Web 帳票ツール PrintStream でRabbitMQ のデータを利用した帳票を作成
PrintStream は株式会社オープンストリームが提供するWeb システムでの帳票印刷、PDF 生成機能を強力にサポートする帳票ツールです。
この記事では、PrintStream と CData ODBC ドライバを使って、PrintStream でRabbitMQ のデータを利用した帳票を作成する方法を紹介します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- RabbitMQ をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにRabbitMQ のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてRabbitMQ の接続を設定、2.PrintStream 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとRabbitMQ への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからAPI ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
- ODBC DSN に必要な接続プロパティの値を入力します。 組み込みのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用してDSN を構成できます。 これは、ドライバーのインストール時の最後のステップでも可能です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレータを使用してDSN を作成および設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章を参照してください。
RabbitMQ Management HTTP API について
RabbitMQ は、複数のメッセージングプロトコルをサポートするオープンソースのメッセージブローカーです。RabbitMQ Management HTTP API は、RabbitMQ サーバーの管理データと監視データに HTTP 経由でアクセスする手段を提供します。この API では、仮想ホスト、エクスチェンジ、キュー、バインディング、コネクション、チャネル、コンシューマー、ユーザー、権限、ポリシー、クラスター全体の統計情報を取得できます。
HTTP API を利用するには、RabbitMQ サーバーで Management プラグインを有効化する必要があります。デフォルトでは、管理インターフェースはポート 15672 でリッスンします。
Basic 認証の設定
RabbitMQ Management HTTP API は HTTP Basic 認証を使用します。RabbitMQ 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
管理 API へのアクセスを有効にするには、以下のステップで進めます:
- サーバーで RabbitMQ Management プラグインが有効になっていることを確認します(rabbitmq-plugins enable rabbitmq_management)。
- 既存の管理ユーザーを使用するか、適切な管理タグ(management、policymaker、monitoring、または administrator)を持つユーザーを作成します。
- RabbitMQ Management HTTP API の完全なベース URL を控えておきます(例:http://localhost:15672)。
RabbitMQ サーバーを設定したら、以下の接続プロパティを設定して接続します:
- AuthScheme:Basic に設定します。
- URL:RabbitMQ Management HTTP API のベース URL に設定します(例:http://localhost:15672)。
- User:RabbitMQ の管理ユーザー名に設定します(例:guest)。
- Password:RabbitMQ の管理パスワードに設定します。
接続文字列の例:
Profile=C:\profiles\RabbitMQ.apip;AuthScheme=Basic;URL=http://localhost:15672;User=guest;Password=guest;
利用可能なテーブル
RabbitMQ プロファイルでは、以下のテーブルにアクセスできます:
- Overview - クラスター全体の統計情報と RabbitMQ ノードに関する情報
- Nodes - RabbitMQ クラスター内の個々のノードに関する情報
- NodeMemory - 特定のクラスターノードの詳細なメモリ使用状況の内訳
- Connections - ブローカーへのすべてのオープンな AMQP コネクションの一覧
- Channels - すべてのコネクションにわたるオープンな AMQP チャネルの一覧
- Consumers - すべてのキューに登録されたコンシューマーの一覧
- Exchanges - すべての仮想ホストで宣言されたエクスチェンジの一覧
- Queues - すべての仮想ホストで宣言されたキューの一覧
- Bindings - エクスチェンジとキュー間のすべてのバインディングの一覧
- VirtualHosts - ブローカーに設定された仮想ホストの一覧
- VhostPermissions - 特定の仮想ホスト内のユーザー権限
- Users - すべての RabbitMQ ユーザーの一覧
- Permissions - すべての仮想ホストにわたる全ユーザーの権限レコード
- TopicPermissions - 全ユーザーのトピックレベルの権限レコード
- Policies - 仮想ホスト内のキューおよびエクスチェンジに適用されたポリシーの一覧
- OperatorPolicies - 仮想ホスト内のキューに適用されたオペレーターポリシーの一覧
- Parameters - 仮想ホストごとのコンポーネントパラメータ(例:federation、shovel)の一覧
- GlobalParameters - すべての仮想ホストに適用されるグローバルパラメータの一覧
- VhostLimits - 特定の仮想ホストに設定されたリソース制限
- UserLimits - 特定のユーザーに設定されたリソース制限
- FeatureFlags - フィーチャーフラグの一覧と、ノード上での有効/無効の状態
- DeprecatedFeatures - 非推奨機能の一覧と、その使用状態
- AuthAttempts - ノードの認証試行統計
- ClusterName - RabbitMQ クラスターの名前
- WhoAmI - 現在認証されている管理ユーザーに関する情報
- ExchangeBindingsSource - 特定のエクスチェンジがソースとなっているバインディング
- ExchangeBindingsDestination - 特定のエクスチェンジが宛先となっているバインディング
- QueueBindings - 仮想ホスト内の特定のキューのバインディング
- 入力後、接続テストが成功すれば設定は完了です。
PrintStream で帳票をデザインする
それでは PrintStream 側の作業を進めていきます。
- 今回はシンプルに以下のようなRabbitMQ のデータを一覧表示する帳票を作成します。
- 以下のようにリージョンを配置して、中にレコードとテキストフィールドを配置します。最終的にテキストフィールドにRabbitMQ のデータをそれぞれマッピングするイメージです。
- 詳しい手順は割愛しますが、ヘルプの「PrintStream」チュートリアルにある「一覧表作成」を参考にしてみてください。
PrintStream でODBC 接続を行う
デザインが完了したらODBC 経由でデータを読み込みます。
- 「印刷データウィザード」を使ってODBC 接続経由でRabbitMQ のデータを読み込みます。
- データの取得方法から「ODBC データベース」を選択し、「次へ」をクリック
- データベースの「参照」をクリックし
- 「コンピューターデータソース」の一覧から先ほど設定したODBC DSN を選択します。
- データベースの設定が完了したら、データの検索方法から「テーブルまたはビューを選択」もしくは「SQL を記述」を選択します。今回は「テーブルまたはビューを選択」を使ってみます。
- 「テーブルまたはビューを選択」では、最初に任意のテーブルまたはビューを選択します。ここでデータサンプルも表示されるので、RabbitMQ のデータを確認しながら選ぶことができます。
- 続いて絞り込み条件を指定します。任意の条件を指定してください。
- 併せてソート条件も指定しましょう。
- 最後に帳票デザインに配置した印刷フィールドと読み込んだデータ項目をマッピングします。
印刷プレビュー
印刷プレビューで実際に帳票へデータが取り込めているか確認してみましょう。
- 下図のアイコンもしくは「F5」を押下することでプレビューが実施できます。
- 以下のようにODBC 経由で取り込んでいるデータが表示されればOK です。
RabbitMQ からPrintStream へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC Driver for API とPrintStream を組み合わせることで、簡単にRabbitMQ のデータを活用した連携を実現できます。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。