業務アプリ構築ツールコンテキサーで、Spotify と連携したアプリを作成する方法
コンテキサーとは、株式会社アプストウェブが提供する業務アプリケーションを構築のための純国産ノンプログラミング開発ツールです。CSVファイルやクラウドデータベース、ODBC 経由でのRDBのデータをもとに、ノンプログラミングで様々な業務アプリケーションを短時間で開発できるのが特徴です。
コンテキサーではRDBと連携する仕組みが標準提供されており、この機能を介してSQL ServerやMySQLなどにアクセスできるようになっています。そして、この機能とCData ODBC Driver for API を組み合わせることで、各種クラウドサービスのAPIにアクセスすることができるようになります。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。
- Spotify をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにSpotify のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSpotify の接続を設定、2.Active Query Builder 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとSpotify への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからAPI ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
インストール後、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを設定します。これはドライバーのインストールの最後の手順にあたります。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および設定できます。
OAuth 認証の設定
Spotify は認証に OAuth 2.0 を使用します。クライアント認証情報を取得するには、Spotify Developer Dashboard でアプリケーションを作成する必要があります。
Spotify アプリケーションのセットアップ
- Spotify Developer Dashboard にアクセスします。
- Spotify アカウントでログインして Create app をクリックします。
- アプリ名、説明を入力し、Redirect URI を設定します(デスクトップアプリケーションの場合は
http://localhost:33333
など)。 - アプリ設定から Client ID と Client Secret をコピーします。
接続プロパティ
以下の接続プロパティを設定して接続を確立してください:
- AuthScheme:OAuth に設定します。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使うと、OAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
- OAuthClientId:Spotify アプリケーションの Client ID に設定します。
- OAuthClientSecret:Spotify アプリケーションの Client Secret に設定します。
- Scope:必要な OAuth スコープ(スペース区切り)に設定します。デフォルトには、このプロファイルのテーブルに必要なすべての読み取りスコープが含まれます。
- CallbackURL:Spotify アプリケーションで設定したリダイレクト URI に設定します(例:http://localhost:33333)。
接続文字列の例
Profile=C:\profiles\Spotify.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;CallbackURL=http://localhost:33333;
利用可能な OAuth スコープ
- user-read-private:ユーザーのサブスクリプション詳細と露骨なコンテンツ設定への読み取りアクセス。
- user-read-email:ユーザーのメールアドレスへの読み取りアクセス。
- user-library-read:ユーザーが保存したトラック、アルバム、エピソード、ショー、オーディオブックへの読み取りアクセス。
- playlist-read-private:ユーザーの非公開プレイリストへの読み取りアクセス。
- playlist-read-collaborative:ユーザーがフォローしているコラボレーティブプレイリストへの読み取りアクセス。
- user-follow-read:現在のユーザーがフォローしているアーティストの一覧への読み取りアクセス。
- user-read-playback-state:ユーザーのプレーヤー状態(デバイス、現在のトラック、再生位置)への読み取りアクセス。
- user-read-currently-playing:ユーザーが現在再生中のコンテンツへの読み取りアクセス。
- user-read-playback-history:ユーザーが最近再生したトラックへの読み取りアクセス。
- user-top-read:ユーザーのトップアーティストとトラックへの読み取りアクセス。
Spotify のデータをコンテキサーに連携
以下の手順で、コンテキサーでのアプリ作成を進めます。
- アプリを作る前に、データベースへの接続情報を追加します。「データ」タブから「データベース」をクリックします。
- 以下のようにデータベース接続設定を追加する画面が表示されるので、「新規」ボタンをクリックし、先程作成したODBC 接続のDSN 名を入力します。
- エンジンはCData Driver と相性の良いMySQL ベースで指定します。それ以外のサーバやデータベースなどの情報は指定不要です。
- 接続確認を行い、「接続に成功しました」というメッセージが表示されればOKです。「登録」をクリックしてデータベース接続情報を保存しましょう。
パネルの追加
データベース接続情報の追加が完了したら、アプリを作成していきます。今回はシンプルにSpotify の一覧を表示するアプリを作成します。
- 「定義」→「パネル追加」で「データベースから」を選択し、先程のDSN名でテーブルを一覧から選択します。今回はSpotify のAlbums を指定しました。
- 「読み込みする」ボタンをクリックします。
- パネルのフォーマットは任意ですが、今回は新しいシートに表形式で追加しました。
- これで以下のようにパネルが展開され、ODBC を経由してSpotify のデータがシームレスに読み込まれました!
おわりに
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコンテキサーからコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。