ガートナー データ&アナリティクス サミット 参加レポート

by 赤塚誠二 | June 13, 2025

みなさんこんにちは、CData の赤塚です。

今回は、5月19日 (火) - 2`日 (木) の3日間にわたってグランドニッコー東京台場で行われた『ガートナー データ&アナリティクス サミット』についてレポートいたします。

ガートナー データ&アナリティクス サミットの概要

ガートナー データ & アナリティクス サミット 2025は、データ、アナリティクス、AI のリーダーが、データ & アナリティクスの最新トレンドやデータ管理、データのガバナンス、アーキテクチャなどの最新情報や知見を得るために、将来に向けた価値を提供するコンファレンスです。

会場にはリーダーシップ、AI、アナリティクス、データ管理、ガバナンスの5つのテーマに分かれたセッション会場や、スポンサーによる展示ブースが並ぶエリアなどがあり、終日非常に多くの方々で賑わっていました。

セッションやプログラムの内容については公式サイトで公開されていますのでぜひご覧ください。

CData のセッション

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CData からは『「作って終わり」から「使われ続ける」ダッシュボード・データ分析基盤構築の進め方』と題して、グロービス経営大学院様との共同セッションを行いました。
データ基盤やダッシュボードのプロジェクトでは「作る」ことが目的になりがちですが、作った後に現場で使われ続ける仕組みにできるかが最も重要なポイントです。

本セッションでは、『継続して使われるデータ分析基盤』をシステムと組織の仕組みの両方から構築した話を、グロービス経営大学院様での試行錯誤や工夫を交えながらリアルにお話しいただきました。
こちらの内容は週間アスキーのWeb サイトでもご覧いただけますのでぜひご覧ください。
「1ミリの曖昧さもなく」データを定義 決め手はトップの「もうExcelは見ません」宣言

またグロービス経営大学院様の事例の詳細についてはCData のWeb サイトにて公開しています。
PDF 形式でのダウンロードも可能ですのでこちらもぜひご覧ください。

CData のブース

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CData のブースでは、基幹システムとの連携および、レベニュー組織を横断的に連携し、組織全体の収益増加を目指すアプローチである『RevOps 組織』におけるデータ基盤構築をテーマにした展示と、5月にローンチしたばかりのCData MCP Server の紹介を行いました。

ブースにお立ち寄りいただいた方々からは、「AI に関連した情報収集をされているのでMCP Server のデモを見せて欲しい」、「SAP、Salesforce、RDB、オンプレミス環境の基幹システムとクラウド上のDWH の連携を検討している」、「部署ごとに存在している様々なデータベースの仮想統合を検討している」などの声があり、熱心にデモをご覧いただいている様子が印象的でした。

気になるデータテクノロジースタックアンケート

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CData のブースではほぼ恒例となっているアンケートを実施しました。

回答いただく項目はData Source、Data Lake、Data Ware House、BI Tools、AI Platform に分かれており、そのようなデータをどこに保存し、どんなツールで活用しているかを可視化しています。

赤いシールはユーザーとしての回答、緑色のシールはベンダーとしてお客様に提供する立場での回答となっており、今回は特に赤色のユーザーとしての回答を中心に回答いただいています。

集計結果

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全体的な傾向としてはガートナー社主催のイベントらしく、エンタープライズ色が強めでMicrosoft エコシステムが各カテゴリで上位の結果になっています。
また、CData のブースにお立ち寄りいただいた方々の傾向としてはエンジニアよりはビジネス層の方々が多い印象で、アンケート結果としてもData Lake や DWH についてはやや回答数が少なめでした。

1. Data Source(データソース)

回答総数: 196票(ユーザー193票、ベンダー21票)

CRM・SFA が強く、 Salesforce のロゴが見えなくなるほど圧倒的なトップになっています。また、Microsoft 製品が強く、Excel、SharePoint が上位の結果になっています。
SAP ERP、Workday など大企業向けソリューションへの回答が多いのはこのイベントのカラーと言えそうです。
また、kintone、Sansan など国産製品の存在感は見逃せません。

2. Data Lake(データレイク)

回答総数: 18票(ユーザー12票、ベンダー6票)

こちらはAmazon S3 への回答が多い結果になっています。
しかし、アンケートへの回答数があまり多くないため、実際には他のベンダーの製品の利用もあるのではと思われます。

3. Data Warehouse(データウェアハウス)

回答総数: 61票(ユーザー49票、ベンダー12票)

こちらはSnowflake への回答が目立ちますが、Dr. Sumが2位にランクインと、日本製品も健闘が見られます。

4. BI Tools(BIツール)

回答総数: 78票(ユーザー66票、ベンダー12票)

こちらはMicrosoft が優位でPower BI が圧倒的トップになっています。
また、Excel の利用も根強く、従来型分析ツールとして健在な様子です。
こちらもMotionBoard が上位にランクインしており、日本製品の存在感も見逃せません。

5. AI Platform(AIプラットフォーム)

こちらはChatGPT、Geminiなど一般向けの生成AIが上位で、Copilot が最多票を獲得しています。
業務の現場へのAI の普及が進んでいる様子が明確に出た結果になりました。

アンケートにご協力いただいた皆様ありがとうございました!