国産BI ツールのActionista! からSAP Business Warehouse に直接連携してビジュアライズ

桑島義行
桑島義行
テクニカルディレクター
Actionista! からリアルタイムSAP Business Warehouse のデータに直接連携して分析を実施。



CData Driver for SAPBusinessWarehouse を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSAP Business Warehouse のデータをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for SAPBusinessWarehouse をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSAP Business Warehouse のデータへの連携を設定

CData JDBC Driver for SAPBusinessWarehouse をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for SAPBusinessWarehouse をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SAPBusinessWarehouse 2019J\lib\cdata.jdbc.sapbusinesswarehouse.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSAP Business Warehouse のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # SAPBusinessWarehouse
    loader.jdbc.displayName.SAPBusinessWarehouse = SAPBusinessWarehouse
    loader.jdbc.initJdbcUrl.SAPBusinessWarehouse = jdbc:sapbusinesswarehouse:
    loader.jdbc.url.SAPBusinessWarehouse = jdbc:sapbusinesswarehouse:
    loader.jdbc.driver.SAPBusinessWarehouse = cdata.jdbc.sapbusinesswarehouse.SAPBusinessWarehouseDriver
    loader.jdbc.dbmsInfo.SAPBusinessWarehouse = cdata.jdbc.sapbusinesswarehouse.SAPBusinessWarehouseDriver
                
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

SAP Business Warehouse のデータをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、SAP Business Warehouse のデータをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSAP Business Warehouse への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:SAP Business Warehouse に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      SAP Business Warehouse に接続するには、URL プロパティを有効なSAP Business Warehouse サーバーのベースURL に設定します。ドライバーはXMLAアクセスを使用してHTTP 上でホストされたSAP Business Warehouse インスタンスに接続する必要があります。

      ドライバーはAuthScheme プロパティを通じて以下の認証スキームをサポートしています:

      • None:サーバーで使用可能な場合、匿名認証。
      • BasicUserPassword を設定し、AuthSchemeBasic に設定します。
      • Kerberos:必要なKerberos プロパティについては、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。

      デフォルトでは、ドライバーはシステムの信頼された証明書ストアに対してサーバーの証明書を確認することでSSL/TLS のネゴシエーションを試みます。別の証明書を指定するには、使用可能な形式についてSSLServerCert プロパティを参照してください。

                          jdbc:sapbusinesswarehouse:URL=https://mysapserver:8000;AuthScheme=Basic;User=username;Password=password;
                      
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSAP Business Warehouse を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSAP Business Warehouse に接続します。
  • SAP Business Warehouse への接続が完了すると、JDBC Driver がSAP Business Warehouse のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • SAP Business Warehouse のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、SAP Business Warehouse のデータのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • SAP Business Warehouse オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSAP Business Warehouse のデータを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSAP Business Warehouse のデータのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • SAP Business Warehouse キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSAP Business Warehouse のデータのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、SAP Business Warehouse キューブから表示させる項目を選択します。
  • SAP Business Warehouse キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • SAP Business Warehouse のデータをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for SAPBusinessWarehouse をActionista! で使うことで、ノーコードでSAP Business Warehouse のデータをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

はじめる準備はできましたか?

SAP Business Warehouse Driver の無料トライアルをダウンロードしてお試しください:

 ダウンロード

詳細:

SAP Business Warehouse Icon SAP Business Warehouse JDBC Driver

SAP Business Warehouse と連携する高機能なJava アプリケーションを迅速に開発・デプロイ。