ハイブリッドクラウドを活用すれば、プライベートクラウド、パブリッククラウド、オンプレミスのデータストレージや IT システムを組み合わせて運用できます。これまでのブログ記事では、ハイブリッドクラウドのメリット、レガシーとモダンなデータスタックを併用する価値、ハイブリッドクラウド戦略の立て方、そして組織の DX におけるハイブリッドクラウドの役割についてお伝えしてきました。今回は、いよいよ実践編です。
この記事では、CData Sync を使ってハイブリッドクラウドのデータストレージ環境を構築・運用する方法をご紹介します。
シナリオ:クラウドとオンプレミスの組み合わせ
セキュリティ上の理由やプライバシー関連の法規制への準拠(あるいはその両方)から、特定の情報をオンプレミスやプライベートクラウドに保管しなければならない組織は少なくありません。
今回のシナリオでは、トランザクションデータベースとして MySQL を使用している組織を例にとります。MySQL はトランザクションデータの保存に優れた選択肢ですが、レポーティングや分析のためにデータベースを直接公開するのは避けたいケースもあるでしょう。そこで、機密データは MySQL データベースで管理しつつ、分析・レポーティングにはクラウドベースのデータウェアハウスである Snowflake を活用するハイブリッド戦略を採用します。
課題:複雑でコストのかかるデータアクセス
あるシステムのトランザクションデータを別のシステムにレプリケートして維持するのは、想像以上にコストがかかる作業です。手動でデータを抽出し、別のシステムにインポートするという手間のかかるプロセスが必要になることも珍しくありません。データパイプラインを構築するという選択肢もありますが、その開発と保守には多大な時間とリソースが必要で、すでに負担の大きい IT チームにさらなる負荷がかかります。新しいシステムを導入するたびに、手動プロセスの見直しやパイプラインの再構築が求められるのも悩みの種です。
ソリューション:ロケーションに依存しないデータレプリケーション
CData Sync は、シンプルなポイント&クリック操作でデータパイプラインを構築できる、自動・継続型のデータレプリケーションツールです。250 以上の SaaS アプリケーション、リレーショナルデータベース、NoSQL ストア(MySQL を含む)から、主要なデータベース、データウェアハウス、データレイク(Snowflake を含む)へデータをレプリケートできます。クラウド、オンプレミス、あるいはその両方を組み合わせた環境に対応しています。
ハウツーガイド
オンプレミスやプライベート環境のデータをクラウドストレージにレプリケートする手順は、データソースへの接続、デスティネーションへの接続、レプリケーションジョブの設定の 3 ステップです。
1. MySQL に接続する
CData Sync で MySQL への接続を作成するには、接続タブに移動し、データソースとして MySQL を選択します。次に、サーバー、ポート、データベース、ユーザー名、パスワードなどの接続プロパティを入力します。

2. Snowflake に接続する
データソースへの接続が完了したら、次はデスティネーションへの接続です。同じく CData Sync の接続タブに移動し、デスティネーションとして Snowflake を選択します。Snowflake インスタンスの認証情報に加え、ベース URL、ウェアハウス、データベース、スキーマを入力してください。

3. レプリケーションジョブを作成する
データソースとデスティネーションの接続設定が完了したら、レプリケーションジョブを作成していきましょう。ジョブタブに移動して新しいジョブの作成をクリックし、レプリケートするテーブルを選択します。スケジュールを設定したら、「実行」をクリックするだけです。

レプリケーションをカスタマイズする
このシナリオの冒頭で、組織が機密情報の安全な保管場所として MySQL を利用していることをお伝えしました。CData Sync のカスタマイズ機能を使えば、Snowflake にレプリケートするテーブルやカラムを細かく選択できます。これにより、機密データが MySQL データベースの外部に保存されることを防ぎつつ、業務部門のユーザーが分析・レポーティングに必要なデータだけにアクセスできる環境を実現できます。

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CData Sync は、ハイブリッドクラウドの構築・運用を支援する、パワフルで使いやすいデータ連携ソリューションです。
CData Sync を使えば、あらゆるデータソース、クラウドアプリケーション、オンプレミスシステムから組織のデータを素早く統合・集約し、レポーティング、業務改善、カスタマーサクセスなど、さまざまなビジネス施策に活用できます。
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※本記事はCData US ブログ Build & Maintain Your Hybrid Cloud with CData Sync の翻訳です。