
こんにちは。CData Software Japan の杉本です。先日リリースされたCData Arc 2026.Q1 のアップデートでは、エンタープライズライセンスで利用可能なGit によるバージョンコントロール機能が追加されました。この記事ではバージョンコントロール機能の詳細についてご案内します。
前提
CData Arc では各コネクタの設定値はアプリケーションディレクトリ内にファイル形式で保管されています。詳細はヘルプのアーキテクチャページにも記載がございますので、合わせてご参照ください。
CData Arc - アーキテクチャ | Version 26.1.9515
新しく追加されたバージョンコントロール機能ではこれらの設定値をGit に連携することで、設定内容のバージョン管理を行うことが可能になります。
CData Arc - Git バージョン管理 | Version 26.1.9515
セットアップ
バージョンコントロール機能はGitHubや、GitLab、Azure DevOps、Bitbucketなどの主要なGit プラットフォームをサポートしています。この記事ではGitHub を利用して案内します。まずGitHub でバージョンコントロール機能で利用するリポジトリを作成します。

そしてGitHub にCData Arc からアクセスする場合は、トークンが必要になります。そのため以下のようにトークンを作成して、控えておきます。

またヘルプにも記載がありますが、バージョンコントロール機能を利用する場合はGit と Git Credential Manager が必要になります。この記事ではWindows 環境に構成したCData Arc を例にご案内します。
Windows 環境の場合は、Git のインストーラーでGit と Git Credential Manager のどちらもインストール可能です。
Git - Install for Windows
インストーラーをダウンロードしたら、インストーラーを起動して、インストールを進めます。

デフォルトで選択されていますが、Git と一緒にGit Credential Managerをインストールします。

インストールが完了したら、CData Arc を起動して、設定ページの高度な設定より、バージョンコントロール機能を構成します。

作成したGitHub のリポジトリのURL、ユーザー名、そして先ほど控えておいたトークンにを入力して、保存します。

正常に接続が確立されれば、以下のようにConnected のステータスが表示されます。

そして画面のフッターにGit 操作のメニューが表示されます。

コミット & プッシュ
それでは実際にバージョンコントロール機能を操作してみましょう。まずは以下のようなサンプルフローを作成します。

すると、フッター部分でコネクタやフローを作成した際に追加、修正された設定ファイルが記録されていることが確認出来ます。

「Commit & Push」のボタンを押すと、以下のように変更されたファイルとその差分を確認することが出来ます。そしてコミットメッセージを入力して、「Commit & Push Changes」のボタンを押すと、GitHub 側に変更がプッシュされます。

GitHub 側を確認すると、プッシュした内容が反映されていることが確認出来ます。

ヒストリービューア
コミットの履歴はアクティビティページの Commit Historyよりも確認出来ます。

まとめ
この記事では、CData Arc 2026.Q1 アップデートで追加されたバージョンコントロール機能についてご紹介しました。今回リリースされた新たなバージョンに限らず、今ご利用されているバージョンについても、設定や利用方法などご不明な点があれば、テクニカルサポートへお気軽にお問い合わせください。
この記事では CData Arc™ 2026 - 26.1.9515.0 を利用しています