Workday Wednesday:Workday と AWS でセールスデータと HR データを統合

by Jerod Johnson, 翻訳:古川えりか | September 6, 2023 | Last Updated: February 12, 2026

AWSWorkday Wednesday ブログシリーズの第3回へようこそ!今回は、CData Connect AI を活用して、スタッフの増員計画と収益性をうまく連動させる方法をご紹介します。

昨今の経済トレンドを受けて、多くの組織が「コストを度外視した成長」から「収益性を重視する」方向へとシフトしています。こうした背景から、売上予測や採用動向といったビジネストレンドの可視化・レポーティングに AWS(Amazon Web Services)を活用する組織が増えています。リアルタイムのデータ接続を活用すれば、売上データを HR データと照らし合わせて分析し、人員計画が利益目標に沿っているかを確認できます(例:売上が伸びているタイミングでのみセールス担当を増員する、など)。

AWS は包括的なアナリティクスソリューションを提供していますが、異なるシステム間のデータ統合には固有の課題もあります。たとえば、Salesforce のような CRM と Workday のような HCM のデータを組み合わせるケースです。CData Connectivity プラットフォームなら、データをそのまま残してリアルタイムにクエリする方法でも、パイプラインで統合データストアにまとめる方法でも、AWS アナリティクスソリューション上であらゆるデータを扱えます。

この記事では、Workday データを AWS QuickSight 上で売上予測とあわせてかんたんに確認し、収益目標の達成を維持する方法を見ていきましょう。

AWS の売上データ

このシナリオでは、組織がアナリティクスと予測のために売上データを Amazon Redshift へ定期的にレプリケーションしています。現在・過去の売上データと AWS の機械学習機能を活用して、次の四半期の売上上昇を予測しています。

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図1:売上予測

この予測を踏まえ、組織は採用計画が予測利益と整合しているかを確認したいと考えています。CData Connect AI は Workday と AWS 間のリアルタイム接続を提供するため、アドホックレポートの作成に IT 部門のパイプライン構築を待つ必要がありません。データの専門家が自ら、必要なタイミングでレポートを作成できます。

AWS の Workday データ

Connect AI は、クラウドプラットフォーム(AWS など)とクラウドデータ(Workday に格納されたデータなど)をリアルタイムにつなぐクラウドベースの接続ソリューションです。まず、Workday ユーザーが Connect AI にログインし、Workday の認証情報とアクセス権限を使って Workday への接続を設定します。

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図2:Workday への接続

組織の Workday エキスパートは、QuickSight で利用する Workday データのカスタマイズされた(派生)ビューを作成できます。以下の SQL(構造化クエリ言語)クエリは、必要なデータだけを絞り込んで公開する方法を示しています。

SELECT
    dateOfBirth, JSON_EXTRACT(assignedOrganization,'$[0].descriptor') AS department, [gender.descriptor] AS gender, hireDate, workdayID, jobTitle, [locationAddress_StateUnitedStates.descriptor] AS location_state, [raceEthnicity.descriptor] AS race
FROM
    [Workday1].[REST].[allActiveEmployees]

派生ビューを作成したら、次はデータセットの作成です。Connect AI はクラウド上の SQL Server インスタンスと同じように動作するため、QuickSight ユーザーは QuickSight の SQL Server 接続を利用して、Workday データからデータセットを作成できます。接続に必要なプロパティは、Connect AI の Clients ページで確認できます。

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図3:Amazon QuickSight を Connect AI に接続

プロパティを確認したら、QuickSight にログインして接続を作成し、Workday データからデータセットを作成しましょう。

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図4:QuickSight の Workday データセット

売上データと採用データの統合

QuickSight ですべてのデータセットを構築すると、Workday の採用データを、ウェアハウスに格納された売上データや予測データとあわせて QuickSight 上で確認できるようになります。

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図5:売上データ vs 採用データ

図5 を見ると、採用計画が予測売上のペースにしっかり追いついていることがわかります。これにより、新たなビジネスチャンスや顧客の需要にも対応できる体制を確保しつつ、人員の過剰配置による収益性の低下を防ぐことができます。

Workday Rising スポンサー

CData は、2023年9月26日〜29日に開催される Workday Rising のスポンサーを務めました。

CData を活用して、社内のさまざまなデータを AWS と統合する方法について詳しく知りたい方は、AWS ソリューションアーキテクトの Muz Syed との無料オンデマンドウェビナーをぜひご覧ください。

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※本記事はCData US ブログ Workday Wednesday: Combining Sales and HR Data in Workday and AWS の翻訳です。