
こんにちは。CData Software Japan リードエンジニアの杉本です。
以前、カスタムOAuth アプリ作成機能の使い方という記事で、ユーザー自身が CData Connect AI への OAuth 認証アプリをセルフサービスで作成できる機能をご紹介しました。
今回はその機能を活用して、Microsoft Copilot Studio の汎用MCP コネクタから CData Connect AI に OAuth で接続する手順を解説します。
標準コネクタと汎用MCP コネクタの違い
Copilot Studio から CData Connect AI に接続する方法は、現在2種類あります。
項目 | 標準コネクタ(CData Connect AI) | 汎用MCP コネクタ |
|---|
セットアップの手軽さ | すぐに使える | OAuth アプリの作成が必要 |
Workspace 機能へのアクセス | 直接指定不可 | 指定可能 |
認証方式 | CData 組み込みの OAuth | ・カスタムOAuth アプリ(Client Id / Secret) ・PAT(Personal Access Token)を使ったBasic 認証 |
標準コネクタ

汎用MCPコネクタ

標準コネクタはセットアップが手軽な反面、Workspace 単位の機能——たとえば特定の接続先やデータソースを絞り込む設定など——にはアクセスできないケースがあります。
汎用MCP コネクタを使うことで、こうした制約を回避し、CData Connect AI の機能をより柔軟に活用できます。そのため、ユースケースによっては汎用MCP コネクタを使って接続したい場合があるので、今回その手順を紹介したいと思います。
必要なもの
今回必要になる環境は以下のとおりです。
Microsoft Copilot Studio での標準的なConnect AI の連携方法は
CData Connect AI の設定
カスタムOAuth アプリの作成
まず、CData Connect AI 側で Copilot Studio 向けの OAuth アプリを作成します。
詳しい手順は以下の記事をご参照ください。
https://jp.cdata.com/blog/cdata-connect-ai-custom-oauth-apps
作成するOAuth アプリの設定は以下のとおりです。
プロパティ | 値 | 備考 |
|---|
名前 | 任意(例:Copilot Studio) | 管理用の名前 |
Authorization Flow | User-based (Authorization Code) | |
Callback URL | | 一旦空で作成します |
保存すると Client Id と Client Secret が発行されます。この2つは後ほど Copilot Studio の設定で使用するので、メモしておいてください。
なお、Callback URL は後ほど指定します。
これだけで、CData Connect AI 側の OAuth アプリの準備は完了です。
各OAuth エンドポイントの確認
Copilot Studio 側の設定で必要になる OAuth エンドポイントは以下のとおりです。
エンドポイント | URL |
|---|
Authorization Endpoint | https://cloud-login.cdata.com/authorize
|
Token Endpoint | https://cloud-login.cdata.com/oauth/token
|
MCP サーバーURL | https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
|
ちなみに、これらのエンドポイント情報は以下の URL からも確認できます。
https://mcp.cloud.cdata.com/.well-known/oauth-authorization-server
Copilot Studio の設定
汎用MCP コネクタの追加
Copilot Studio を開き、対象のエージェントの編集画面に移動します。
ツールタブから「+ツールを追加」→「モデル コンテキスト プロトコル」を選択します。

モデルコンテキストプロトコルの設定では任意の「サーバー名」「サーバーの記述(どんな連携を行うか?などの情報を入れておくと良いです)」と共に、以下のサーバーURL を指定します。
https://mcp.cloud.cdata.com/mcp

もしここでCData Connect AI のワークスペースに接続する場合は、以下の記事を参考にWorkspace のEndpoint のURL を指定してください。
https://jp.cdata.com/blog/connect-ai-custom-mcp-tool

OAuth 認証の設定
認証方式は以下のように設定します。
プロパティ | 値 | 備考 |
|---|
認証方式 | OAuth 2.0 | |
種類 | 手動 | |
クライアントID | カスタムOAuth アプリの Client Id | |
クライアントシークレット | カスタムOAuth アプリの Client Secret | |
認証 URL | https://cloud-login.cdata.com/authorize
| |
トークン URL テンプレート | https://cloud-login.cdata.com/oauth/token
| |
更新 URL | https://cloud-login.cdata.com/oauth/token
| |
スコープ | なし | |

設定を保存すると以下のようにリダイレクトURL が生成されます。このURL をCData Connect AI のカスタムOAuth アプリのCallback URL に登録してください。

次に進むとCData Connect AI との接続を確立する画面が表示されるので「新しい接続を作成する」をクリックします。

これでCData Connect AI へのログイン処理・認可が進むので、それが完了すればツールの設定は完了です!

動作確認
設定が完了したら、実際に Copilot Studio のエージェントを使ってみましょう。
初回アクセス時は認可のためのサインインが求められます。「接続マネージャーを開いて、」CData Connect AI のアカウントでサインインして承認することで、アクセストークンが発行され、MCP を通じてデータにアクセスできるようになります。


認可が完了したら、接続されているデータソースに対して自然言語で問い合わせてみましょう。
以下のように CData Connect AI へ OAuth で認証・認可を行い、MCP を通じたデータアクセスができていることが確認できました!

おわりに
このように、CData Connect AI のカスタムOAuth アプリ機能と Copilot Studio の汎用MCP コネクタを組み合わせることで、標準コネクタでは届かなかった Workspace 機能へのフルアクセスが実現できます。
カスタムOAuth アプリを使った接続は、Copilot Studio 以外にも Postman、Dify、Gemini Enterprise などさまざまなクライアントで応用できますので、ぜひ活用してみてください。
ぜひトライアルで色々と試してみてください。
なにかわからないことがあれば、お気軽にサポートやお問い合わせからどうぞ。
https://jp.cdata.com/contact/