CData SSIS Components を使用して Sage 300 のデータを Databricks にマイグレーション
Databricks は、大量のデータを簡単に処理、分析、可視化できる統合データ分析プラットフォームです。データエンジニアリング、データサイエンス、機械学習の機能を単一のプラットフォームに統合し、チームがコラボレーションしてデータからインサイトを得ることを容易にします。
CData SSIS Components は、SQL Server Integration Services を拡張し、さまざまなソースやデスティネーションからデータを簡単にインポート・エクスポートできるようにします。
この記事では、Databricks へのエクスポート時のデータ型マッピングの考慮事項を確認し、CData SSIS Components for Sage 300 と Databricks を使用してSage 300 のデータを Databricks にマイグレーションする方法を説明します。
データ型マッピング
| Databricks スキーマ | CData スキーマ |
|---|---|
|
int, integer, int32 |
int |
|
smallint, short, int16 |
smallint |
|
double, float, real |
float |
|
date |
date |
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datetime, timestamp |
datetime |
|
time, timespan |
time |
|
string, varchar |
長さ > 4000 の場合:nvarchar(max)、それ以外:nvarchar(length) |
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long, int64, bigint |
bigint |
|
boolean, bool |
tinyint |
|
decimal, numeric |
decimal |
|
uuid |
nvarchar(length) |
|
binary, varbinary, longvarbinary |
binary(1000) または SQL Server 2000 以降は varbinary(max) |
特別な考慮事項
- String/VARCHAR: Databricks の String カラムは、カラムの長さによって異なるデータ型にマッピングされます。カラムの長さが 4000 を超える場合、カラムは nvarchar(max) にマッピングされます。それ以外の場合は、nvarchar(length) にマッピングされます。
- DECIMAL: Databricks は最大 38 桁の精度の DECIMAL 型をサポートしていますが、それを超えるソースカラムはロードエラーを引き起こす可能性があります。
前提条件
- Visual Studio 2022
- Visual Studio 2022 用 SQL Server Integration Services Projects 拡張機能
- CData SSIS Components for Databricks
- CData SSIS Components for Sage 300
プロジェクトの作成とコンポーネントの追加
-
Visual Studio を開き、新しい Integration Services プロジェクトを作成します。
- Control Flow 画面に新しい Data Flow Task を追加し、Data Flow Task を開きます。
-
Data Flow Task に CData Sage 300 Source コントロールと CData Databricks Destination コントロールを追加します。
Sage 300 ソースの設定
以下の手順に従って、Sage 300 への接続に必要なプロパティを指定します。
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CData Sage 300 Source をダブルクリックしてソースコンポーネントエディタを開き、新しい接続を追加します。
-
CData Sage 300 Connection Manager で接続プロパティを設定し、接続をテストして保存します。
Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。
- Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
- /Online/Web と/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
- ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。
Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。
Basic 認証を使用して接続する
Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。
- Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
- User:アカウントのユーザー名に設定します。
- Password:アカウントのパスワードに設定します。
-
接続を保存後、「Table or view」を選択し、Databricks にエクスポートするテーブルまたはビューを選択して、CData Sage 300 Source Editor を閉じます。
Databricks デスティネーションの設定
Sage 300 Source を設定したら、Databricks 接続を設定してカラムをマッピングします。
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CData Databricks Destination をダブルクリックしてデスティネーションコンポーネントエディタを開き、新しい接続を追加します。
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CData Databricks Connection Manager で接続プロパティを設定し、接続をテストして保存します。Databricks クラスターに接続するには、以下のようにプロパティを設定します。
注意:必要な値は、Databricks インスタンスで Clusters に移動し、目的のクラスターを選択して、Advanced Options の下にある JDBC/ODBC タブを選択することで確認できます。
- Server:Databricks クラスターの Server Hostname を設定します。
- HTTPPath:Databricks クラスターの HTTP Path を設定します。
- Token:個人用アクセストークンを設定します(この値は、Databricks インスタンスの User Settings ページに移動し、Access Tokens タブを選択することで取得できます)。
その他の便利な接続プロパティ
- QueryPassthrough: True に設定すると、クエリは Databricks に直接渡されます。
- ConvertDateTimetoGMT: True に設定すると、コンポーネントはローカルマシンの時刻ではなく、日時値を GMT に変換します。
- UseUploadApi: このプロパティを true に設定すると、Bulk INSERT 操作で大量のデータがある場合にパフォーマンスが向上します。
- UseCloudFetch: このオプションは、テーブルに 100 万件を超えるエントリがある場合にクエリ効率を向上させるために CloudFetch を使用するかどうかを指定します。
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接続を保存後、Use a Table メニューでテーブルを選択し、Action メニューで Insert を選択します。
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Column Mappings タブで、入力カラムからデスティネーションカラムへのマッピングを設定します。
プロジェクトの実行
これでプロジェクトを実行できます。SSIS Task の実行が完了すると、SQL テーブルのデータが選択したテーブルにエクスポートされます。