheme:Basic に設定します。
- URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
- User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
- Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。
接続文字列の例:
Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;
利用可能なテーブル
RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:
- Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
- Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
- NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
- Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
- Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
- Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
- Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
- Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
- Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
- VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
- VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
- Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
- Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
- TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
- Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
- OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
- Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
- GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
- VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
- UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
- FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
- DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
- AuthAttempts - ノードの認証試行統計
- ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
- WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
- ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
- ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
- QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング
ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
AuthAttempts データのリンクテーブルを作成
次の手順を実行することで、Access からリンクテーブルを作成してリアルタイムでRabbitMQ のAuthAttempts データにアクセスできます。
- Access の「外部データ」タブで「新しいデータソース」->「他のソースから」->「ODBC データベース」をクリックします。
- データの保存方法オプションで、インポートかリンクテーブルかを選択します。リンクテーブルを利用することで、AuthAttempts テーブルを読み込むだけではなく、リアルタイムでの書き込みも可能になります。
- 「コンピュータデータソース」タブで、先ほど設定した「CData API Source」を選択します。
- AuthAttempts テーブルを選択します。このテーブルについての詳細は、ヘルプドキュメントの「データモデル」を参照してください。
リンクテーブルをダブルクリックで編集
これでRabbitMQ のデータへのリンクテーブルが作成できたので、自由にテーブル内のデータを読み込み・書き込みできます。リンクテーブルは常に最新のデータを持ち、すべての変更は元となるテーブルに反映されます。
おわりに
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをAccess からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。