ColdFusion で JDBC 経由でリアルタイム Outlook のデータをインポートしてアプリケーションを構築
Adobe ColdFusion は、Web およびモバイルアプリケーションの開発プラットフォームです。独自のスクリプト言語である ColdFusion Markup Language(CFML)を使用して、データ駆動型のWeb サイトを構築したり、REST などのリモートサービスを生成したりできます。
ColdFusion と CData API Driver for JDBCを組み合わせると、ColdFusion の Web およびモバイルアプリケーションを Outlook の運用データに接続できます。 これにより、アプリケーションをより堅牢で完成度の高いものにできます。この記事では、 JDBC Driver を使用して、ColdFusion マークアップファイル内で Outlook データを含むテーブルを作成する方法を説明します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を組み込んでおり、Outlook のデータとのリアルタイム連携において圧倒的なパフォーマンスを提供します。 複雑な SQL クエリを Outlook に発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされている SQL 操作を Outlook に直接プッシュし、 サポートされていない操作(多くの場合 SQL 関数や JOIN 操作)は組み込みの SQL エンジンがクライアント側で処理します。 組み込みの動的メタデータクエリ機能により、ネイティブのデータ型を使用して Outlook のデータを操作・分析できます。
Outlook への接続を設定
ColdFusion と Outlook 間の接続を確立するには、JDBC 接続文字列が必要です。
OAuth 認証の設定
Microsoft Graph API は認証に OAuth 2.0 を使用します。OAuth 認証情報(Client ID と Client Secret)を取得するには、Microsoft Azure Portal でアプリケーションを登録する必要があります。
OAuth 認証情報の取得
- Azure Portal にログインします。
- Azure Active Directory > App registrations に移動します。
- New registration をクリックして新しいアプリケーションを作成します。
- アプリケーション名を入力し、適切なアカウントの種類を選択します。
- Redirect URI をアプリケーションのコールバック URL に設定します(デスクトップアプリの場合は http://localhost:33333 など)。
- Register をクリックしてアプリケーションを作成します。
- アプリケーションの概要ページで Application (client) ID をコピーします。これが OAuthClientId になります。
- Certificates & secrets に移動して、新しいクライアントシークレットを作成します。
- クライアントシークレットの値をコピーします。これが OAuthClientSecret になります。
- API permissions に移動して、必要な Microsoft Graph API の権限を追加します:
- Mail.Read - メールメッセージへのアクセス用
- Contacts.Read - 連絡先へのアクセス用
- Calendars.Read - カレンダーイベントへのアクセス用
- Tasks.Read - To Do タスクへのアクセス用
- offline_access - リフレッシュトークンの取得用
- Grant admin consent をクリックして、これらの権限を付与します。
OAuth での接続
以下の接続プロパティを設定して接続を確立してください:
- AuthScheme:OAuth に設定します。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。CData API Profile for Outlook が OAuth プロセスを自動的に進め、アクセストークンを取得します。
- OAuthClientId:Azure Portal の Application (client) ID に設定します。
- OAuthClientSecret:Azure Portal のクライアントシークレットの値に設定します。
- TenantId:Azure AD のテナント識別子(GUID または 'contoso.onmicrosoft.com' のようなドメイン名)に設定します。
- CallbackURL:アプリ登録で指定したリダイレクト URI に設定します(デスクトップアプリの場合は http://localhost:33333 など)。
接続文字列の例
Profile=C:\profiles\Outlook.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;TenantId=your_tenant_id;CallbackUrl=http://localhost:33333;
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築をサポートするために、Outlook JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行してください。
java -jar cdata.jdbc.api.jar
データソースの追加とテーブルの作成
接続を設定したら、次の手順に従って CData JDBC Driver を ColdFusion の lib ディレクトリに追加し、新しいデータソースを追加し、接続をテストし、 ColdFusion マークアップファイルを作成して、最終的に Outlook のデータとリアルタイムに接続し、ColdFusion Markup Language(CFML)で記述されたテーブルに表示します。
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Outlook 用の JDBC Driver と lic ファイルを「C:\Program Files\CData[product_name]\lib」から
「C:\ColdFusion2021\cfusion\wwwroot\WEB-INF\lib」にコピーします。
cdata.jdbc.api.jar cdata.jdbc.api.lic注意:.lic ファイルを jar と一緒にコピーしないと、有効なライセンスがインストールされていないことを示すライセンスエラーが表示されます。 これはトライアル版と製品版の両方に当てはまります。
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ColdFusion 管理画面から、Data & Services を選択します。
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ここで「Add New Data Source」をクリックします。データソース名は、ColdFusion の変数命名規則に従っていれば任意の名前を指定できます。
JDBC Driver の場合は「other」を選択し、「Add」ボタンをクリックします。
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次に、ドライバーのプロパティを入力します。
- JDBC URL は次の形式で指定します: jdbc:api:|connectionString|
- 一般的な接続文字列は次のようになります:
jdbc:api:Profile=C:\profiles\Outlook.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;TenantId=your_tenant_id;CallbackUrl=http://localhost:33333;
- Driver Class:cdata.jdbc.api.APIDriver
- Driver Name は任意で、ColdFusion 管理コンソールでデータソースを識別するためだけに使用されます。
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作成した CDataOutlookJDBC データソースの左側にあるチェックマークをクリックして、接続をテストします。
データソースが「OK」ステータスを報告すれば、使用可能な状態です。
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次に、新しい ColdFusion マークアップファイル(.cfm)を作成し、ColdFusion の wwwroot ディレクトリ(「C:\ColdFusion2021\cfusion\wwwroot」)に配置します。
以下のコードでデータソースにクエリを実行します:
<cfquery name="OutlookQuery" dataSource="CDataOutlookJDBC"> SELECT * FROM CalendarGroupCalendars </cfquery>CFTable を使用すると、HTML でテーブルを素早く出力できます:<cftable query = "OutlookQuery" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"> <cfcol header="<b></b>" align="Left" width=2 text=""/> <cfcol header="<b></b>" align="Left" width=15 text=""/> ... </cftable>HTML 部分を含む完全なコードは以下のとおりです:<html> <head><title>CData Software | Outlook CalendarGroupCalendars Table Demo </title></head> <body> <cfoutput>#ucase("Outlook CalendarGroupCalendars Table Demo")#</cfoutput> <cfquery name="OutlookQuery" dataSource="CDataOutlookJDBC"> SELECT * FROM CalendarGroupCalendars </cfquery> <cftable query = "OutlookQuery" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"> <cfcol header="<b></b>" align="Left" width=2 text=""/> <cfcol header="<b></b>" align="Left" width=15 text=""/> ... </cftable> </body> </html> -
最後に、デフォルトポート 8500 でブラウザからコードをローカルで実行します。Outlook データが入力されたテーブルが表示されます。
なお、CData JDBC Driver は cfqueryparam 要素を使用したパラメータ化クエリもサポートしています。 例:
SELECT * FROM Account WHERE name =
おわりに
CData JDBC Driver for Outlook の30日間の無償トライアルをダウンロードして、 Adobe ColdFusion で Outlook に接続したアプリケーションの構築を始めましょう。 ご不明な点があれば、サポートチームまでお問い合わせください。