ODBC 経由で R から Spotify のデータ を分析
純粋な R スクリプトと標準 SQL で Spotify のデータ にアクセスできます。CData ODBC ドライバ for Spotify と RODBC パッケージを使用すると、R からリモート Spotify のデータ を操作できます。CData ドライバを使用することで、業界で実績のある標準に準拠したドライバを活用し、人気のオープンソース言語 R でデータにアクセスできます。この記事では、ドライバを使用して Spotify のデータ に SQL クエリを実行し、R で Spotify のデータ を可視化する方法を説明します。
R をインストール
マルチスレッドや管理コードによるドライバのパフォーマンス向上は、マルチスレッド対応の Microsoft R Open や、BLAS/LAPACK ライブラリにリンクした R を実行することで補完できます。この記事では Microsoft R Open(MRO)を使用します。
Spotify にODBC データソースとして接続
Spotify への接続情報と、Windows および Linux 環境での DSN 設定手順を説明します。
OAuth 認証の設定
Spotify は認証に OAuth 2.0 を使用します。クライアント認証情報を取得するには、Spotify Developer Dashboard でアプリケーションを作成する必要があります。
Spotify アプリケーションのセットアップ
- Spotify Developer Dashboard にアクセスします。
- Spotify アカウントでログインして Create app をクリックします。
- アプリ名、説明を入力し、Redirect URI を設定します(デスクトップアプリケーションの場合は
http://localhost:33333
など)。 - アプリ設定から Client ID と Client Secret をコピーします。
接続プロパティ
以下の接続プロパティを設定して接続を確立してください:
- AuthScheme:OAuth に設定します。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使うと、OAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
- OAuthClientId:Spotify アプリケーションの Client ID に設定します。
- OAuthClientSecret:Spotify アプリケーションの Client Secret に設定します。
- Scope:必要な OAuth スコープ(スペース区切り)に設定します。デフォルトには、このプロファイルのテーブルに必要なすべての読み取りスコープが含まれます。
- CallbackURL:Spotify アプリケーションで設定したリダイレクト URI に設定します(例:http://localhost:33333)。
接続文字列の例
Profile=C:\profiles\Spotify.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;CallbackURL=http://localhost:33333;
利用可能な OAuth スコープ
- user-read-private:ユーザーのサブスクリプション詳細と露骨なコンテンツ設定への読み取りアクセス。
- user-read-email:ユーザーのメールアドレスへの読み取りアクセス。
- user-library-read:ユーザーが保存したトラック、アルバム、エピソード、ショー、オーディオブックへの読み取りアクセス。
- playlist-read-private:ユーザーの非公開プレイリストへの読み取りアクセス。
- playlist-read-collaborative:ユーザーがフォローしているコラボレーティブプレイリストへの読み取りアクセス。
- user-follow-read:現在のユーザーがフォローしているアーティストの一覧への読み取りアクセス。
- user-read-playback-state:ユーザーのプレーヤー状態(デバイス、現在のトラック、再生位置)への読み取りアクセス。
- user-read-currently-playing:ユーザーが現在再生中のコンテンツへの読み取りアクセス。
- user-read-playback-history:ユーザーが最近再生したトラックへの読み取りアクセス。
- user-top-read:ユーザーのトップアーティストとトラックへの読み取りアクセス。
DSN を設定する際に、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時のパフォーマンス向上に役立ちます。
Windows
まだ設定していない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して、ODBC DSN を作成・設定できます。
Linux
Linux 環境で CData ODBC Driver for Spotify をインストールする場合、ドライバーのインストール時にシステム DSN が事前定義されます。システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集して、必要な接続プロパティを定義することで DSN を変更できます。
/etc/odbc.ini
[CData API Source] Driver = CData ODBC Driver for Spotify Description = My Description Profile = C:\profiles\Spotify.apip AuthScheme = OAuth InitiateOAuth = GETANDREFRESH OAuthClientId = your_client_id OAuthClientSecret = your_client_secret CallbackURL = http://localhost:33333
これらの設定ファイルの使用方法の詳細については、ヘルプドキュメント(インストール済みまたはオンライン)を参照してください。
RODBC パッケージを読み込む
ドライバを使用するには、RODBC パッケージをダウンロードします。RStudio で、[ツール] -> [パッケージのインストール]をクリックし、[パッケージ]ボックスに RODBC と入力します。
RODBC パッケージをインストールした後、以下の行でパッケージを読み込みます。
library(RODBC)
注意:この記事では RODBC バージョン 1.3-12 を使用しています。Microsoft R Open を使用すると、Microsoft の MRAN リポジトリのチェックポイント機能を使用して同じバージョンでテストできます。 checkpoint コマンドを使用すると、MRAN リポジトリでホストされている CRAN リポジトリのスナップショットからパッケージをインストールできます。2016年1月1日のスナップショットにはバージョン 1.3-12 が含まれています。
library(checkpoint)
checkpoint("2016-01-01")
Spotify のデータ にODBC データソースとして接続
以下の行で R から DSN に接続できます。
conn <- odbcConnect("CData API Source")
スキーマの検出
ドライバは Spotify API をリレーショナルテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデル化します。以下の行でテーブルの一覧を取得できます。
sqlTables(conn)
SQL クエリを実行
sqlQuery 関数を使用して、Spotify API でサポートされている任意の SQL クエリを実行できます。
albums <- sqlQuery(conn, "SELECT , FROM Albums WHERE Id = '4aawyAB9vmqN3uQ7FjRGTy'", believeNRows=FALSE, rows_at_time=1)
以下のコマンドでデータビューアウィンドウに結果を表示できます。
View(albums)
Spotify のデータ をプロット
これで、CRAN リポジトリで利用可能なデータビジュアライゼーションパッケージを使用して Spotify のデータ を分析できます。組み込みのバープロット関数を使用して、シンプルな棒グラフを作成できます。
par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2)) barplot(albums$, main="Spotify Albums", names.arg = albums$, horiz=TRUE)