国産BI ツールのActionista! からSpotify に直接連携してビジュアライズ

桑島義行
桑島義行
テクニカルディレクター
Actionista! からリアルタイムSpotify のデータに直接連携して分析を実施。



CData Driver for API を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSpotify のデータをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for API をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSpotify のデータへの連携を設定

CData JDBC Driver for API をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for API をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for API 2019J\lib\cdata.jdbc.api.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSpotify のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # API
    loader.jdbc.displayName.API = API
    loader.jdbc.initJdbcUrl.API = jdbc:api:
    loader.jdbc.url.API = jdbc:api:
    loader.jdbc.driver.API = cdata.jdbc.api.APIDriver
    loader.jdbc.dbmsInfo.API = cdata.jdbc.api.APIDriver
                
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Spotify のデータをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Spotify のデータをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSpotify への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:Spotify に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      OAuth 認証の設定

      Spotify は認証に OAuth 2.0 を使用します。クライアント認証情報を取得するには、Spotify Developer Dashboard でアプリケーションを作成する必要があります。

      Spotify アプリケーションのセットアップ

      1. Spotify Developer Dashboard にアクセスします。
      2. Spotify アカウントでログインして Create app をクリックします。
      3. アプリ名、説明を入力し、Redirect URI を設定します(デスクトップアプリケーションの場合は
        http://localhost:33333
        など)。
      4. アプリ設定から Client IDClient Secret をコピーします。

      接続プロパティ

      以下の接続プロパティを設定して接続を確立してください:

      • AuthScheme:OAuth に設定します。
      • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使うと、OAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
      • OAuthClientId:Spotify アプリケーションの Client ID に設定します。
      • OAuthClientSecret:Spotify アプリケーションの Client Secret に設定します。
      • Scope:必要な OAuth スコープ(スペース区切り)に設定します。デフォルトには、このプロファイルのテーブルに必要なすべての読み取りスコープが含まれます。
      • CallbackURL:Spotify アプリケーションで設定したリダイレクト URI に設定します(例:http://localhost:33333)。

      接続文字列の例

      Profile=C:\profiles\Spotify.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;CallbackURL=http://localhost:33333;
      

      利用可能な OAuth スコープ

      • user-read-private:ユーザーのサブスクリプション詳細と露骨なコンテンツ設定への読み取りアクセス。
      • user-read-email:ユーザーのメールアドレスへの読み取りアクセス。
      • user-library-read:ユーザーが保存したトラック、アルバム、エピソード、ショー、オーディオブックへの読み取りアクセス。
      • playlist-read-private:ユーザーの非公開プレイリストへの読み取りアクセス。
      • playlist-read-collaborative:ユーザーがフォローしているコラボレーティブプレイリストへの読み取りアクセス。
      • user-follow-read:現在のユーザーがフォローしているアーティストの一覧への読み取りアクセス。
      • user-read-playback-state:ユーザーのプレーヤー状態(デバイス、現在のトラック、再生位置)への読み取りアクセス。
      • user-read-currently-playing:ユーザーが現在再生中のコンテンツへの読み取りアクセス。
      • user-read-playback-history:ユーザーが最近再生したトラックへの読み取りアクセス。
      • user-top-read:ユーザーのトップアーティストとトラックへの読み取りアクセス。
                          jdbc:api:Profile=C:\profiles\Spotify.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;CallbackURL=http://localhost:33333;InitiateOAuth=REFRESH
                      
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSpotify を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSpotify に接続します。
  • Spotify への接続が完了すると、JDBC Driver がSpotify のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • Spotify のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Spotify のデータのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • Spotify オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSpotify のデータを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSpotify のデータのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • Spotify キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSpotify のデータのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Spotify キューブから表示させる項目を選択します。
  • Spotify キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • Spotify のデータをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for API をActionista! で使うことで、ノーコードでSpotify のデータをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

はじめる準備はできましたか?

API Driver で Spotify のライブデータに接続

Spotify に接続