現代のデータチームはツール不足ではありません。真の課題は、拡大し続ける環境、短くなる更新時間、ますます複雑化するアーキテクチャ全体で、信頼性の高いデータ移動を実現することです。
CData Sync の第 1 四半期製品リリース(V26)は、この現実に焦点を当てています。今回のリリースでは、新しい連携機能を導入し、ウェアハウスとレイクハウスプラットフォーム全体でオープンテーブル形式のサポートを拡大し、自動化のより強固な基盤を構築し、実行とエンタープライズ CDC のカバレッジを向上させています。
パイプラインによるデータワークフローの連携
Sync パイプラインは、Sync 内に直接、軽量なワークフロー連携機能を導入します。インジェスト、変換、リバース ETL を個別のジョブとして管理する代わりに、既存の Sync コンポーネント全体で順序付けられた反復可能な実行を定義できるようになりました。
パイプライン機能は、一般的な運用分析ワークフロー向けに設計されており、フルオーケストレーションプラットフォームの代替ではありません。外部依存関係を追加したり、パイプラインを再設計したりすることなく、Sync 内で既に実行している処理を連携する方法を提供します。
Sync 内で複数のソース、変換、下流アクションを連携している場合、パイプラインは手間を減らし、これらのワークフローをより理解しやすく運用しやすくします。
パイプラインの詳しい解説はこちらをご覧ください。
Iceberg サポートでオープンテーブルの柔軟性を拡大
モダンなデータプラットフォームは、オープンテーブル形式への移行を加速しています。オープンテーブルは、データの保存方法とクエリ方法を分離することで、柔軟性、相互運用性、データに対する長期的な制御をチームに提供します。
Sync は、既存の Delta Lake サポートに加えて、Apache Iceberg テーブルへのデータ書き込みをネイティブサポートするようになりました。Iceberg を使用すると、データの重複や独自のストレージレイヤーを強制することなく、クラウドデータウェアハウスやレイクハウスプラットフォームからアクセス可能な、ガバナンスの効いたオープンテーブルを実現できます。
Delta を標準化するチーム、Iceberg を選択するチーム、両方を運用するチーム——いずれの場合も、Sync は単一のテーブル形式を押し付けず、データをどのように配置するかをチーム自身が決定できるようサポートします。
Iceberg についての詳細はこちらの記事をご覧ください。
Sync API 2.0 で自動化の新しい基盤を構築
Sync に、一貫性、拡張性、自動化のために再設計された API が搭載されました。Sync 環境が拡大するにつれ、構成の管理、実行のトリガー、Sync をより広範なプラットフォームワークフローに統合するための API による制御が求められています。API 2.0 は、これらのニーズをサポートする、よりクリーンで予測可能な操作インターフェースを提供します。
API 2.0 では、標準化された命名、フィルタリング、ソート、レスポンスパターンを持つ一貫したリソースモデルを導入しています。これにより、Sync を外部システムや内部ツールに統合しやすくなり、より高度な自動化やオーケストレーションシナリオに必要な予測可能性が提供されます。
この API 設計により、CData Connect AI などの Model Context Protocol(MCP)サーバーとお好みの LLM を通じて Sync をオーケストレーションすることも可能になります。このモデルでは、MCP サーバーが Sync の機能を構造化されたツールとして公開し、LLM が実際の API 呼び出しを通じて、ジョブの作成、ステータスの確認、実行の開始、結果の検証を行えるようにします。
API 2.0 の概要はこちらをご覧ください。
リバース ETL ワークフローで削除操作をサポート
CData Sync は、リバース ETL ワークフローでの削除操作をサポートするようになり、ソースデータが削除されたり、定義された条件を満たさなくなった場合に、下流システムからレコードを削除できるようになりました。これにより、運用システムは古いレコードや孤立したレコードを蓄積せず、分析とビジネスロジックの現在の状態と一致した状態を維持できます。
挿入と更新に加えて削除をサポートすることで、Sync は、動的に変化するセグメント、オーディエンス、運用データセットのライフサイクル管理を含む、より完全なデータ同期シナリオを実現します。
SAP HANA の変更データキャプチャを拡張
SAP HANA の変更データキャプチャ(CDC)をサポートするようになり、トランザクションの変更を分析および運用ターゲットにニアリアルタイムでレプリケーションできるようになりました。
SAP システムは多くのエンタープライズ環境で中心的な役割を担っており、下流システムを最新の状態に保つには、従来、重いバッチ処理やレガシーツールが必要でした。HANA の CDC は、Sync で他のエンタープライズデータベースに既に使用されている同じレプリケーションパターンに適合しながらそのギャップを埋めるのに役立ちます。
完全なリリースノートはこちらをご覧ください。上記の機能がお使いの環境にどのように適合するかを詳しく確認できます。
※本記事はCData US ブログ Q1 2026 CData Sync Release: Pipelines, Iceberg, API の翻訳です。